箱雑記ブログ

色々まとめています

言語遊戯王4

昼に続いて見てきました。
この日のこのライブの見所は、山里さんの魅惑の山里語録と同時に、あれだけのメンバーの中にすっかり当たり前のようにコンビ揃って顔をそろえて参戦しているライスの存在です。多分。
ゲームの中身そのものを書き出しても伝わらないことこの上ないので、相変わらずの調子で山里さん語録を中心に、素敵発言を連ねてみます。あとはちょっとだけ感想。




・お客さんの特に熱狂的でもない拍手を聞いて
山里「言語遊戯王名物、株主総会拍手」


・入場してきたライス田所さんに
山里「ブックオフに行く途中ではございません!」


・入場時、階段を踏み外してコケそうになるオードリー若林さん(笑)無表情(笑)


・舞台上で佇むピース又吉さんに
山里「ここの劇場の妖精的なものでは…」


ヨーロッパ企画の上田さんと並んだ平静ノブシコブシ吉村さんが
吉村「ずっと隣に地方公務員みたいな人が」


・上田さんがお客さんの様子について「ホームです」と答えたことについて
山里「上田さんのホームってブックオフじゃないんですか」


・ライス関町さんについて
山里「僕の大好きな手芸部のブス!」


・吉村さんの弱さと、その弱さを見込んで又吉さんが対戦相手に吉村さんを選んだことについて
山里「吉村シード説!」


・声優の宮野真守さんと関町さんが1回戦で対戦することについて
山里「まさに美女と野獣!」
関町「僕が野獣ってことでよろしいですか」
山里「そうです、あなたは底辺の方です!」


・田所さんに対する山里さんの「北関東を中心に活動しているゲーマー」という評について
田所「今日は髪型をファイナルファンタジーみたいにしてきました」
山里「どうする?スクウェアエニックスにちくってもいいよ?」


・意気込みを聞かれて
関町「僕は前回泥酔したカリカ家城に負けてるんで」
山里「ブサイク酔拳の使い手ですね」


・宮野vs関町について
山里「少年vsおばさんの対決になります!」


・色々よく分からないことを話してから
山里「今私は地球の酸素を無駄遣いしましたね」「ごめん地球」


・関町さんのジャンケン時の声がよかったことについて
山里「滑舌のいいジャンケンでしたねー」「千の風に乗ったジャンケンですね」


・上田vs若林について
山里「細ボーダーvs太ボーダーですね」(※お二人とも太さは違えどボーダーの服を着てました)


・登場した若林さんについて
山里「完全に風俗の待合室にいる浪人生みたいに出てきましたが」


・カードを並べる上田さんと若林さんについて
山里「私こういう光景を秋葉原ルノアールでよく見ます」「ああいう人とすれ違うととんでもない宝の地図がもらえるんです」*1


・眼鏡だらけの舞台上について
山里「この国の視力はどうなってやがる!」


・そこにいる又吉さんに
山里「何故でしょう、何も喋ってないのに『死なないで』と思ってしまいました…」


・吉村vs又吉について
山里「この二人は同期でして、力のあるコント師なのに会社にまったく押されないという…」


・その時出ていた上の句と下の句が、写真と絵の組み合わせだったことについて
上田「言語遊戯王じゃないですからねー」


・このゲームについて聞かれて
板倉「ずっとやっていたいです」「中学の時に麻雀を覚えて以来の衝撃です」
山里「せきしろさん、中国の歴史に勝ったよ!」


・意気込みを聞かれて
若林「えー持ち前の明るさで頑張りたいと思います」←棒読み
山里「見たことがないんですけども」


・吉村さんについて
山里「吉本興業には押してもらえず、センスはあるが仕事がない!」


・さらに
山里「会社からの押されなさ尋常じゃないもんな!」
吉村「お家芸ですから」
山里「お前今度体中にダイナマイト巻いて新宿の本社につっこめよ!」
吉村「トラックで『亡国万歳!』ってつっこんでやりますよ」


・若林さんに対して
山里「ネガティブボーイ、どう!?」


・又吉さんのテンションが低すぎるツッコミに
山里「オカマバーの閉店間際ですね」



すみません、思ったより長くなりました。


毎度のことですが、カードが面白すぎる!とにかく出てくるカードがどれもこれも秀逸です。ものすごい数のカードがあるのですが、本当にはずれがないので、作家さんが凄すぎるんだなあとしみじみ思いました。「ごと撃て!」がやっぱり大好きでしたが、今回好きだったのは、「のたて(ちいさなメダル5枚)」でした。ていうかカードにDQネタが多すぎて笑った。「はなかまになりたそうにこちらを見ている」「はザラキをとなえた!」「はミミックだった!」とか。皆さんハマっていらっしゃるんですね。当たり前だけど、ゲームもこうしてインプットとして熟成させちゃうというのがかっこよすぎます。DQってだけじゃなくて、その中であえてチョイスされるフレーズが絶妙。


若林さんが強すぎました!言語遊戯王を回数見ることによって、運だけじゃないセンスみたいなものの発揮しどころがやっと分かってきたのですが、若林さんはそのタイミングとセンスがずば抜けてるなあと思いました。もちろんそれを可能にする引きの強さが大前提だと思うのですが、それにしても上手い。上の句で笑いを取るというのが本当にテクニカルだなーと思うのですが、例えば下の句でポイントを取る場合は、上の句に関わらず下の句そのものにパワーのあるものが多いので、上の句と下の句のバランスが多少ずれていてもどかんとポイントを稼ぐことは出来ると思うんですが、上の句を使う場合は、そこにある下の句について、手札の中で最もインパクトのある上の句を選ぶ判断力というのが絶対に必要だと思うわけです。その判断力(つまりセンスなのかな)が若林さんはダントツだと思いました。そういうのが得意な人なのかも。
一番秀逸だと思ったのは、下の句「じゃない方」を「大助・花子」のときに出してきたところ。「じゃない方」なんてカードを若林さんが引くというその引きの強さも凄いけど、個人名が圧倒的に多い上の句の中で、コンビ名(複数形)のものに対して「じゃない方」を持ってくるっていうのが。その人“じゃない方”よりも、そのコンビ“じゃない方”の方が確かにいびつなインパクトがあるよなあ、と思って、やられたーとなりました。いやーすごいなーそりゃ連覇するわなーと、見ながらずっと唸ってました。


声優さんとして参戦の宮野さんの舞台慣れっぷりとセンスには本当にびっくりしました。無知過ぎて申し訳ないんですが、今の声優さんてすごいんですね。スタイルよくてお顔もかっこいいのでどこのタレントさんかと思ったのですが、トークのときの瞬発力とか半端無くて恐ろしかったです。関町さんのうっかり出てきた北島節に、意図的に北島節をかぶせるスキル!関町さん形無し(笑)そして言語遊戯王においてもセンス発揮で、運だけでは絶対に勝てない勝ち方で決勝まで上がってきちゃうんだから本当にすごい。ライスお得意の「正解を出す」という技を、山里さんのそれまでの解説が前フリみたいに生きる状況で出すというのは、多分高等技術なはず(笑)
板倉さんは初参戦ながらさすがの戦い方で。あと、登場時から最後はけるときまで延々ボケ倒してたのが面白すぎました。生で見るの久々だったんですけど、自由気ままにボケ倒して笑いを掻っ攫う感じがかっこよすぎました(笑)ボケてないときがないってくらいずっとボケててとんでもなかったです。本当に自由なんですけど、その自由さが嫌な感じにならないのは私が単にインパルスが好きだからだろうか。


お客さんが誰も期待していない同期の因縁対決(笑)を制して喜ぶ吉村さんが大変微笑ましかったです。本当に嬉しそうだったなあ。そして又吉さんが悔しそうだったのも素敵です。吉村さんは、決勝の解説をしていたのですが、山里さんとのコンビネーションと会話の転がし方が素晴らしく面白くて、解説に関しては決勝が一番笑いました。単に山里さんと吉村さんがきゃっきゃしてただけとも言う(笑)前回の家城さん解説のときみたいに、解説の方が盛り上がりすぎてプレイヤー側がカードを出すのを躊躇するシーンがちょこちょこありました。あと、又吉さんとの対決に心血注ぎすぎたのか、次の若林さんとの対決での吉村さんが別人みたいに下手(笑)だったのが個人的には非常に楽しかったです。らしすぎる。又吉さんはいつもどおりの存在感でさすがでした。2回解説やってましたが、佇まいが本当に独特だなあと改めて。
ヨーロッパ企画の上田さんも、初めてとは思えない善戦ぶり。もっと見たかったなあ!最初から若林さんと対決と言うのは本当にもったいなかったです。あと、若林さんとの細ボーダーvs太ボーダー対決後に「そんなに服装で弄られると思わなかった」とおっしゃっていたのが(笑)
ライス二人は今回も、対戦では大善戦するも結局二人して1回戦負けという、あまりにもライスらしい立ち振る舞いでした。ブレませんね!エンディングで田所さんも言ってましたが、最初にライス対決にしちゃえばどっちかは必ず上に上がれるからそれはそれでいいんじゃないのかなあ(笑)
それにしても、恐らく会場にはライスを普段から見ているようなお客さんはほとんどいなかったと思うんですが、それでも「手芸部のブス」であれだけどかーんとなるのだから、本当に今世紀最大の例えなのだなと確信しました。山里さんが関町さんに対して「俺お前大好きなんだよー」「なんか近くにいると落ち着く」と言ってましたが、それはもしかしたら山里さんにとって関町さんという類稀な素材が鉄板を約束するものだから、だったりしないだろうか(笑)田所さんは板倉さんと本当にいい勝負を繰り広げていて、惜しかったなあと。ちゃんと「北関東を活動拠点にしているゲーマー」と言われてやっぱりお客さんが大笑いだったので、さすがというかなんというか。


そんなところです。次回も決まっているようですが、吉村さんがしきりに「でかいところでやれるよ!」と言っていたので、いつかはぜひでかいところで見たいです。基本モニターを見ていれば楽しめるゲームだから、大きいところも違和感ないかも。あとは山里さんさえ居てくれれば十分形になりそう。

*1:DQ9