箱雑記ブログ

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犬の心オールナイトトークライブ

情報を知ったときからずっと楽しみで楽しみでしょうがなかった、犬の心のオールナイト。
最近プチブームが自分の中に訪れているしずるが呼ばれるらしいと聞きつけ、相当浮ついた気持ちで挑みました。そういえばシアターDでのオールナイトは初めてでした。

詳細は近いうちにアップしたいので、ざっくり感想だけ。
とにかく面白い5時間でした。5時間がこんなにあっという間だったのはいつぶりだろう。
私はライブ前に姉と食事をしていて、何気にお酒を結構な量飲んでからのオールナイトでしたが、休憩時間以外は一度も眠くなりませんでした。
面白いというのも、大笑いして面白かったり、ストレートに楽しくて面白かったり、夢中で集中して見てて面白かったり、興味深い話をたくさん聞けて面白かったり、ほぼ初めて見る9期生3組のトークが新鮮で面白かったり、単純に犬の心二人のキャラのコントラストがあまりにも顕著で面白かったりする、本当にいろんな面白いが凝縮したオールナイトでした。
もう大満足。本当に面白かった。


最初の2時間は、犬の心二人のトーク
マフラーを首にかけたスタイルからして出オチモードで、その理由(「乳首が立つんです」)のあまりの馬鹿馬鹿しさに大笑いしたり。
押見さんがモテる理由=意外性、それに対して池谷さんはひたすら薄い・軽い、という話とか(笑)
押見さんは、一学期はそうでもないけど夏休み明けて二学期から人気が出始めるタイプ、つまり最初はそうでもないけどだんだん良さが分かってくるという加点式。
対する池谷さんは、第一印象はいいけれどそこから先落ちるばかりの減点式であるらしい。
この押見さんの意見に普通に「俺そうだわー」と納得している池谷さんがまた(笑)

オールナイトをやりたかった理由=「下ネタを話したかった」とか(笑)
ネタの話とか、企画の話とか、スタンスの話とか、売れる売れないとか、そういういわゆる「舞台裏」的な話を押見さんがぼろぼろと垂れ流していて、後で作家さんに喋りすぎだと怒られたそうですが(笑)、聞いているこちらとしては、普段は絶対に聞けない話を聞ける機会というのは、相当興味深い時間でした。すごく面白かった。押見さんは感性勝負の人のようでいて、実はじっくり考えて作り上げたり分析したりする人なのだなあ、という印象。お客さんとの距離の取り方をかなり苦心されているのかも、と思いました。
芸人さんは、客席にいる私達が想像しているよりもはるかに、本当にはるかに、あらゆることを細部まで考えて拘ってライブやネタを作り上げているのだなあ、ということを、これほどリアルに実感できる機会は今までそうそうなかったかも。
あと、「あまり売れないで欲しい」というファン心理に対しての押見さんの回答が
押見「なら生活支えてくださいよ!」
というものだったため、赤裸々すぎて大笑いしてしまいました(笑)

そういう話だけじゃなくて、押見さんのディズニー好きトークには度肝を抜かれたり。
プーさんが大好き、ティガー(でしたか?)の歌を全力で完璧に独唱、この意外性!という・・・(笑)
「シーよりもランドが好きです。この意外性!」
「ペアルックOKです。この意外性!」
そしてこれらの意外性トークの後には、必ずそれに引き換え池谷お前は・・・という流れになる、美しいお約束(笑)
池谷さんのことを、軽いだの薄いだのお前が付き合う女は性格悪いだの散々貶しておいて、「池谷のことはいい人だと思うけど」という展開になるのです。この「思うけど」の部分がミソなのですね。
話を聴く限り、池谷さんは確かに薄いかもしれないけれど、押見さんは押見さんで、相当面倒くさい人だと実感です(笑)

後半は、押見さんが気になっているという後輩3組を呼んでトーク。ライス・エリートヤンキー・しずる。3組とも東京NSC9期生。犬の心の6年後輩だそう。個人的に、先日のM-1の2回戦でハートをわしづかみされたしずるがいたので大喜びでした(笑)この3組とのトークが、これまた相当に面白かった。
しずるは度胸があって隙をうかがう村上くんと、押見さんが一瞬で見抜いたアホキャラの池田くん、エリートヤンキーは男前でしっかりしてるけどどこか暗い西島くんと、元ヤンキーで相方が褒められるたびに面白くない顔をする橘くん、ライスはどうやら不思議キャラの関町くんと、妙にふてぶてしい田所くん。
6人いて全員がものすごくキャラが立ってて、噛み合い方も見事で、自分で拡げた風呂敷はちゃんと自分で処理できるし、緊張はしていたけれど萎縮してはいないし、なんだったら押見さんを嗜めたりもする(田所くん限定)という、あらゆる意味で見所の多い6人。
それに付け加えて、3組特にしずるとエリートヤンキーに対する押見さんの好き好きアピールが目を覆わんばかりのもので(笑)トークに拍車をかけてました。
押見さん曰く、「大物芸能人が自分の番組にセックスしたいアイドルを呼ぶのと同じ」だそう。もっと他にいい例えがなかったのか。
ネタ見て大好きになった、なんだったらブログも見てる(ブログをやってないエリートヤンキーに「やれよー!」)、もっと仲良くなりたかったんだ、という・・・なんかすごかったんですとにかく(笑)一番男前の西島くんと、「顔が嫌いじゃない」という村上くんにだけ「彼女いるの?」と聞いている様は、どこの乙女かと。押見さん・・・(笑)
ライスだけはネタ見たことないけどなんとなく呼んだ、ということで、呼ばれたのに舞台の上で放置されて唖然とするライスが相当可笑しかった(笑)そして全員が手におえない関町くんの不思議ぶりと、池谷さんですら怒れない押見さんを嗜めて異議を唱える田所くんの存在の妙が楽しくて。

最後に、成り行きで3組のレギュラー化もかけてのジェンガ対決においても、彼らの個性は存分に発揮され、なんだったら池谷さんも池谷節絶好調で(笑)、押見さんも技術では勝てないと思ったのか後輩に大人気ない精神攻撃したり、それに対して村上くんが「芸歴か・・・」と重々しく呟く(笑)、等々、見所がありすぎて困るくらい。

話し出したらキリがないですが、とにかく楽しかったです。無事に3組とも次回のトークライブでも出てもらう、ということになり、大喜びしたのは私達だけではないはず。

感想だけでこんなに長くなるとは!しかもまだあれもこれも書けていないという。とにかく楽しかったという話です。次回も楽しみ。