箱雑記ブログ

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屋根裏部屋 POISON GIRL BAND新ネタ×トークLIVE

2回目の屋根裏部屋。朝から東北出張だったのですが、飛んで帰ってきました。間に合ってよかった。


今回のゲストは個人的に待ってましたのグランジ。前回もいた来八が今回も来ていてコントを披露。前説+アシスタントのファットボーイ、元デンジャラスくんはどうやら名前が本名になった模様です。そして元デンジャラスくんは、先日半蔵門線であの甲本ヒロト氏に会って、声をかけてお話をしたのだとか。気さくで腰の低いいい人だったそうです。月に一度のファットボーイ情報でした(笑)



ネタは、ポイズン→来八→ポイズン→グランジ(ゲスト)→ポイズンの順。ポイズンは新ネタ3本。有限実行の吉田さん。
1本目はホームラン打ったときのガッツポーズの仕方、というポイズンらしいネタ。そのままホームラン打ったときにどうやってガッツポーズするか、を吉田さんが阿部さんに教えるネタなのですが、素材はシンプルなのに扱い方が捻くれててとても可笑しい。肘が伸びるタイミングが間違ってるガッツポーズのインパクトが凄い(笑)ボケが並ぶだけのネタになる?と途中まで見てて思ったのが、ちょっと裏切られる形で転がっていくのが好きでした。
2本目が学校行事のネタ。もうネタバレなしに説明不可能なので説明は控えます(笑)年を取ったと感じるのが学校行事関連、という、これまたシンプルな素材。途中やたらと可笑しくて大笑いした記憶があるのですが、何故なのか覚えていない。多分玉入れのくだりだとは思うのですが。詳細は割愛しますが、どうしてそうなるの、という展開が相変わらず多くて楽しい。普通だったら5段階くらい段階を踏んだところで出てくるような展開が、ポイズンの漫才は最初の段階でぽんと出てくるので、こっちの貧相な想像力を軽々と飛び越される感覚がたまらない。
3本目は優柔不断のネタ。どんどん分からなくなるなあ(笑)自分が優柔不断だと談じる阿部さんの理由がへんてこ、というネタなのですが、そのへんてこさ加減がとても馬鹿馬鹿しくて良いのです。他のネタもそうなのですが、これは特に、今後どうにでもなるというか、やりようによってはいくらでも面白くなりそうでわくわくしました。どうしてもポイズンは新ネタのときって荒削りというか固まってないなーというところがあって、個人的にそれが良いときと気になるときがあるのですが、今回はこの先が楽しみになる印象でした。相変わらず万人が好むものではないと思うのですが、私はやっぱり嫌いじゃないです。
ただ、前回の島根と鳥取のネタと同じくらい「これだ!」と思えるネタが無かったな、というのも正直なところ。私があのネタが好き過ぎるというのも大いにあるのですが、そういう意味では前回に比べるとインパクトが弱い気もする。3本とも面白かったし良く笑ったのですが。
あと、特に2本目と3本目に言えることなのですが、オチの持っていき方がどれも酷くて最高(笑)特に2本目は、確かオチだけ下の方向へ急展開したような記憶があるのですが、あれはいいのだろうか(笑)


ゲストはグランジで、ジャンケンのネタ。多分去年のM-1の3回戦で見て以来かな、と思うのですが、久々に見てもやっぱり面白かった。あのネタはずるいわー。舞台上で飛び上がりながらすれ違う遠山さんと五明さんのシルエットが目に焼きついて離れませんから。
ネタの登場時まで誰がゲストか分からなかったのですが、グランジが出てきてお客さんが沸いて、それで遠山さんの相好が総崩れになってテンションが跳ね上がったのが客席から手に取るように分かったのが面白かった(笑)大さんも、出てくるなり口が止まらなくて喋りっぱなしで、とにかくこの二人のはしゃぎようったらなかったです。隣の五明さんの冷静沈着ぶりがかっこよく見えるほどに。


ゲストトークでは、子供の頃やってたゲームや見てたテレビの話。DQとかね、私は完全にピンポイントなので聞いてて楽しくて(笑)大さんはDQ4が一番面白いそうです。3章のトルネコのところが好きなのだとか。はがねのつるぎへの憧れとか(笑)すごい分かる気がしておかしくて。
わくわく動物ランド」だの「ポワトリン」だの、懐かしすぎるキーワードがごそごそ出てきて、笑えてしょうがなかったです。世代ですね。「ショーバイショーバイ」大好きで見てたし、「クイズ年の差なんて」も楽しかった。遠山さん良く覚えてたなあ。大さんは「お笑いウルトラクイズ」を見て芸人になろうと思ったのだそうです。何となく分かるような・・・。
グランジの歴史についても結構ちゃんと話してました。グランジ初心者の私としてはありがたい限り。遠山さんはNSC4期の申込みをしようと電話したけど締め切っていたから5期になって、その5期に入るまでの間に銀座7丁目劇場や渋谷公園通り劇場へ見に行ったりしていたのだそうです。公園通りに初めて見に行ったときに配っていたチラシに「脅威の新人現る 犬の心」と書かれていたとか(笑)*1
五明さんは、高校の時にお友達とコンビを組んでいて、その時点でtwlのライブなどに出ていたそうで、びっくりしました。阿部さん曰く、芸歴先輩なんじゃないの、と(笑)ちなみにそのときはMCがあべこうじさんが組んでいたコンビだったりしたと。遠山さん曰く、五明さんがツッコミだった頃は、「めっちゃシュッとしたツッコミだった」そうです。MCも出来るし、「すごいんですよ!」とのこと。
遠山さんは、バンドを組んでいた頃(LUNA SEAとかやってたらしい)、眼鏡でドラムだったため、リズムを刻みながらずれてきた眼鏡を上げるという技を会得したそうです(笑)やってみせてくれたけど、すごかった。
5期生では遠山さんは天才と呼ばれていたそうですが、呼んでいたのはラフコントロールの森木さんのみだとか(笑)
大さんのNSC時代の相方*2が、事務所移籍するという理由で解散したそうですが、遠山さんと大さんも作家さんの紹介で組んで、五明さんの加入も作家さんの紹介ということで、大さん曰く「mixiユニットみたいなものですよ」とのこと(笑)このとき、五明さんは「僕的には良かったんですけどね」と言い、遠山さんが「いやいや、僕こそよかったですよ」と言い合っているのが可笑しくも微笑ましくてよかったです。
で、吉田さんにも「ボケとツッコミのバランスが・・・」と言われるグランジでした。遠山さん曰く「俺達の永遠の課題」(笑)キャラ的に言うと、グランジは実質ツッコミ+ツッコミ+ボケ、なのだそうです。大さんて本当に色んな意味で凄いんだなあ。


トーク後半になると、とにかく大さんが動物好きで、動物モノのドキュメント番組が大好きで、動物に関する知識が半端なくて、阿部さんととても楽しそうに話をしていたことが印象的でした。印象的っていうか、半分くらい動物トークだった(笑)大さんがそこまで動物好きとは知りませんでした。
動物最強は何だ、という話が白熱しまして、大さんはゾウ(なぜか途中から「エレファント」と英語で話す大さん)、遠山さんはクマ、吉田さんはゾウガメ、五明さんはキリン、等々。ちなみに千原ジュニアさんはトラと言っていたそうです(吉田さん情報)。
佐藤「でも戦国時代加藤清正がトラ退治してただろ」
遠山「そしたら加藤清正が最強になっちゃうじゃん」
この会話が妙にツボで笑ってしまったので書き留めておきます(笑)
大好きな動物トークがたくさんできて、阿部さんが稀に見るご満悦ぶり。「めっちゃ楽しいわーーー」ともらしてました。よかったよかった。


コーナーは「無記名大喜利」ということで、大喜利の回答を、名前を書かずに回収し、それを混ぜて配って、自分のではない大喜利の回答を読み、一番つまらないと思うものを指摘しあう、というもの。一番つまらないと言われた回答を書いた人が罰ゲーム(ファイティングトーマスくんにお尻を蹴られる)
大喜利はやっぱり面白くていいです。大さんの回答がことごとく突き抜けてて素晴らしい(笑)大さんの回答だけは毎回絶対これだろう、と分かるんです。遠山さんと五明さんは好調で負け知らず。阿部さんは、最初の絵の回答(他の人が読み上げると分かっているのに!)を最後の最後まで引きずるという阿部さんらしいずるい戦法(笑)面白いから余計にずるい(笑)阿部さんはいつもこういう場面だと、そもそも戦いのフィールドを自分だけ別に移しちゃうのが凄く上手い。
吉田さんは不調というかなんというか・・・3回中2回罰ゲームでした。ファイティングトーマスくんは少林寺拳法の使い手だそうで、吉田さん普通に痛そうでした。体はるポイズンは新鮮。
大喜利は、個人的に「美人で優しい自慢の姉のショックな寝言」という大喜利での、遠山さんの回答『はい、カメムシならいけます』がお気に入り。
アメリカ版サザエさん、何が違う?」というお題での、『三河屋さんがハーレー』は遠山さんと五明さんどちらの回答でしたか。これも好きでした。グランジトークではアレな出来だった遠山さんが・・・波が激しいよ(笑)
同じお題の、大さんの回答の中に消されていた『タマが星条旗カラー』という回答は最高でした。なぜ消しちゃったのか、もったいない!(笑)
大喜利、やっぱりいいなあ。TOCやってくれないかなあ。


エンディングにて、神保町花月こけら落としの座長をポイズンが務めるという告知がありました。お芝居ですか。どんなものが出てくるかまったく予想が着かなくて、なんか落ち着かないです(笑)ただ、俄然7月が楽しみになってきました。
あとは、この次の日にあるルミネのイベントでTOCやります、という告知を、行けない私は歯軋りして聞いてました。いけた方、羨ましい!そろそろ本気でTOC復活求む、です。

*1:これは犬の心トークライブでの「1年目は受けてた、すごかった」という話の裏づけになるのでは。時期的にもちょうどいいし。

*2:元WAGEの宇内さん。