箱雑記ブログ

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プライムライブ POISON GIRL BAND漫才ライブ

プライムライブで行われた、ポイズン名義の漫才ライブ。ポイズンのネタが4本も見られるとは思わなかったので嬉しかったです。ゲストの漫才も生で見るのはエリートヤンキー以外は久々だった気がする。ポイズン→囲碁将棋→ポイズンなんて並びは贅沢すぎる(笑)以下感想。


エリートヤンキー:反抗期の子供に怒る
POISON GIRL BAND:はいどうも
囲碁将棋:「それが大事」の子供用の歌詞
POISON GIRL BAND:英語
マキシマムパーパーサム:ダブルデー
POISON GIRL BAND:三枚目のアルバムの件
アームストロング:フラれた時こそかっこよく
POISON GIRL BAND:悩みがある

ポイズンの1本目は最近よく見るネタのような気が。構造がシンプルで時間も短めなので、薄味といえば薄味のような。とりあえず阿部さんの最初のボケがくだらなすぎ可笑しすぎでいつ見ても頭から離れません(笑)あれはもはや語呂と音感の勝利ではないかな。
2本目はとても好きなネタで、前に見たときからちょっと改変されてました。「お前から日曜取り上げたから」なんていう言葉選びはザッツポイズンイズムだなあと(笑)こんなのが好きなんです。たまらない。こういうのがいっぱい重なってくると嬉しくなってくる。英語のネタは分かりやすいし(当社比)私の思うポイズンらしさも出てるように見えて、個人的にかなりお気に入りです。
3本目は見たことのないネタでした。入りからして完全に説明の足らない感じがもうツボをくすぐられまくり。ツッコミさえ文字通り置いていかれる展開(笑)自分の思考を阿部さんの言動に追いつかせようと脳内の色々な機能(というかつまりは想像力なのかな)をフル回転させる感じが、これまたポイズンの漫才を見てるなーと実感させてくれます(笑)見てるこちらは必死なのに、(一応)ツッコミ的ポジションの吉田さんが終始低温で投げやりな様子なのがまたじわじわとたまらりません。
4本目は少し前の4分×2本で見たネタで、私これすごく好きなのでまた見られて嬉しい。4分×2本で見たときには2周しかしなかったのですが、3周した!と思ってテンションが上がるあたり我ながら馬鹿だと思いました。ループするネタって4分×2本で何本か見てるんですが、ハマればクレッシェンドに盛り上がっていくすごく楽しいネタだと思うのですが、ボケの選び方によってはリスクが高いなーというのも改めて思ったりしました。勢いが殺されちゃったりする可能性があるのが。2周目3週目がもっともっとぶっ飛んでいったら俄然楽しそう。


久々に生で囲碁将棋の漫才を見られました。やっぱり大好きです。もうツボだらけで嫌になる(笑)ポイズン以上に立ち話な漫才なんですけど、ボケをあまりにもボケっぽく言わないところがその所以なのかな。いかにもボケっぽく言わないから、どっちがボケを言ってても違和感がないというか。違和感がなさ過ぎて自然と流れていっちゃうこともあるんですけど(笑)その流れていっちゃう話や言葉選びが実はよくよく考えるとやたらとおかしなことになってる、というあたりが囲碁将棋は本当に可笑しい。やっぱり自分の中で反芻が必要な漫才てことかも。こういうところもポイズンに近いものがあると勝手に思ってるんですがどうでしょう。もう明らかに語呂が悪いのを途中で「目を瞑ってきた」と持ってくるあたりとか好きだなあ。そのくせWiiの使い方がくだらなすぎて秀逸だったりして(笑)それにしても根建さんの数々のあほの子的リアクションこそが文田さんの胡散臭いボケの数々を支えているなあと改めて思ったものです。ポイズンも基本定番的な漫才の形がないですけど、囲碁将棋も本当にいろんなパターンのネタがあって、幅広い。枠がないというか。立ち話的だからこそ、でしょうか。
エリートヤンキーは先日の単独でのネタ。これも好きだなあ。西島さんの漫才芝居がなんだか上手になったような気がするのは私の気のせいか(笑)悩む様子の大袈裟さが適度にアップしているような。トップバッターだったせいか、若干お客さんの空気が重かった気がするんですけど、橘さんがそれをなんとか自力で引き上げようと奮闘する様が頼もしすぎました。ひっぱたかれても痛々しさがない橘さんて素晴らしい(笑)
マキシマムパーパーサムは本当に久々に見た気がします。この日唯一の正統派ツッコミであるつよしさんの楽しさはやっぱりいいなあ。「鈴鹿サーキット試乗会」で散々笑いました。つよしさんの話し方と声には特定の単語を面白くする力がある気がした(笑)長澤さんのボケは人が良い感じがとってもいいなあ。気持ちよく笑えます。
アームストロングはもはや定番と思える漫才の形。それにしてもグーで殴る際のあの音にいつも驚かされる・・・。安村さんはあのツッコミ(というか何というか。笑)の形でいつも必ずきっちり笑いをとってのけるのがすごい。


その他、覚えていることなど。


・去年カリカさんが「カリカM-1に出たいです!」というライブをやったことから、このライブのタイトルを「POISON GIRL BANDM-1で優勝したいです!」というタイトルにされそうだったらしい(笑)
・ゲストの皆さんもネタをしてもらう、という話を聞いていた阿部さんが、「応援しにきたんじゃないの?」(笑)
吉田「だとしたら俺全員帰ってもらうよ」
エリートヤンキー登場時。
エリートヤンキーの立ち位置は向かって左が橘さん、右が西島さん。それをポイズンのふたりが挟んでトーク
阿部「おっきいのとちっちゃいのとで分かれましたね」
橘「偉いもんで髪長いのと短いのとでも分かれてます」
橘さんは現在イタリアキャラまっしぐらで長髪気味(笑)
NSC時代はボケツッコミが逆だったエリートヤンキー
最初のネタ見せのとき、ボケだった橘さんはネタ見せ中に目がうるうるしてきて「もうボケたくねえ」とツッコミ転向を志願してきたそう。
橘「『面白いツッコミやるから!』って」(笑)
囲碁将棋登場時。
背が高い3人と、小さい阿部さんというすごい絵(笑)
・吉田さんが根建さんに「顔だらしないね」と。
吉田「口から上はちゃんとしてるのに」
酷い(笑)
マキシマムパーパーサム登場時。
Yシャツの前ボタンを4段目くらいまで開けたスタイルで出てきた長澤さんに爆笑。胸毛が見えないのがまた中途半端だとかなんとか。
吉田「顔塗ってんの!?」←ドーランを
長澤「塗りました!」
吉田「嘘でしょ?なんで?」
長澤「ロシモンの中須が『塗るのと塗らないのとじゃウケが違う』って」(笑)
・シャツどころか、ジーンズのチャックが開いていることを阿部さんに指摘される長澤さん。
長澤「ここは本当に、ごめんなさい!」(笑)
・アームストロング登場時。
完全にシャツのボタンをほぼとっぱらってはだけて出てきた安村さん。
そしてチャックが開いててシャツが飛び出てる栗山さん(笑)
・安村さんの良く分からないボケに対処できないポイズン二人。
阿部「俺らどっちもツッコミじゃないからな」
栗山「俺らもどっちもツッコミじゃないんで」
ボケ4人が並ぶ漫才ライブ(笑)
阿部「お客様の中にツッコミの方はいらっしゃいませんか!」(笑)
考えてみると囲碁将棋もツッコミがいないような人達なので、舞台上10人いてツッコミが2人しかいないというありえなさ。
・エンディングの告知にて、現在神保町花月でやっているお芝居の宣伝をする根建さん。
この日で2日目が終わったところなのに、「一昨日からやってます」と言い出して、共演者のポイズンが驚く(笑)
吉田「一人芝居?」
一人芝居の内容について無茶振りで説明させられる根建さんの地獄。そして噛みすぎ(笑)


以上です。濃い漫才ライブで満足でした。M-1も始まってるし、個人的にもいよいよ年末に向けてって気分になってきました。