箱雑記ブログ

色々まとめています

5周年アンケート結果

自分が好き勝手に始めた神保町花月に関わるアンケートですが、やっとひととおりまとめることが出来ましたので公開させていただきます。遅くなりまして申し訳ございません。
ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました!自分と身内だけだったら無かったことにしようと思っていましたが(笑)自分の予想を上回る回答をいただき、本当に嬉しかったです。アンケートとはまた別に、私個人へのメッセージなどもちょっとずついただきまして、二度嬉しい集計作業となりました。幸せ者です。
アンケート回答内容については、「ご回答いただいた内容をサイトに公開させていただいてもいいですか?」の項目に「Yes.」と答えていただいた方のみ掲載させていただいてます。また、本当にたくさんの回答をいただいたため、全ての回答、文章を掲載することが出来なかったことをお詫び申し上げます。長い文章については、勝手ながら一部省略等させていただいています。改行の修正などもしています。ご了承ください。もしも掲載された文章に不都合などがございましたら、ご連絡いただけると助かります。すぐに修正させていただきます。
省略するのが本当に心苦しかったです・・・。素敵な文章がたくさんでしたので。


アンケートご回答いただいた皆様の中で、メールアドレスを記入いただいた方には、後ほどお礼メールなど送らせていただきました。もしも「届いてないよー」「アドレス書き忘れたよー」という方がいらっしゃいましたら、遠慮なくこちらよりご連絡ください。


ひとつだけ書いておきたいのが、神保町花月の公演や出演者の皆様について、票が多い少ないという話をするためのアンケートではないということ。書かずとも当たり前のことなのですが(笑)よろしくお願いいたします。いろんな人が神保町花月について考えていらっしゃるあれこれを教えて欲しい!というだけの私の欲求を満たしていただいた、というだけです。本当にありがとうございます。
とても長くなっていますので、お時間があるときに読んでみていただければと思います。



※各項目に私の勝手な注釈がついたりしてます。すみません。私こそが一番の語りたがりなのです。



Question 1 当サイト(ブログ)へ起こしいただく際のお目当てを教えてください。(複数回答可)


POISON GIRL BAND関連   6 ]]]]]]]]]]]]] 20.69%
カリカ関連        6 ]]]]]]]]]]]]] 20.69%
東京シュール5関連    15 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 51.72%
その他東京吉本若手関連 17 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 58.62%
大阪吉本若手関連     1 ]] 3.45%
人力舎関連        1 ]] 3.45%
とりあえずレポ全般   14 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 48.28%
お笑い以外         0 0.00%
その他          3 ]]]]]] 10.34%


これは私が単純に知りたかっただけなのですが、とりあえず公開させていただきます。
過去にも同じ質問をアンケート取らせていただいた際も、その時その時の自分のブログの傾向がそのまま反映されていたので、なるほどなあ、と。本当にありがたいです。



Question 2 神保町花月でご覧になった公演で、お気に入りの公演を教えてください。(複数回答可)


こちらの結果については、ここに載せると長大になってしまうのと、上手く表示できない予感がするのとで別ページに作成しました。面倒ですみません。それと、回答していただいた皆様が足を運ばれていない公演も当然ながらあったかと思いますので、あくまでも数というより傾向という見方をしていただけると嬉しいです。多分、神保町花月が始動した当初は知らなくても最近はよく足を運んでいるという方も多いのでは、と思いますがどうでしょう。



Question 3 見に行く公演を選ぶ際のポイントを教えてください。(複数回答可)

回答なし         0 0.00%
出演者がお目当て。    29 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 100.00%
脚本がお目当て。    10 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 34.48%
演出がお目当て。     9 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 31.03%
評判を聞きつけて。    12 ]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]]] 41.38%
フィーリングで。     8 ]]]]]]]]]]]]]]]]]] 27.59%
時間が出来たらふらっと。 3 ]]]]]] 10.34%
その他          0 0.00%


出演者がお目当てなのが一番多いのは予想できたのですけれど、脚本演出でもお目当てっていうのは、やっぱりあるんですね。過去の公演で気になる脚本さん演出さんていうのも、次の公演があれば見てみたいというのも私なんかはあります。



Question 4 主演賞、助演賞を選ぶとしたら誰でしょう?


ざっくりした質問項目なので、悩まれた方もいらっしゃったようで、申し訳ないです。主演とか助演だけじゃなくて、いろんな視点で皆様書いてくださって、とっても刺激になりました。こんなの選ぶの絶対難しいよなーと自分で考えてても思うのですが、やっぱりたくさん悩んでご回答いただけたようで、ありがたいです。
主演助演等でいただいたご回答を分割させていただいたりしてます。勝手してしまってすみません。
主演・助演と書きましたが、もちろんそういったわけ方無しにご回答いただいたものもたくさんあります。また、それ以外の賞を申告していただいたりもして、見る側としてもとっても楽しかったです!自由回答形式にした甲斐がありました。なんだったらそれが狙いみたいなところもありました(笑)


・主演
カナリア安達さん』
『主演賞→カナリア安達さん』
『主演賞:カナリア安達さん 頭蓋骨を抱きしめて、本気で怖かったです。』
『主演賞:「頭蓋骨を抱きしめて」カナリア:安達さん』


安達さんに票が集まるのって本当に納得しちゃいます。「頭蓋骨を抱きしめて」の安達さんは素晴らしかったなーと改めて思い返したりしました。


『主演賞はカナリア・安達さん。「頭蓋骨〜」から「放課後アゲイン」まであのふり幅で、かついつ行ってもぶれない芝居を見せていただけるので。』


確かに、ふり幅!すごく思いました。私、「放課後アゲイン」トークライブのときに、安達さんが大士を脚本・樅野さんのイメージで演じた、と言っているのを聴いてびっくりしたのです。見ながらずっと、そこかしこの仕草とか、リアクションとかが、樅野さんぽいなーとなんとなく感じていたので、すごいな安達さん!と。


『主演:カナリア安達さんやっぱり、「頭蓋骨〜」の時の狂気に満ちた演技が観劇してから数ヶ月も経っているのに未だに脳内にこびりついて離れないあのインパクトに脱帽しました。複数回見たからこそ気付けた、絶妙な表情の演技も抜群だったですし、あれだけ惨いことを行っておきながら最後には主人公を憐れむことが出来たのは安達さんの演技力のなせる業かなと。正直犬の心池谷さんと迷ったんですけれども、安達さんは「これは凄い!」と思わされたのが2役あったので安達さんを選ばせて貰いました。』


頭蓋骨での安達さんの、あの狂気と悲しさの混在ぶりは本当に素敵でした。私もあの悲しい激情でうわーとなったので、わかるわかる!と思ってしまいました。ただ狂気なだけではない、深い悲しみや絶望感が十分伝わってくるというのが凄い。安達さんは本当にお芝居の引き出しをたくさん持っていらっしゃるのだなあ、と思います。


『主演:ミルクラ 竹内さん(ラストニュース)』
『主演はかなり迷いますが、ミルククラウン竹内さん。表情も演技もなんか地味なんだけど(←失礼)巧い。たまにものすごく重い球投げられたみたいに、ずしっと来る感じがする。カナリア安達さんや犬の心押見さんみたいな正統派演劇芝居も好きですが、意外性といったところも含めて竹内さんに一票。』
『座長主演賞:ミルククラウン(「ラストニュース」)苦悩のアナウンサーを演じた竹内さんはもちろん、普段の漫才での雰囲気と違うキャラを演じたジェントルさんに。
座長ではありませんが、コンマニセンチ竹永さん(「放課後アゲイン」)底抜けにバカで明るい前半と終盤死ぬ時のコントラストが素晴らしかったです。』
『主演賞ラストニュースより緑川圭吾役竹内健人さん』


ミルククラウン、特に竹内さんに関して言及される方がとても多くて、「ラストニュース」の竹内さんがとても好きだった私はちょっと嬉しかったです。華やかさよりも、じわじわと伝わる細かい感情の色々がとても印象的。竹内さんはもちろんなのですが、ジェントルさんの「ラストニュース」でのお芝居にだいぶ私は打ちぬかれたので、それもすごく分かるなあ!と。華もあるし、雰囲気もあるし、舞台映えしまくり!と思いました。


グランジ
『主演賞:グランジ五明・犬の心池谷→グランジ全般的に言えることなのですが、この花月が始まってから急激に成長したと思うのです。やっぱりガッツが観たいなあとつくづく思ってしまいます。池谷さんに関しては、あの池谷さんがあの桃太郎を演じきったところです。なんだかんだ言っても、一番好きな作品はMOMOなので。』
グランジ遠山さん』


グランジはさすが神保町花月常連。グランジはどんな舞台でも安心して見られるなーと思います。
池谷さんはもう!未だに私、大好きです。神保町花月マジックにかかりっぱなし。桃太郎忘れられません(笑)眩いばかりの善良な笑顔と、ぞっとするような悪の凄み、穏やかな優しさと怒りと苦悩と後悔と涙とがない交ぜになった立ち姿が鮮烈すぎました。もう、池谷さんて本当に何者なんでしょう。


『主演賞犬の心池谷さん』
『主演…犬の心』


というわけで犬の心はやっぱりすごいよなーと。池谷さんはもちろんなのですが、押見さんもさすがで、そういえば「犬G」の押見さんには震えるほどでした。徐々にどろどろとしたものが渦巻いてくる感じでぞくぞくしました。


『主演:ラフ・コントロール。』


「母ちゃん、スターになったよ。」で初めてラフ・コントロールの主演を見ましたが、さすがでした。重岡さんはどっしりとしていて憎めないキャラクターで好演されていたし、森木さんは見るたびに出来る人だ!と思います。


『主演賞は一人に決めるのが難しいですが、あえて一人挙げるとすれば「僕を忘れて」の井上マーさんです。主演としての存在感や安定感が一番あった気がします。』
『主演賞は井上マーさん。舞台映えする天性の主人公肌とは一味違った、人間味溢れる人柄勝ちのマーさんの演技にグイグイ惹きつけられます。気付けば、見ているこっちも、舞台上のマーさんと同じ表情になっちゃうほど引き込まれます。』


マーさんは何気に私、ものすごく主役の似合う役者さんではないかと思ってます。人間味、というのがすごく納得できました。いつのまにか感情移入させてくれるんですよね、不思議と。すごく人間臭い、悩めるヒーロー役とかがえらくお似合いなのです。私個人的に「ヒロイックシンドローム」のマーさんが大好きだったりするので余計にそう思うのかもしれません。


『THEMOMOTAROを始め、圧倒的な演技力を誇るのはやはり犬の心の二人だと思います。主演賞は池谷さん、助演賞は押見さんに。あ、あとは4.5階の狂気などから、カナリア安達さんにも助演賞を・・・欲張りです。(笑)』


あれもこれも!と思う気持ちは分かってしまうのでいいと思います!(笑)


『主演はカナリアさん。助演賞はピクニックさん、フォービーズの伊藤さんですね。(私が見た4作品の中だけでですが・・・)』


カナリア、ピクニックさんは強いです。あと伊藤さんは助演でも存在感抜群だし、なんだったら「ことのは」あたりでは主演でもいいくらいで。


『コンマ竹永』
『「HAPPY〜」の阿部さん、「放課後〜」の竹永さん、「凛」のピクニックさん。』


阿部さんのオタク役、けなげで大好きでした。「放課後アゲイン」の竹永さんはある意味鉄板ですよね!オトメメンで見たときも花があったし、もっと出て欲しいと思います。


『主演賞:トレンディエンジェル斉藤さん(スターの光!!)助演賞:国崎恵美さん(プリンスオブサンタクロース)
選ぶの難しすぎですね。助演賞をあげたい人は山ほどいます。ピクニックとかピクニックとかピクニックとか(笑)』


難しすぎですよね、すみません。そういえば「スターの光!!」は斉藤さんが完全に主演でしたね。国崎さんはもういろんな意味で素晴らしすぎて忘れられません(笑)また出ていただきたいなあ。ピクニックについては下記でも大旋風が。



・助演
『助演賞→ピクニックさん』
『助演賞ピクニック』
『ピクニックさん(「凜」他)10代を演じさせたらダントツだと思います。(10歳〜高校生)』
『助演賞:ピクニックさん ソビエトの「いい音ー!」で死ぬほど笑ったので。』
『助演賞ダントツでピクニックで。いや、李太郎@あべこうじと迷わなかったら嘘になりますが・・・。ピクニックは神保町花月で見る以前から、これまでの間に抜群に自分の中での評価が上がった分を加味して。あとどの演目でも、主役を食う寸前の存在感なのが目を見張りました。ソビエトでは大柄な共演者に囲まれたなかでの、ホワイトジャッカルとしての存在感。凛では、ストーリーテラーとしてぶれない、芯の通った演技を貫いて。カーテンでの、工藤さんと壁を挟んでの合図の送りあいには涙が止まらなかったし。「かあちゃん、スター〜」では10歳という設定に無理を感じさせず、そして最後の最後にぞくっと決める。「信頼と安心のピクニック」です。』


ピクニックさん大旋風!これも無理もないなーと思ってしまうのでした。出演作品でのお芝居がそれぞれ偏らず、どれも記憶に残っているというのがいいなあさすがだなあ、と。いろんなキャラクターを満面なく演じきっているということなのかな、と素人考えで思ってます。ところで「信頼と安心のピクニック」ってキャッチフレーズってどこから出てきたんでしょう(笑)的を射すぎてて聞くたびに感動します。


『助演:あべこうじさん、押見さん(THE MOMO-TARO)』
『助演賞はやっぱりあべこうじさん。周りの演者さんを翻弄するほどボケ倒して、締めるところはきっちり締めてくれる。なくてはならない存在です。キャラが強いかと思いきや、いろんな役柄に染まることが出来、公演ごとに全く違う顔を見せてくれるところが大好きです。』
『助演はもう文句なしに、あべこうじさんで。脇役なのに主役食っちゃってる、って芝居されるかたは沢山いらっしゃいます。もちろん、あべさんも。でも彼の場合はそれだけじゃなくて、ちゃんと脇役に徹することもできる。芝居の振幅が+100から−100まであるんでしょうねー。それとMOMO-TAROであべこうじが李太郎を演じていなければ、神保町花月は今のように評価される劇場になっていなかったのでは……とすら思ってしまいます。ちょい大袈裟ですが。』
『助演賞:「THE MOMO-TARO」あべこうじさん正直、この項目は一人ずつに絞るのに迷いました…』


あべさんはもう、人気どころの話でなく(笑)脇にいてくれて、こんなに安心できてこんなに場のしまる人もなかなか居ないのではないかと。メリハリがすごくあるというイメージですね。脇でふざけまくったりするのに、絶対に芝居を壊すことがないというのが、あべさんの神保町での凄みなのかなーなんて思います。「脇役に徹する」というのがすごく分かる気がしました。言うほど簡単なことではないと思うのですが、その中でさらに脇役にしか残せない味を残してくれるというのが凄い。いつかは一度くらい主演をやって欲しいという気持ちもあったりします。だめかなあ(笑)


『助演賞:イシバシハザマ硲さん(「カーテン」)ネタ以外では∞トークやラゴリトークでしかこの方の感じを知らなかったので、演技の巧さに本当にビックリしました。』


「カーテン」の硲さんは確かに深みのあるお芝居するんだなあ!と驚いた記憶があります。キャラクターのふり幅がすごかった。


椿鬼奴さん(「コーポきよはる804」他)ストーカー、マドンナ、ホームレス狂気とアウトロー女優。』


アウトロー女優というネーミングが素晴らしい(笑)鬼奴姐さんは、実は相当凄みのあるお芝居をされる方だと思います!


『助演賞は、フォービーズの伊藤さん。「スターの光!」「東北ラブストーリー」で拝見したのですが、どちらも本当に素晴らしかった…特に「東北〜」の舞台裏まで智也の母で居続ける姿勢には感服です。芸人的な助演賞だと、ラフ・コントロールのおふたり。どんな芝居を見ても笑ったなあと思って帰れる、芸人さん見たなあと思って帰れる空間を作ってくれるので。』


伊藤さんは目下一番泣かされた女優さんかもしれません。私も「スターの光!」での伊藤さんで打ち抜かれて以来、見るのが楽しみな女優さんです。あの時の、前半の蓮っ葉で小汚い女性が、終盤赤いドレスをまとって変身して出てきた、あの鮮やかさもさることながら、変身した中にも蓮っ葉さが残っていてぎこちなさが出ているというのが、すごい!と感激したのでした。文字通り目が覚めるような思いでした。
ラフコンの神保町は、確かに笑いに関しては太鼓判という気がします。重岡さんの神保町でのスタンスって徹底してますよね。


『助演…グランジ(五明さん)』
『助演賞…ハッピーな片想いの五明さんmixiに「雅さんでーす!」という名前のコミュニティができるぐらいですから(笑)キャラの強さはピカイチかと。』


そんなコミュニティがあるんですか!知りませんでした!探してみよう、ぜひ入りたい(笑)
五明さんは主演もいいですけど、脇を固めるときのいぶし銀ぶりがたまらないと個人的に思ってます。グランジの中で一番若いのに一番いぶし銀(笑)


『助演賞プリンス・オブ・サンタクロースより山内健太役遠山大輔さん』


あの遠山さんはすごかったです(笑)遠山さんのふり幅も好きです。何でもこなせてしまうところが。


『助演:フルーツポンチ。ピクニック。』


フルーツポンチはもっと見てみたい芸人さんです。若手公演に引っ張りだこですけど、「僕を忘れて」のように、先輩方の中でじわじわ味を出すのも見てみたい。


『助演賞としては、チーモンチョーチュウ・菊池さんです。「THE MOMO-TARO」でも「タイムリミット」でもとても惹きつけられる演技をされていたと感じました。』


菊地さんは見ていて本当に安心できるなあといつも思います。そしてとても器用だな、と。個人的には「東北ラブストーリー」の菊地さんがすごく好きだったりします。


『《主演賞》犬の心池谷さん(MOMO)カナリア安達さん(4.5階、頭蓋骨)ラフ・コン森木さん(博極)ミルクラ竹内さん(ラストニュース)カリカ家城さん林さん(難民)
《助演賞》グランジ遠山さん(ハッピー)タカダ大貫さん(ハッピー)あべこうじさん(MOMO)ラフ・コン重岡さん(仮面)ピクニックさん(ソビエト、カーテン)ミルクラジェントルさん(ラストニュース)平田敦子さん(ラストニュース)工藤史子さん(カーテン)ジャンニー八木さん(カーテン)しずる村上さん(ことのは)LLR福田さん(声)コンマ竹永さん(放課後)』


オールスターの様相ですね!たくさん選んでいただいてありがとうございます。我ながら本当に決めかねる項目だなあと思ってしまいました。



・その他
『特別賞(?):ゆったり感江崎さん(「パパはヒットマン」他)演じた登場人物の年齢の幅がダントツなのではないでしょうか?(中学生〜127歳)
リョウイチケンイチ(「何者でもない俺たち」他)神保町花月発のデュオが、まさかTVに出る日が来ようとは』


江崎さんが演じた役の年齢の幅、と言われて、思い出してみて、確かに!と感激しました。キャラクターも幅ありますよね。実は結構神保町で見るのが楽しみな方だったりします。
リョウイチケンイチがTVに出ていたのは存じ上げませんでした。素晴らしい!


『主演・助演よりも脇役の方に目がいってしまう質なので、脇役の中で好きなのはたくさんあります。その中でも特に好きだったのは「プリンス・オブ・サンタクロース」のセブンbyセブン・宮平さんの役です。最後のキスシーンのところが、全然可笑しい場面じゃないのに何だか凄く面白かったです(笑)「この人のする演技が好き」という意味では、来八・小林さんの演技がとても印象的でした。「仮面家族」、「僕を忘れて」、「ラストニュース」のどの役でも個人的に感情移入しやすかったと感じたので。(質問の意図するところと違う内容の回答になってしまったかもしれません。すみません・・・。)』


意図なんて無くてですね、あるとすれば答えたくれた方の数だけのご回答があれば最高、と思っていたので、むしろ意図としては抜群にくんでいただけた気がします(笑)
そうでした宮平さんはラストシーンをしめる方だったのでした。来八の小林さんも、知られざる名脇役ですね!「僕を忘れて」の後輩ミュージシャンも良かったし、「ラストニュース」の刑事役の渋さが印象に残ってます。


『あと、主演か助演かちょっと判断つきにくかったのですが・・・まだ1度しか出演されてませんが、コンマニセンチ竹永さんを次点として挙げたいです。竹永さんの熱い泣きの芝居に、とてつもなく胸をヒリヒリさせられました。普段の芸風とあまりにもかけ離れているってところも、魅力の1つですね(笑)』


竹永さんは本当に素敵でした。脚本の樅野さんがトークライブで「めっちゃくちゃ明るい奴が死んだらこんなに泣けることはない」みたいなこと(言葉選びについてはうろ覚えですみません)を言っていたのを思い出しました。あれだけのキャラがあったからこそ、クライマックスの揺さぶられ方は本当にすごかったです。


『女優賞:工藤史子さん(「カーテン」)、平田敦子さん(「ラストニュース」「かぁちゃん、スターになったよ」)とにかく可愛かった工藤さんと稀代のコメディエンヌ平田あっちゃんに。』
『助演は平田敦子さん、伊藤真奈美さん。』
『あと別もので、助演女優としてフォービーズの伊藤さんを選びたいです。どの班に出ていても出てきただけで「お芝居」の空気にしてくれる、女優さんの中でもダントツで大好きです。抜群にお芝居が巧すぎるので、神保町にひいては吉本にいるのが勿体無いくらい(笑)』


神保町花月を彩る女優さんは、本当に見てて素晴らしいなあと感心しきりです。平田さんはさすがの貫禄でいらしたなあ、キュートで楽しくて最高です。久々に見た工藤さんも、じんわりと暖かい存在感がやっぱりいいなあと。伊藤さんは少し前にも書きましたが、私本当に今大好きな女優さんです。



Question 5 「この人がこんな役をやるのが見たい!」「あの人とこの人でこんな芝居が見たい!」等がありましたら教えてください。


『犬の心 池谷さん:桃太郎みたいなシリアスな演技。あべこうじさん:主演。どんな役でも!』
『池谷さんメインのお芝居』


私も池谷さんのシリアスなお芝居、熱望してます。にこにこしている芝居も好きなんですけど、怒りとか憎しみみたいな決してプラスではない方の感情が実は似合うのではないかと。
あべさんの主演は、ただただ同意です。


『はんにゃ金田さんやしずるの村上さんはもっとできる人だと思うので、劇場全体をどん底に落とすような暗くて重くて悪い役を演じて欲しいと常々考えています。カナリアのお二人とピクニックさんの演技力勝負も観たいですねー。』


暗くて重くて悪い・・・見てみたいです!金田さんとか、普段が陽気で華やかな印象だから、ギャップがものすごそう。想像しただけでわくわくします。演技力勝負、という響きもたまりません(笑)


ザ・パンチ座長公演が見たい!
ラブ★ナビは素晴らしすぎました。あたしの中でラブ★ナビの主演は座長です(笑)
あと、時代劇も見たいですね。』


ザ・パンチ座長公演決定おめでとうございます(笑)「ラブ★ナビ」のザ・パンチはおいしかったですね。時代劇はこれまた同意しまくりです。稽古が大変そうですが。


『犬の心、押見サンのセリフなしで心の声のみの芝居。
グランジ、五明さんとカナリア、ボンさんの2人芝居。
マヂカルラブリー、野田さんの1人芝居。
神保町花月にて『主演…〇〇〇 脇役…明石家さんま


さんまさん脇役・・・!み、見たいです。見たいですが、主演の方の胃が持ちますでしょうか(笑)
野田さんの一人芝居というのも、俄然興味あります。想像がつきません(笑)五明さんとボンさんの二人芝居があれば、何をおいても見に行きます。想像しただけでずるい気がする!そういえば、二人芝居とか三人芝居とかの、本当に少数のお芝居ってないですね。難しいのかもしれませんが、ぜひ見てみたい。


『やる時はやるッ!白井鉄也さんにまた。主演を…
伊藤智博さんの様な人の良さが滲み出ている方に残忍で狂気じみた役を上手く行けば今迄で1番恐怖を感じる芝居になると思うので』


伊藤ちゃんに狂気の役!すごく見てみたいです。にこにこしながら悪気のない顔で人を陥れたりするんでしょうか。うわー絶対見たい(笑)
白井さん主演は、私もひそかに期待してます。「東北ラブストーリー」がとても好きだったので。白井さんのふにゃんとした柔らかさと、気を張った瞬間のぴんと張り詰めた鋭さのギャップは、すごい武器だと思います。


『・ピクニック主演でのサスペンス。知能犯とかやってもらいたい。』


ピクニックさんならサスペンスも渋い仕上がりになりそう。華奢で小柄な知能犯というのは、ある意味とてもドラマチックで絵になると思います。見てみたい。


『しずる村上の馬鹿な役』


うわ、これは相当見てみたいです(笑)どうせなら徹底したおばかさん役を。


『神保町花月はどうしても芸人さんのキャラありきでの配役が多いのでハマる場合も多々ですが、神保町も一周年を迎えそろそろ一周したと思うので、予想を裏切るような配役で観たいです。「いい人」から脱却した犬の心:池谷さんとか観てみたいです。』


普段のキャラがしっかりしている人ぼど、予想を裏切ってほしいというのは、確かにあります。いい人じゃない池谷さん、見たすぎます。
本当にこれ、私だけの恥ずかしい希望なのですが、『朧の森に棲む鬼』のライみたいな、徹底した悪を背負って戦うような役をやっていただきたいんですが、どうですかね神保町花月さん!(笑)


『森木さん(ラフコン)のマジ芝居をもっと見たい!全編熱く格好良い森木さんを見たいです。そして泣きたい。
あと芸人さん脚本ものを増やして欲しいです。家城さん押見さん又吉さん脚本の芝居を見たいです。』
『・カリカ家城さん、ピース又吉さんにはぜひとも脚本を書いてもらいたいです。そして家城さんの本のときは、出演者もベルベ、乙女寄りな感じのキャスティングで!!が望みです。』


森木さんのマジ芝居は、すごーく見たいです。森木さんのお芝居って、何気に隔たりなくまっすぐ伝わるという印象なので。
芸人さん脚本はもっと出てきてくれたら嬉しいです。又吉さん、また書いてくれないかなあ。


劇団ガッツオトメメンのように、以前活動していた芸人さん主体の劇団を神保町花月で再演してほしいです。』
『是非、劇団ガッツのお芝居を神保町花月でやってほしいです。犬の心・押見さんの脚本で。』
『そろそろオトメメンを、と願い続けてもう半年以上かしら。とりあえず家城脚本が見たいです。もしくはベルベ再演とか。出演者的に希望は、あべさく共演が観たいなぁと思います。なんで未だにこの組合せが実現してないのか不思議ですらあるくらい。』
『趣旨からズレてしまうのですが、芸人さん脚本のお芝居をもっと見たいです。普段のネタを見ていても、これを2時間のスケールで見てみたいと思うことがあるので。もしあて書きされるタイプの方なら、こんな人にこんな役を!?という見方も出来、楽しみ方が増えそうです。劇団乙女少年団のファンとしては、カリカ家城さんの極彩色な舞台を再び見たいと熱望します。』


このアンケートの場だけで、オトメメン・ベルベに対する希望がこれだけ揃うのですから、根強いなんてものじゃないですね。かく言う私もオトメメンについては、やってくれないかなーやってほしいなーとぐちぐち言っていたりします(笑)ここだけの話、『てんごくとうちゅう』再々演とか駄目でしょうか・・・。キャストは初演でも再演でも素敵だし、なんだったら新しいキャストでもいいかな、なんて、考えるだけならタダなので勝手に想像したりしてますが。
ガッツもさすが。そういえばガッツはあるかも?という話をちょくちょく聞くので、オトメメンよりもずっと期待できる気が勝手にしてます。
芸人さんの脚本、まだ見ぬ才能が発掘されそうなので、名前が上がらない人とかも、うっかり書いてくれたりしたら楽しそうですね。山里さんとか、また書いてくれたら見に行ってしまうと思います。


『同期公演・ダブルキャストは意外と面白い試みだったので、また見てみたいです。』
『ミセス・ダディーみたいに同期でやる公演が見たいです。』
『NSC5期生が集まってお芝居をしたらかなりのものが出来るのではないかと…豪華すぎるとは思いますが。また別の意味で、犬の心&ラフ・コンていうのは見てみたいな、と…押見さんが知能犯的に重岡さんを苦しめるような(笑)』
『・6期と8期が同期班をやっていたので、これを他の同期でもやってほしいな。』


同期公演についてはやっぱり皆さん思うところを持っていらっしゃった(笑)先日の「アグレッシブ6」の際にマーさんが、神保町花月は同期をそろえるのが難しいという話をしてらしたので、そうなのかーと思っていたのですが、過去に6期8期の班があったのですから、たまにはいいじゃない!と思うわけです。5期公演は実現したら本当に豪華ですね。個人的には4期も見てみたい。7期9期もタレント豊富。
今思いつきましたけど、どうせ同期公演やるなら、脚本演出も全部ひっくるめて同期の中でやる、とかいかがでしょう。作家さんとかも巻き込んで(笑)


『・再演。「MOMOーTARO」「僕を忘れて」「凛」辺りをぜひとももう一度見たいので、再演を。難しいとは思いますが、オリジナルキャストだとなお嬉しいなと。』
『人気のあった公演の再演などをやってほしいです。あと、そろそろピクニックさん主演というのもやってよいのではと思っています!』
『質問の主旨とは違うかもしれませんが、momo-taroの再演をぜひ見たいです。』


再演は、やっぱりやって欲しいです。考えてみたら、1年間毎日週変わりで新作芝居をやっているって、凄すぎる気がする。公演期間中、土日が1度しかないから、見られない人は本当に見られないまま終わってしまうんですよね。それはとても惜しい。
「THE MOMO-TARO」は、再演するとしたらまた一から殺陣の稽古があるのかな。大変そうだ・・・でも見たいものは見たい(笑)


『東京吉本若手と大阪吉本若手とのコラボお芝居が観たいです。(大阪吉本所属の若手の皆さんもお忙しいので、観られる日が来るかわかりませんが…「NON STYLE+東京吉本若手」がいちばん早く実現しそうではあるかな? )』


これはずっと私も思ってました!NON STYLE班は見にいけませんでしたが、どうだったのでしょう。見る側から想像したらかなり楽しそうですよね。
いっそ同期公演で西も東もごちゃまぜにしたらいいのに!と思います。22期+5期は豪華なんてもんじゃなくなりますね(笑)26期+9期に至ってはカオス(笑)そしてこれまた今思いつきましたが、中山功太が神保町に出てくれたりしたら私すごく嬉しいです。


『シュール5のメンバーでのお芝居が見たいですね。』


これは見たい!見たいです。みんな出来る人たちばかりですし、真剣芝居対決なんてことになったら夢のようです。


『逆に あっと驚く、想像できないようなのが 楽しいです。』

本当に、これが何よりです。今までもたくさん驚かされてきましたが、まだまだ驚きたいです。



Question 6 あなたが考える神保町花月の魅力とは?


『芸人さんの意外な一面を観られる。そして芸人さんを尊敬できるようになる。』
『コントや漫才では見れない表情などが見れる。』
『芸人さんの裏の顔が見れる場所。』
『本来の姿とは異なる芸人さんの姿を見ることができる。』
『芸人の違う一面が見れる劇場。ピクニックさんが、あんなに演技が上手なんて知りませんでした★』


やっぱりいつも舞台で見ている芸人さんの違った一面が見られるという新鮮さは何をおいてもまずあります。特に普段漫才をしている人は新鮮どころの話じゃないです。お芝居の内容によっては普段絶対に見られないようなシーンや感情表現もたくさん見られるのがたまりません。


『月並みではありますが、他の舞台では見られない顔が見れること。あくまで芸人さんが好きで行っている部分が大きいので、そう思うのかもしれないのですが。神保町花月という、お笑いだけがメインではない特殊な場所だからこそ、芸人さんがお笑いに対して貪欲で真摯な部分が垣間見えるのが好きです。』


確かに、お芝居の中でこそ映える笑いの部分というのは、すごくある気がします。


『「演劇」という形から引き出される芸人さんの意外な一面と、時折顔を見せるグダグダ感(笑)ファンダンゴ放送でのソビエトは一番酷かったと聞きますが、それでも最高に面白かったです。それと、テレビでは活躍の機会が少ない芸人さんがじっくり観られるのも嬉しいところです。』


グダグダ感は確かに、時折無性にくせになる瞬間がある気がします(笑)テレビでは見られない芸人さんが、実はあんな顔もこんな顔も持ってる!というのを見つけたときはすごく嬉しかったりもします。


『芸人さんのがっつりお芝居と笑いのつまったお芝居を安価で見られる!』


お芝居としては格安のお値段だなあと、いつも思ってます(笑)だからついつい足しげく通えてしまうという。塵も積もれば・・・というのは、あえて考えないようにしてます。


『芸人さんたちの成長の場。』


同じお芝居を複数回見ると、たまに格段に良くなっているのを目の当たりにしてびっくりしたりします。


『役者さんとは違う演技の仕方を、芸人さんがするところ。大きな舞台では感じられない日常のような身近さがあるところ。・・・でしょうか。』


確かに、漫才やコントをやっているのとはまた違った方法論を使われているのだろうな、と思うことは多々あります。


『舞台との近さ』
『まず劇場の大きさ・雰囲気・立地がいいということ。程よい大きさだからとても見やすいし、あのお洒落な造りが好きなんです。それに普段のネタと違う芸人さんの新たな魅力を発見できたりもするし、感動することが多いので、何度も行きたくなってしまいます。』


箱の大きさは確かにすごくほどよいと思います!どの席から見ても見やすいという。なんだったら後ろ目の方が全体を見渡すにはよかったりするときもあります。


『毎回違う』
『ストーリー自体が魅力的で満足できるし、毎日全く違うアドリブで何日でも楽しめるし、他でなかなか発揮されない演技力を発見できる点。』
『手軽(値段的なものetc)に演劇が楽しめる。どんな公演でも笑いがある。コメディーな作品じゃなくても。アドリブが多い。芸人さんの普段と違った一面が見れる。』


アドリブは神保町ならではの楽しみ方ができますよね。芸人さん皆さんどこで毎日違うことやろうかと虎視眈々と狙っている風なのが。


『真剣さと1度ハマると中々抜け出せない言い方は悪いが麻薬の様な力を持っている所』


麻薬とは言いえて妙です。なかなか抜け出せないでいる一人です。


『・芸人さんの新たな一面、新たな魅力を知れるところ。Q4に書いたように、神保町花月で見るまではピクニックにそこまで興味もなかったけれども、今では出演者の中に名前があると見たくなる芸人さんになりましたし。
・組み合わせの妙。これまでのお笑いの舞台では見ることが出来なかった組み合わせを楽しめるところ。
・芸人さんの演技力が格段にアップしているところ。それまでは漫才一辺倒で、コントはちょっと・・・って思っていた芸人さんが神保町花月を経験したことによって、演技力が上がってコントが面白くるという良い意味での練習の場になっているところ。』


すごく美しくまとめていただいて、なるほど!と手を打ってしまいました。心当たりがここにもあそこにも。特に組み合わせの妙、という点はものすごく心当たりがあります。ユニットコント好きの血が影響しているというのは、確かにあると気付きました(笑)
演じることから遠いところにいた芸人さんが、演じることに触れて慣れて、躊躇がなくなるというのは、これまたすごく分かる気がします。普段漫才をメインでやられている芸人さんのお芝居って、新鮮ですし意外な発見も多かったりする。


『ネタやトークの時とは違った一面を見られるという点で「若手芸人さんが芝居をする」と言うこと自体にとても魅力を感じていて、ドラマや映画に少し出演しているだけでも必ず見るほどなので、この「神保町花月」は私にとって本当に魅力的な劇場です。また、結構ブラックな内容のお話も多く、演者がほとんど死んでしまったりするのがアリなところも魅力です。最後に大どんでん返しがあったり、後味のわる〜い感じで終わる芝居が大好きなので(笑)』


芸人さんのお芝居って味がある気がします。ブラックな内容のお話も多いですね。神保町が始まった頃は、あまりキツイ内容のものはやらないのかな?と思っていたので嬉しい誤算でした。容赦ないときはとことん容赦なくて、かと思えばものすごく王道ストレートに人間ドラマを描いてくれたり、振り幅がすごい。


『以前プラン9の本公演を鈴木つかささんが「演劇よりオモシロく、コントよりドラマチック」と言われてましたが、芸人さん芝居の魅力はやはりそこじゃないかなと。神保町花月はプラン9本公演を観てお笑いに嵌り、オトメメンで東京若手に浸かった私には夢のような劇場です。ただ関西在住ゆえ、劇場に行くまでには交通費とホテル代というものすごい現実が待っていますが……。できれば「頭蓋骨を抱きしめて」みたいにちょこちょこうめだ花月で公演して欲しいですね。でもそうなればキャスティング変更されたりするのかな。んー。』


つかささんのお言葉、初めて聴きましたが、至言ですね・・・さすが。ものすごく自分のなかでしっくりきました。確かにこれは、過去のオトメメンなどにも当てはまるし、神保町花月にも当てはまる気がします。
今回アンケートをご回答いただいた皆様の中には関東以外にお住まいの方も思った以上にいらっしゃって、遠方から駆けつけてでも見たいと思わせる魅力が、やっぱり神保町にはあるのだなあ、と改めて思った次第です。私も自分が実家住まいだったとしても、見に来ちゃうなーと思います。うめだ花月での公演がすごくよかったという話はちらほら耳にしたので、もっと増えたらいいのに!と心から思います。


『距離間。お芝居中もそうですが 演出者や脚本家の方が下で送り出しをしていると 直接は恥ずかしいので 「良かったねー。」「あれってどうなん?」など 友達に話すふりをしてお伝えしてます。でも送りだしは、苦手です。(”客出し”って言葉は違和感があります。)』


お客さんを芸人さんが送り出す時間に、そういう使い方があるとは!目からウロコでした。これはちょっといいかもしれません。私も結構並んでいる芸人さんに圧倒されてそそくさと出てきてしまうタイプなのですが、今度からはちょっとこちらを参考にさせていただきたいです(笑)


『(わたし個人の事で申し訳ないのですが・・・)演劇やお芝居はほとんど観にいったことはなかったのですが、神保町花月に行くようになってからはお芝居そのものに興味を持つようになりました。神保町で演出をされた演出家さんの劇団公演や、客演の俳優さんが出ている舞台を観に行ったりもしました。また、花月のついでに〜と、周辺に林立する古本屋さんに立ち寄る機会が多くなり、読書の機会がだいぶ増えました。神保町花月のおかげで、観劇に積極的に行くようになったし、読書もするようになったし、昨年の今頃の自分と比べたら桁違いに文化的な趣味を持つようになったなぁ、と神保町花月のいろいろな面に(特に立地に)感謝ですね。

(関係者ではなさそうな)年配の男性が笑っていたり、終演後「初めて来たけどオモシロかった」「テレビで観たことない人ばっかりだったけどオモシロかった」と話している声が聞こえたりすると勝手にうれしくなってしまいます(ぜんぜん知らない人なのに…)』


読んでて「なんて素敵な!」と感激してしまいました。これ、神保町花月にそのまま送ってしまったらものすごーく喜ばれそうなメッセージになるのではと(笑)神保町という立地は私もお気に入りで、本当に暇つぶしに事欠かないです。最近、休日の公演を見に行くときは、少し早めに神保町に出てふらふらしてることも多いです。古本屋さんを散策しているとつい時間が足りなくなってしまうのですが。今まで存じ上げなかった劇団や作家さん、演出家さんにも俄然興味が出てきましたが、私の場合はなかなか公演に足を運ぶところまではいけていないので、素晴らしいなあ、と。
普段馴染みのない客層のお客様の反応については、ものすごく分かる気がします。本当に、なんでか自分のことのように嬉しくなることってありますね(笑)



Question 7 その他、何かございましたら。
ここでは私自身へのご意見ご感想もいただきました。本当にありがとうございます。
それとは別に、神保町花月に関することを言及していただいた点について、並べさせていただきます。


『今後の神保町がどうなっていくか分かりませんが、もっと他の芸人さんにも出演して頂きたいですし、脚本も書ける方々が揃っているはずですよね。上に成長の場と書かせていただきましたが、折角ならばサブはコロコロ変わってもいいと思うんです。最近では主演はおろかサブまで固定になりだして、つまらないと言ったら語弊がありますが、別の形や空気が見てみたいです。

演出にも芸人さんを起用したら面白いものになると思うのですが、コント寄りになるのを懸念いるのかしらとも思ってしまいます。オコチャ演出とか見てみたいんですが。』


オコチャさん演出!それはまた、いろんな意味で興味をそそる気がします(笑)
出演者に偏りが出てしまうのは、事情も多々あるのかもしれませんが、出来ればいろんな人のいろんな一面をいろんなパターンで見たい、と思うのは、やっぱり止められませんよね。


『地方在住のため、ファンダンゴ放送でしか神保町花月を見たことがありません…。コーポきよはるや犬G、凛が見たかった!DVD化を切に願っております。神保町花月がもっともっと大きな劇場になって、いつか大阪や福岡への出張公演なんかもできるぐらいになる事を願っています^^』


DVD化!本当に願ってやみません。今まで4公演がDVDになりましたか。この調子で他の公演も少しずつDVDにしてくれたらいいなあと本気で思います。出張公演も、実現してほしいですね!再演とセットで。


『日程が発表される度、どれに行こうか頭を悩ませ、遠方の為、行きたい公演全てを見ることが出来ずやきもき・・・そんなことが去年の7月から毎月続いています。ということは、それだけ魅力的な作品が多いということなんですよね。私も神保町花月、大好きです。』


はい、大好きです(笑)本当に、日程が出るたびに嬉しい悲鳴なのです。見たいけどそんなに行けない!みたいな。取捨選択の苦しみたるや(笑)遠方にお住まいであればなおさらですよね。


『神保町花月大好きです!(笑)神保町花月が出来る前から乙女やおさむショーやガッツなど芸人さんのやるお芝居びいきな人間だったので、神保町花月のオープンは楽しみだったしハマる予感もあったのですが、予想を越える大ハマりです。時間と金の都合がつけば毎公演行きたい所なのですが、それは無理なので涙をのんでます。自分が見た公演は大半好きになるのでQ2のお気に入りを選ぶのが大変でした。最終的に8つに絞ってみたのですが、次点を入れたら20を越えてしまいます。それだけ全体的に良い劇場なんだなぁと。Fandangoが無くなったのが本当に悔やまれます。これからも可能な限り通おうかと思います。』


オトメメンおさむショーがお好きだった方にはたまらない劇場ですよね。自分でもこんなに足しげく通うことになるとは思いも寄りませんでした。各公演にもそれぞれ愛着が出てしまうし、神保町で新たな一面を見て、俄然好きになってしまう芸人さんも多々いますし、きりがないです本当に(笑)
そしてやっぱり返すもががえすもファンダンゴTVが終了してしまったのは惜しまれます。



以上です。
なるべく多くのご意見を反映させてしまいたい!と思いましたが、へたくそな編集で本当にすみません。
神保町花月が大好きないちファンとして、本当に心から楽しく読ませていただきました。こんな見方があるのか!とか、そうそう!と同意してみたりとか、とにかく全てが刺激的なアンケートでした。何より、私以外にも神保町花月が好き!という方がたくさんいらっしゃるのだなあと思えて、本当に嬉しかったです。こんなブログでのアンケートでこれだけ熱心なご意見をいただけるのだから、きっと世の中にはもっとたくさんのファンがいるに違いない、と思います。
神保町花月も1周年を迎えるということで、今後ますますこの劇場でいろんな感動や衝撃を味わっていけたらいいなあ、と思います。また来年同じようなアンケートをやったら、違う傾向が出てくるのかもしれません。
完全なる自己満足企画でしたが、ご協力いただいて本当にありがとうございました!