箱雑記ブログ

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チョップリン単独ライブ in Tokyo 〜チョップリンコントセレクション〜

何年ぶりなのかも忘れてしまいましたが、久々に東京で生のチョップリンのライブを見ることができるということで、行ってきました。
コントセレクションということで、過去の名作が多かったですが、まったく見たことのないネタも見れまして、何より相変わらずチョップリンチョップリンらしさ満載で、とても面白かったです。以下簡単に感想。


※以下はタイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したもの
ジェイソン
ホットドッグ
塾講師
ヒップホッパー
大道具
富士山
ホモ
心臓
ボラ
初めてつくったコント

コントの合間にラジオ的なSEがはさまれていく形。なぜか小林さんの喋り方がボヤッキーに似ている、ということだけを全面に押し出してました(笑)しつこすぎて笑いました。あと、ラジオDJ役の人が回を追うごとに何かをカミングアウトしていくのも好きだったなあ。


見たことないネタで一番好きだったのは心臓のネタ。あのリアルな心臓はどうやって作ったんだろう。そして一度触ってみたいと思う私(笑)最初心臓に戸惑っていた西野さんが、どんどん乗り気になって小林さんの心臓を手にして生殺与奪の権利を握るあたりとか、可笑しくてしょうがなかったです。あと意味のないように見えるニコールキッドマンの登場(笑)
心臓を、ちゃんと手でマッサージ?してあげないと駄目というのがまた・・・その細かさ必要ですか(笑)そりゃ心臓動かなきゃ血液循環しないけど。
見たことあるネタでは、やっぱり塾講師のネタが大好きです。アホがアホを呼んでアホに拍車をかけるアホのオンパレード。前転のくだりとかが唐突過ぎて笑います。
何気に一番最初のネタも好きだったりします。暗転してるのに浮かび上がるジェイソンのお面・・・ばかすぎる(笑)そして怖さを表現してのやり取りでの、「優しさは怖い」「それフランス映画や!」というのが大好きでした。
ホモのネタも見たことあるはずなのですが、大笑いしました。短いだけにくだらなさが際立つ(笑)


最後のネタは、初めて作ったネタ、だそうですが、初めてがどうのより、ズボンのチャック全開という西野さんの面白ハプニングで頭がいっぱいでした。それを小林さんに指摘されて、「俺は閉めんぞ!」と宣言して本当に閉めずにネタを続けるんだから笑うしかない。ネタが進んでいくとあまり気にならなくなるのも恐ろしいことです(笑)後半、勢いよく立って座る動作にまぎれてすごい速さでチャック閉めてましたが(笑)
小林さんは小林さんで、たまにしか見ない私でも「ああやっぱり今回もあった」と思わせる小林さんらしいトラブルを最初のコントからかましてくれてまして、そんな相変わらずさも嬉しいような気がしないでもない。


あの独特の空気感て、ネタの内容もさることながら、お二人のキャラクターによるところがおおいにあるような気がします。小林さんのあのナチュラルに起伏の浅い感じがたまらない。変なこともバカなことも素っ頓狂なことも小林さんは全部ナチュラルトーンでこなしているという印象です(笑)
西野さんは、常識人としてつっこんでいるよりも、富士山のネタみたいに相手を酷い扱いする方が楽しいし、それ以上に一緒になってコントの内容に巻き込まれていく感じが楽しい。だから心臓のネタが好きなのかもしれません。手に持つ他人の心臓を必死の形相で叩く西野さん、面白すぎる・・・。


本当に久々にがっつりチョップリンを見ましたが、やっぱりとても面白くて、独特のチョップリンワールドはもっと見たい、と今回も思わされたのでした。願わくば、今度はもう少し短いスパンで東京に来ていただいて、欲を言えば新ネタのコントライブを見てみたいな、と。


そしてライブの帰りは関西から来ていたお友達と、美味しいお酒を飲んだのでした。その節はお付き合いいただいてありがとうでした!