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平成ノブシコブシ大劇場 六回目 〜5期と9期はどっちがすごいのかスペシャル〜

屋根裏のポイズンに後ろ髪引かれつつ原宿へ。9期があんなに揃うのを見るのはいつぶりだろうと考えたのですが、ひょっとすると結構以前に見に行った9期vs10期ぶりかもしれないです(笑)ノブシコブシをちゃんと見るのも久々でした。以下ネタに関しては極力ネタバレを控えてかなりざっくり流れと感想を。



そういえば、ノブシコブシ大劇場に来るのは、いつかのザ・パンチとポイズンがトークゲストの時以来でした。


ノブシコブシトーク
・土日のバスでの営業における色々。
渡辺直美嬢の熱烈なファンのご家族がバスを追いかけてくるが、吉村さんが窓から顔を見せたとたんにバスを追い抜いていく、とか。吉村さんはどうしてこう、ちょっと哀れな様子が似合ってしまうのか。
バスの中を歌で盛り上げるだけ盛り上げて、10分後には寝てしまうという吉村さんについて、徳井さんが「あの起承転結、見せてあげたい」(笑)
・この日の楽屋における、徳井さんの人気に僻む吉村さん。
徳井さんの周囲には、同期も後輩も集まって大変にぎやかだったそうで、それが悔しいらしい吉村さん。
吉村「俺んとこなんて5GAPの秋本しかこねえ!」
別に特別な話はしていない、みたいなことを言う徳井さんに、かちんとくる吉村さん。
吉村「暗に『俺は人を集めるオーラがある』と言ったんだな?」
徳井「いやもう病気じゃん!」
徳井さんからすると、吉村さんは様子がよろしくないらしい。
徳井「腐った豚みたいな顔してるから近づきにくい」
言いたい放題すぎる。
・バイトの話。
キシモトマイさんのバイトの話。「靴屋で万引きを未然に防ぐ」バイト。しかし防げない(笑)


■ネタ

えんにち:心理テスト
囲碁将棋:J-WALK
エリートヤンキー:おもちゃが夜動く
ラフ・コントロール:道案内
平成ノブシコブシ:金を借りたい

えんにちのネタを久々に見ましたが、アイパーさんのあのキャラとちょっと可愛い感じをブレンドしてる様子がついつい楽しい。
囲碁将棋は相変わらずで大好きです。いつも思うんですけど、あれやってる方はこんがらがったりしないんでしょうか。そして相変わらず本当にただの若者二人の立ち話然としすぎててつくづく不思議で面白い。
エリートヤンキーはなんだかアドリブ部分も含めて無性に楽しかったです。橘さんの「なかなか楽しい漫才をするコンビとして活躍しよう!」ってとっさに出てきたにしては名言過ぎる(笑)「お前は俺のおもちゃ」などと言われて「もっと遊んで!」とすぐさま返すあたりが橘さんの凄みである気がします(笑)基本橘さんの返しって、つっこむんじゃなくて、乗っかっちゃうんだなあ(笑)
ラフコンは相変わらずの安定感。変に崩れることがないのって、重岡さんの強心臓もさることながら、森木さんのあの投げやりなのに妙に可愛げのある対応ぶりに笑っちゃうというのもあるかもしれないなあ。
ノブシコブシは新ネタでしょうか。ネタの題材がそもそも横暴で笑います。そもそもお金を借りる側なのだから立場的に弱いはずが、理不尽なほどに堂々と金を出せという態度なのが可笑しい。


■しずるとトーク
・暗転中にネタについて徳井さんに「ごめん」と謝っていた吉村さん。徳井さんに嫌がられる(笑)
・呼び込まれたしずる。池田さんが人差し指を一本立てながら「ナンバーワン!」と叫びつつ入ってくる。
村上さん曰く、「池田は最近『ナンバーワン』と言っちゃう病気」らしい(笑)そして毎回何のナンバーワンかも用意してない。
吉村「何のナンバーワンなんですか」
池田「健康ナンバーワン!」
・椅子に座ってトークゲスト、という状況が感慨深いという村上さん。
村上「言っても先輩ですから」
吉村「思ってないだろ」(笑)
・2年前は無限大で前説をしていたしずる。後輩オリラジの前説は屈辱。
前説での鉄板は、「直毛担当の村上です」「池田担当の天然パーマです」。池田さん曰く「前の方の席の人達が喜んでくれる」(笑)
ノブシコブシは前説で、カリカのネタ「笑い袋」をパクったことがあるらしい(笑)
・人気がありすぎて困るくらいのことを言い出す池田さん。
村上「最近池田がしずるに胡坐かきすぎなんですよ!」
・池田さんは最近トークが丁寧らしい(笑)
・人気の差の話。
池田さんよりも村上さんの方が人気があるだろう、という話から。
baseよしもとのイベントにゲストで呼ばれたとき、池田さんが先に出て行ったら「誰?」みたいになったが、後から村上さんが出てきたときにわー!となり、ワンクッション置いて「…てことはあっちも!」でわー!となった、と(笑)
ノブシコブシにもその傾向はある。
徳井さんが先に出て行っても反応がなく、吉村さんが派手に出てくるとわーとなる、という二段階の反応について身に覚えがある様子。
村上さんが「これ、池田には話してないんですけど」という前提で、上手からの登場の場合は池田さんが先に登場で村上さんが後に登場だが、下手からの登場の場合は立ち位置の関係で村上さんが先に登場となる、と。実際池田さんが先に出て自分で反応が返ってくるのは気持ちがいいので、できれば下手からの登場でも池田さんに先に出て欲しい、という話(笑)
池田さんが無言で村上さんの手をひっぱたく(笑)
池田「お客さんにネタ見てもらおうってときにてめえの気持ちよさって!」
ちなみにノブシコブシは、どちらの袖から登場しても徳井さんが先に出て行くことになっているらしい。
ケチャップナイトのこと。
吉村さんはケチャップナイトに呼んで欲しいのに呼ばれない、と。徳井さんは、実は何度かオファーを受けているが出てはいない。
なんでだと言われて、村上さんが「吉村さんをゲストに呼んだらそのまんまだから」と(笑)
村上「コンビの裏の人を呼んでるんです」
徳井「…それは俺に失礼だろ!」
・過去のゲストは五明さんなど。あと福田さんも家城さんも来てくれたことがある。
ここから家城さんの酒癖の話に(笑)村上さんの酒癖が、家城さんに似ているという話。村上さんも自覚があるようで、見てると悲しくなってくるらしい(笑)
村上「駄目なんですけど、すごい似てるんですよ」
吉村「そうだ!二代目家城だ!」
違いは眉毛があるかないか。
・池田さんによる、村上さんの起こし方。
一度寝たらまったく起きない(このあたりも家城さんに似ているそうな)村上さんの起こし方を池田さんは知っている。
池田「ヘソに氷を置くんです」
そうすると15分後くらいに起き出すそうです。なんて気の長い話だ。
・池田さんも一度家城さんと飲んだことがある。
その時、酔っ払った家城さんが、池田さんの顎を5発ほど殴ってきた、と。
やられた池田さんは腹が立ち、「酔ってて覚えてないと思って」先輩の腹に一発入れたそう(笑)
そして膝から落ちる家城さん。話を聞いていた一同爆笑。
・村上さんが家城さんのようにならないためには?→眉毛をそらない。
ていうかもう十分アレな気がしますがそこんとこどうなんでしょう。
・ここにきて、しずるのベーシック情報に迫るノブシコブシ
しずるはNSCで出会ったコンビ。
NSCにて、4月〜6月の間、ピンでやっていた池田さんはヒーローだった。
吉村「うちで言う遠山大輔と同じだ!」
村上「北海道から来たジャックナイフ!」
吉村「ただ、今はただのプラスチックのスプーンだけどな」
・池田さんのNSCにおける最初のネタを披露。
鉄パイプ、殴られる、マルチーズ
・6月までヒーローだった池田さんが、7月以降講師に怒られるようになった。
理由はグロいネタをやるようになってから。
池田「ライスのせいなんすよ」
当時同じクラスだったライスがグロくて面白い世界観のあるネタをやっていたため、それに影響された池田さんもグロいネタを作ったが、池田さんのはただグロいだけのネタだったらしい。
内容を聞いて、徳井さんが「どこで笑うの?」と聞きながら爆笑するというサイコぶり。
・村上さんの旧コンビ名は「ピスタチオ」、池田さんの旧コンビ名は「チョコサラミ」。
これにライスがついて食べ物だらけのクラス(笑)
・秋くらいに双方が解散。時期が時期だけに、既に他の人達はコンビを結成してしまっており、相方がいないのがお互いくらいに。
その仲を取り持ったのがライスらしい。相変わらずの頻出単語ぶりです。
・一度解散しているしずる。
NSCを卒業して5月くらいに解散。言い出したのは村上さん、理由は「池田が怖い」。
村上「目が怖かったんですよ。白目がゼロになるんです」
ヘビみたいだということで、ヘビが大嫌いな村上さんは耐えられなかった、と(笑)
さらに、お互いがプライドが高くてぶつかる、という点も。
村上さんは、以前のコンビだと自由にできたのに、池田さん相手だとそれが出来なくて、鬱陶しかったと。
村上さんはお兄様が同期にいたので*1、そっちでうまくいくかな、というのもあったとか。
・結局半年後に元サヤ(笑)
・解散している間、池田さんはまたもピンで活動。曰く「暗黒時代」とのこと(笑)
その頃のネタも披露。以前から時々目にする「ワキガボクサー」のネタを、こんな形でちゃんと見ることが出来るとは!感激です(笑)
・先ほどのネタも、ワキガボクサーのネタも、なかなか面白くてウケるのだから、そのテイストでR-1もやればいいのに、池田さんはやらない。それが気に食わないという村上さん(笑)
池田さんは過去R-1で2回出て2回ともゲロのネタで参加していたらしいです(笑)*2


■5期vs9期
ノブシコブシを交えた5期と、しずるも交えた9期で対決。でも対決の内容は何も決めていないということで、その場その場で対応していくという斬新な形式(笑)

・畑中さんがいつもの感じで出てきて中央でわちゃわちゃやっているのを、同期が「そろそろ戻っておいで」「しんちゃん自分で落とせないんだから」と(笑)畑中さんの同期における愛され方がすごい。
・対する5期は、ピース又吉さんが来ているものの、綾部さんが欠席。
吉村さん曰く、綾部さんは「ノブコブNG」だそう(笑)
・5期における9期の印象→眼鏡率が高い。
重岡「しんじろうと西島を抜かしたら色悪いぞ!」
西島「(橘に)色悪いって言われて声ちっさくなるんじゃないよ!」(笑)
・強いのは誰だ、という話に。
5期には何しろ重岡さんがいます。
その時、なぜか後ろの方から無言でするっと出てくる関町さん(笑)
何も言わないうちに村上さんや西島さんに止められて後ろに戻される。
重岡「(関町に)喋れねえ奴出してくるんじゃねえよ!」
・9期には文田さんが。文田さんは格闘技歴10年。テコンドーやボクシングもやっている。
以前ラフコンのトークライブにて、ハイキックで森木さんの頭を越せる、というのを試したところ、森木さんの頭にヒットするという事故がおきてしまったそうで、この場でもう一度ためすことに。
池田「えぐれえぐれ!」
森木さんはしり込みしまくりでしたが、見事に成功。
文田さんの「数学科卒の格闘家」というキャラの複雑さについつい笑う。変な人です。
・モテるのは?
望月さんが登場。望月さんは女子は誰でも口説けると豪語する男。
重岡「こいつイタイんです!」
重岡さんに、「僕と奥さんバイト一緒にしちゃだめです」となぜか自信満々に言ってくるらしい。
重岡「うちの嫁がなんでバイトすることになってんだ」(笑)
とにかく女子にもてることに関してはずっと自信ありまくりの望月さん。
重岡「俺、お前6秒でいけるわ」
以降手のふるえが止まらなくなる望月さんに笑う。
でも同期から見ると、望月さんは確かにモテる、とのこと。
吉村「どういうところが?」
田所「彼女が二人いたりな!」
田所さんのぶっこみはこんなところでも健在(笑)
アイパーさんは7人まで知っているらしい(笑)
池田「(望月さんは)金使うんすよ」
池田さんの見も蓋もない言い方も健在。
・対する5期は、やっぱり吉村さん。
吉村さんの遊びは尋常じゃない遊び、だそう。そして5期は吉村さんだけではない。
重岡「5期には性に対して貪欲な奴が3人いる」
吉村さん、重岡さんと、本日ノブコブNGのあの方(笑)
吉村「3人揃うと龍になります」
・顔がいいのは?
橘さんは顔はいい。合コンで座っているとモテる。でも場所移動等で立った途端に女の子が帰ろうとしだす(笑)
橘さんは、顔は180センチある顔だ、と。
村上「180ある実はただのもこみちじゃないですか」
一方5期の顔代表は秋本さん。橘さんと並べて「昭和の男前」と言われる。
・さわやかなのは?
村上さんのさわやかさを押すが、重岡さんは村上さんを気持ち悪いと言ってはばからない(笑)
・重岡さんと村上さんのさわやか対決(振り向いて笑顔、でどちらが爽やかか)→ドロー。
・学歴は?
9期には大卒・もしくは大学中退がたくさん。
5期に関しては、「5期=高卒」らしい。
・ラフコンの二人は定時制
重岡さんは、後輩に塗装業を営んでいる人がいたらしい(笑)
森木さんは5年かかって卒業したらしい。
・スポーツとか。
又吉さんは、大阪代表に選ばれたこともあり、名だたる現役Jリーガーと学生時代に戦ったこともある。
ラフコンは定時制だったので、バスケ部もサッカー部も何回か勝てば全国大会にいける、故に二人とも全国大会経験者。
・歌とか、物まねとか。
重岡さん、最近よくやる猪木シリーズを披露。
村上「なんで物まね芸人じゃないのにそんな安定感あるんですか」
対する9期は、なぜか関町さんが押し出されて前へ出てくる。
関町「逆に聞きたい。何ができると思うんだ」(笑)
大喜利対決。
又吉さんvs田所さん。お題をさらりと提案する西島さんがさすが。
そして又吉さんの回答もさすがでしたが、田所さんも負けてなかったのもさすが。
・けんだま対決。
又吉さんvs村上さん。
見る限り、お二人ともかなりお上手そうでしたが、けんだまそのものが使いにくそうな様子でした。
・最後に運試し。
トランプを1枚ずつ引いて、ハートのAを出した方が勝ち。
一周目は誰も出せず、2周目に突入。この時点で残り枚数が十数枚。
ひとりずつ順番に見せていくが、なかなか出てこない。
最後、吉村さんと畑中さんが残ったところで、二人同時にカードをオープン。なんと吉村さんがハートのAを引き当てているという、劇的な終わり方。ものすごい引きの強さ。
吉村「恐らくコンバットが年内に復活するんじゃないかと」(笑)


以上です。
面白かったです!あれだけの人数でわちゃわちゃすると、どうしてもごちゃごちゃで収集がつかなくなりそうなイメージだったのですが、全然そんなこともなく。途中ちょっとだけ失速した気がしますが、十分面白かったです。
当然なのですが、同じ同期の集まりでも、5期と9期では全然カラーが違って面白いなあと。5期の皆さんは何となく大人というか、地に足がついているというか、落ち着いているというか。芸暦的に当たり前なのかもしれませんが、お互いがべたべたした様子でもなく、個々がしっかり自分達の役割を把握していて、適度な距離感で連帯している感じがしました。ちょっとかっこいいなって思えるくらい。
9期の場合は、芸暦をそこまで重ねているわけでもないからか、不思議と浮ついた空気がある気がします(笑)塊として勢いを感じるというか。いつも思うのですが、殊更に悪ふざけが過ぎる集団というイメージです(笑)考えてみれば、9期において何かの悪ノリや悪ふざけが勃発したとき、止めるのは西島さんくらいしかいない(笑)コンビにおけるボケ担当の人なのに!
共通するのはピン芸人さんの独特の立ち振る舞いでしょうか。ライオンさんも本当に愛されてるなーと思うし、畑中さんに関しては何をか況や。愛さずにいられないポジションてことなのかもしれません。
ノブシコブシとしずるのトークも新鮮で面白かったです。池田さんのピンネタが見られただけでも行った甲斐がある、かもしれない(笑)
同期というくくりはやっぱり楽しいなあと実感しました。またこういう機会があったら、5期も9期もぜひ集まっていただきたいなあ。

*1:ヒロキング氏。今は元気にサラリーマンをやられているんでしたか。

*2:しかも最初は1回戦落ちで、次の年に同じネタで出たら1回戦を突破したそうな。