POISON GIRL BAND漫才トーク

今月も屋根裏へ。簡単に感想。若干ネタばれがありますのでご注意ください。

とりあえずネタの話。ポイズンは2本ネタをやって、2本目は物まねのネタでした。先々月くらいの新ネタ。どうしてもどうしてもあれで笑ってしまうのは本当に駄目だと思うくらいに、ひたすらいつきひろしだのもりしんいちだのの世界一いい加減な模写を見てるだけで可笑しい。それで笑うだけでいいのかと思うくらいにくだらなくて可笑しいです。やっぱり大本の発想がぶっ飛んでるのかなあと思います。いい加減なものを重ねていくうちに、さらなるほころびが出てくるのが面白くてしょうがない。それに対する吉田さんのツッコミにさえならないツッコミがとにかく冴えてて大好きでした。手元が見えずに料理する阿部さんが、何で出来たかが分かるのかと言われて「だいたい匂いで」と言ったのに対する「天才かもしれないね」とか、本当にたまらない（笑）ツッコミじゃないんですもん。同意でさえない。かわいそうな子を刺激しないように適度な距離を保って受け流す構え。言葉選びも手伝って本当に面白いなあと。

1本目は私の知らないネタで、新ネタだったのかな。何かに挑戦したい、という前置きで、写真集を出すとか、野球のプロテストを受けるとか。どれも面白かったんですが、圧巻だったのが五輪開催地のくだり。少し前のポイズンによく見られた不条理さが絶好調で、大いに笑いました。五輪のくだりだけで1本のネタに出来そう、というか私が見たいだけなんですけど、それくらい好きでした。色々言いたいけど入口からボケだから言えないなーもどかしい（笑）阿部さんのボケも不条理で楽しいし、吉田さんの返しがこれまた素敵でした。写真集のくだりの「いっこカブトムシいたら気ぃとられる」のあたりとか（笑）これ、どこかでまた見たいなーと思ってます。

トークはまったりと。「売れるにはギャルに人気が出ないといけない」とか。そもそもギャルに人気なんてあったためしがない、という話をしていて、ギャルは中身からっぽくらいのことを言っておいて、「褒めてるんですよ、今日来てる人」というまとめ方をする吉田さんはどうかと思います（笑）
後は、阿部さんがパソコンを買った話。かっこよさを追求してMac、しかもシルバーだそう。意外と見た目から入る人なんだなーというのが新鮮で面白かったです。インターネットとかできるようになった？と聞かれ、「今日やっとエロ画像見られるようになった」と臆面も無い阿部さんが最高です。
あとは、根建さんと松橋さんと富士サファリパークに行った話。よっぽど楽しかったみたいで、阿部さん話してる間ずーっと「楽しかったなあ…」と呟いてました。しかし根建さんはともかくこんなところにまで出てくる松橋さんがちょっとすごい。
阿部さんのお兄さんのお子さんのお話も。お兄さんに子供が生まれてから、あからさまにご両親からの連絡が途絶えたらしい（笑）
吉田「寂しいの？」
阿部「寂しいなんてもんじゃねーよ」（笑）

アホマイルドとハローケイスケさんとの時間は、ケイスケさんの何年かぶりのデートの話に花が咲きすぎて企画が中止になるという（笑）吉田さんが「次のときは待ち合わせ場所と日時をブログに書いておいてくださいよ」「みんなで行きますから」と面白がる気満々の吉田さんが面白すぎました。アホマイルドと二組で、女の子に絡んで云々みたいな小芝居もやりたいとか、みんな好き勝手言っててひどい（笑）

そんなところです。とにかくポイズンの1本目が見られてよかったーとなりました。11月は無限大ホールで1時間とのこと。行けたらいいな。