箱雑記ブログ

色々まとめています

U-8

行ってきました。仕事の都合で遅刻してしまいまして、オープニング?とはんにゃのネタが見られなかったのが残念。全部見られなかったので、簡単にメモのみ。


若月/キャベツ確認中/しずる/かたつむり/はんにゃ



前回見に行ったU-8と比べると、企画っぽいコントがあったりして、なるほどU-8にも色々とカラーがあるのだなあと興味深かったです。ネタとキャラの特性上、キャベツ確認中がいろんな意味で目立つのかな、と予想していたのですが(笑)思いのほか全体的にバランスよく見せ場が振り分けられていて、気持ちよく見られました。
強いて言うなら、もうちょっとがっつり作りこんだユニットコントが見たかったかな、と。もっと言うと正直なところはしずる(というか村上さんか)の作る狂ったユニットコントが見られるかな?と思って行ったところがあるので、そこらへんの希望が満たされなかったのが残念ではありますが、この辺はもう完全に個人の好みの範疇ですから我侭ってものですね(笑)全体通してに楽しい作りだったと思います。


ユニットコントは『マネーゲーム』『最狂王決定戦』『金田一(カナダイチ)少年の事件簿』『自殺志願者』の5つ。最初の『マネーゲーム』における会話で何気なく出てくるキーワードがその後のユニットコントのタイトルになってつながっていく、というなかなかお洒落な作り。
好きだったのは『最狂王決定戦』。テレビで放送されているという前提の大会で、具体的に何を争うのかどんな競技なのかルールは何なのかなど何も分からず不条理に試合が進んでいくというコントで、この手のコントは嫌いじゃないのですが、これも例に漏れず好きでした。「ホストvsケツの軽い女」の展開も楽しかったけど、「パピヨンvsカカオ」の超意味不明対決の不条理さもよかった(笑)どうせ不条理ならもっと何でもありにしてくれたらもっと楽しかったかも。
ちなみに、これ系のコントで今まで印象に残っているのは、以前のネクジェネのユニットコントのものと、レインボーアタックVol.1のもので、ユニットコントのときのはノブシコブシの暴れぶりと綾部さんたちの解説の素晴らしさが楽しくて、レインボーアタックはもう隅々まで可笑しかったなあ(笑)
ちょっと変わった趣向だったのがカナダイチ少年の事件簿で、はんにゃの金田くんが高校生探偵に扮して、他の出演者の中で、あるテーマに当てはまる一人=犯人をトークと面談で暴く、というもの。金田くんは「U-8メンバーみんなで旅行に行ったが、一人だけ行かなかった人」を暴く予定だったそうですが、本番でそれがひっかけで、「U-8メンバーの中で一人だけ美容院に行ったことがない人」を当てることになり、本当に慌てる金田くんでした(笑)これはコントではないけれど、これはこれで結構前のめりで見てしまったなあ。
結局その一人はかたつむりの林くんで、カナダイチ少年は当てることは出来なかったのですが、これは林くんも上手かったし、最終候補に絞られた三人のうち二人が亮さんと池田さんという時点で、思えばカナダイチ少年は翻弄されまくっていたのだなあ、と思うわけです(笑)二人とも、結果的には本当に美容院に行ったことのある人たちだったのに、美容院に関するトークでの要領得なさといったら凄まじいものが。特に亮さんはどうかと思った(笑)池田さんは美容院に行ってなさそうな理由として「髪質」と言われる有様(笑)見所多くて楽しめました。
ちなみに、旅行は旅行で金田くん以外の全員で行ったよ、と言う話をしてたのですが(村上さん、金田くんに向かって満面の笑顔で「ちょー楽しかった!」って酷い。笑)実は金田くんの相方の川島くんも連れて行ってもらえてなかったことがエンディングで判明。はんにゃいじめだ!と訴える金田くんでした(笑)探偵役の金田くんはともかく、川島くんはなぜ・・・(笑)


ライブの終わりのエンドトーク後、「チケット代には含まれない」というおまけコントがあり、見ても帰ってもいいですよ、というスタンスでやっていたのですが、個人的にこれが一番お気に入りだったかもしれない(笑)要するにキャベツさん扮するいつもの雑魚キャラがらみのコントで、「若者と老人のいる村に雑魚が部下を伴って村をめちゃくちゃにして去って行くが、一人の若者の歌声の美しさに村があるべき姿に戻っていく奇跡が起こる。そこに再び雑魚と部下が訪れて村をめちゃくちゃにして去っていき、再び若者の歌声で村が元に戻り、さらに(以下略)」という、これをだんだん早送りにして繰り返していくうちに静かに幕が閉まっていくという(笑)
なんて頭がおかしいんだ!と嬉しくなりました。もちろん褒めてます(笑)何しろ雑魚の部下が村上さんで、その村上さんの振り切れた雑魚キャラぶりが素晴らしかったのを特筆しておきたい(笑)終始目がいっちゃってました。この人は何でもやるしこなすのですね・・・(笑)
コンビネタは全て見ることは出来なかったのですが、キャベツ確認中のネタがかなり凄くて、相当面白かったです。雑魚でもなく辻本キャラでもないネタだったのも新鮮だったのですが、あれが彼らの本領発揮だとしたら、私達はまだまだキャベツ確認中の潜在能力を舐めてたのかもしれない、と思ってしまった。などと真面目に語るのが馬鹿馬鹿しいほどにキワモノ芸で、最高でした。一瞬怪人社のライブに来たのかと思った(笑)客席からはリアルな悲鳴が途切れることがなかったですが・・・(笑)


4月からはU-9になるのかな?ユニットコント好きとしては、このシリーズはなかなかいつも楽しいので、メンバー次第で今後もちょくちょく足を運びたいです。