箱雑記ブログ

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言語遊戯王2 昼の部

以前ブラッツであった言語遊戯王に行ったらそりゃもう面白かったので(主に山里さんが)、今回も行ってきました。そういえば久々に他事務所芸人さんが参加するライブを見た気がします。
最近ちょっとしたきっかけで吉本以外の芸人さんをちゃんと見に行こうキャンペーンが勃発してまして、そんな中でオードリーとTHE GEESEが見られるというのは願ったり叶ったりの昼公演。しかもカリカもライスも見られる!隙が見当たりません。
とはいえ、ゲームそのものの流れを書き出すにはちょっと難しいゲーム企画ですし、ここはひとまず、山里さんのMCにおける魅惑の山里語録を中心に、素敵発言を流れ無視で書き連ねていこうと思います。これが出来るのは山里さんが出ているライブだけです。それと感想をちょろっと。




・ライブ開始時、ルールの書いてある紙をご覧下さい、とお客さんに指示した山里さんが、紙をとりだす客席のざわざわを受けて
山里「カリスマ予備校教師ってこんな気持ちなんでしょうねー」


・この日の文科系な出演者を見に来たお客さんに対して
山里「スマスマよりもタ モリ倶楽部が見たいみたいな」


・客席をつっきって入場してくるライス関町さんを見ながら
山里「遅れてきたお客さんじゃありません!」


・目を覆いたくなるほどのよれよれジャージによれよれグレーのパーカーを頭にかぶって登場したカリカ家城さんを見ながら
山里「ワーキングプアの方ではありません!」


・ここでも関町さんは山里さんに「手芸部のブス」として紹介される。田所さんはもちろん「栃木のゲーマー」「栃木ジャッキー」。
以後、関町さんは山里さんに最後まで略して「ブス」と呼ばれる。


・オードリー若林さんの佇まいに対して
山里「浪人の自習室に居ない?」


・相変わらず春日ぶり一直線のオードリー春日さんに対して
山里「僕はまあまあ賢いオウムと喋ってるんですか?」


・春日さんの喜び方に
山里「大社長の喜び方ですよ」


・一回戦を突破してのけた春日さんについて聞かれて
若林「わりかし出来なくもないんですよ。吉田戦車読んでますから」


・この日、前日の夜のオールナイトライブから家城さんと一緒だった関町さん。酔っ払った家城さんと一緒に家城さん宅へより、寝てしまった家城さんを時間になったら起こし、動かない家城さんを引きずって下北沢へ。
関町「ブサイクと付き合うただのブスです」


THE GEESE尾関さんが、解説時にちょくちょく悪気のなさそうな口調で毒を吐く。
尾関「薬やってるんですかね」
山里「今の薬はバファリンのことですから!」←客席に


カリカ林さんが登場して椅子に着席し、机にうなだれる様を見て
山里「タイトルをつけるならリストラですね」「家族には言えないみたいな」


・林さんとの対戦について
田所「一見親子でゲームしてるだけですからね」


・【毛 沢 東】【以上恋人未満】という出札の際
山里「『国は治めるけどキスはイヤ!』みたいな」


・春日vs家城対決について
山里「雑誌で言うとジャンプvsブブカみたいな」


・山里さんに背を向けて着席する春日さんを見て
山里「春日の背中の広さはなんだ」「ちょっとしたシステムキッチンくらい広い」


カリカ林さんが再び登場して登場して椅子に着席し、机にうなだれる様を見て
家城「もっと早く奥さんに言っておけばよかったのに!」


・若林vs林について
家城「これは別に進路面談じゃないですよね?」


・若林さんと対戦することについて
林「やっぱりね、林が若林に負けるわけにはいかないんで」
家城「若林が成長して林にはなんねえから!」


・何のきっかけか忘れましたが
山里「甘やかされてごめんなさい」


・若林vs林について
山里「すごい細胞を発見する二人ですよ」


・若林vs林の対戦で若林さんが勝利した後
林「しょうがないです。今日から小林になります」
若林「僕は今日から大林に」
家城「素子以来ですよ」


・決勝オードリー対決について
若林「結構温厚な性格なんですけど、ぶっ潰してやろうと思います」


・全ての対戦が終了して、出演者全員集合
山里「(オードリー以外は)朝8時にパチンコ屋に並んでる人達ですね」


・エンディングにて
山里「ブス!」
関町「ブス!」「…なんでブスって返しちゃうんでしょう」


・さらにエンディングにて
春日「ブス!」
山里「(関町に)なんでちょっと嬉しそうなんだ」




以上です。
春日さんの発言が少ないのは、春日さんが解説にまわることがなかったのと、発言以前に既に面白いみたいなところがあったから(笑)


面白かったです。見るたびに思いますが、これは本当にカードを作る作家陣の皆様が凄い。せきしろさんはもちろんですが、伝説のはがき職人さんもいらしたそうで(ラジオ人間じゃないのでこういう話の凄さが体感できないのがもどかしい!)、そりゃあれだけ面白いカードが出てくるよね!と。上の句と下の句の組み合わせの妙がゲームのメインとはいえ、カードそのものの面白さで展開がいくらでも変わっていくのですが、カード1枚であれだけ見ているこちらを面白がらせてくれるというのが本当に凄い。個人的に一番ツボだったのは、下の句の【ごと撃て!】です。最高です。


決勝オードリー対決という出来すぎな展開ですが、春日さんのあの引きの強さは、そりゃ勝つよね!という。カードの強さで勝ち抜く力技。惚れ惚れしました。やはり売れている人は勢いが違う。運も巻き込んでいくんだなあ。
若林さんの場合は、カードの引きもさることながら、ポイントの入りにくい上の句でポイントを重ねていくというテクニカルな勝ち方。らしいなあ。にやにやするほどらしくて素敵でした。
それにしてもオードリーは、すっかり超売れっ子!というイメージで見ていたのですが、実際に久々に生で見る佇まいは、いかにも長い下積み期間が滲み出るような感じで、なんというか、浮ついた感じが一切なかったのが逆に面白かった(笑)貫禄もあるんですけど、あの貫禄は別に売れたから出てきた貫禄という感じではない気がする(笑)確かに勢いを感じるのに、それに見合わない、良い意味での地味さというか、しっとり感というか、ちょっとした負の感じというか(笑)山里さんの言葉を借りれば「文科系」ぶりが、見ていて心地よかったです。オードリー面白いなあ。
あと全然関係ないですが、若林さんの声がすごく好きです。あまり声好き属性ってないんですけど、妙に好きだなあと気付きました。ハイトーンボイスが好きなのですが、そこが引っかかったのかな。どうだろう。


そんな売れっ子オードリーや山里さんと同じ舞台において、一切の引けをとることなく堂々と渡り合って、なんだったら大いに自分達のカラーを見事に出し切って大善戦していたカリカに惚れ直しました。かっこいい!カリカかっこいい!
オードリーとの対決にしろ、その解説にしろ、売れっ子とは反対に位置するような仕事ぶりの人達(テレビ出演の回数とかそっちの意味合いで)であると思うのに、本当に、引けをとることなく抜群に面白かったです。私の贔屓目もあるだろうし、山里さんとの相性の良さもあるかと思うんですけど(なんせ黒ひげ仲間)、それにしても面白かった。
客席でけらけら笑いながら、「こんなに面白いんだから、カリカ売れないかなあ、売れて欲しいなあ」としみじみ思った次第です。カリカはネタだけじゃなくて、こういうガヤでの面白さや瞬発力も素晴らしいから、本当にこれを狭い世界だけにとどめておくのはもったいない、世に知られてほしいなあと。たまにシュール的迷路に迷い込むこともあるけれど(笑)この日は特にバランスよく面白くて、カリカの面白さが吉本を知らないお客さんにもいっぱい伝わった気がして、とにかく嬉しくなったのです。


THE GEESE(ライブだったのでこちらの表記で)も楽しかったー。高佐さんのひとり言語遊戯王レーニングぶりに笑う。すごく楽しそうなのでちょっとやってみたい(笑)尾関さんは、解説におけるあまりにも悪気のなさそうな毒舌の数々に相当笑わせていただきました。あののほほんとした佇まいからあんな毒が出てきたらそりゃ笑います。ちょっと伊藤ちゃんを彷彿とさせる悪気のなさ(笑)
ライスは田所さんも言ってましたが、結局他事務所芸人さんと対戦することなく師匠カリカに負けるという、ライスらしい健闘ぶり(笑)いろんな意味で期待を裏切らないでいてくれます。オードリーやTHE GEESEお目当てのお客さんには、関町さんは「ブスの人」と覚えられているのではという愉快な懸念を抱いています。同じ懸念は田所さんにもあるのですが、あまりにも関町さんのブス呼びかけに対する反応のよさが素晴らしすぎたので。


見にいけてよかったです。面白かったなあ。