箱雑記ブログ

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犬の心オールナイトトークライブ

すでに何回目か数えることを放棄しました犬の心のオールナイトトークライブに今回も行ってきました。何とか無事に足を運べているのはひとえに周囲の友人のおかげです。ありがとうございます。
ただ、このトークライブは「芸人やっていく限り続けていくつもり」と押見さんが言っていたので、それを聞いて毎度毎度目くじら立てて足を運ばなくてもいいんだな、とちょっといい意味で力が抜けました。運と体力と相談しながら見ていきたいです。以下感想。



偶数月の今回は、9期生を交えての回。とはいえオコチャさんは今回もゲストとして参加してました。もうオコチャさんはフリーパスです(笑)いつもどおり、一部は犬の心二人のトーク、二部に9期生の企画コーナーがあって、三部はその時ごとの企画、という流れ。


個人的に、今回は一部の印象が薄いです。二部と三部の印象が強すぎるということかもしれませんが(笑)いつもに比べてちょっとふわっと見てしまったのは、単純に私が仕事でへろへろになっていたからなのかどうなのか。
ただ、初めての会場(渋谷屋根裏)の物珍しさに自由に動きまくりの池谷さんのことは本当によく覚えてます。いい意味で緊張感のない様子がとても微笑ましい(笑)
チケットに爆笑トークライブとは書いてない→爆笑を取らなくてもいい→じゃあ単独ライブも爆笑って書いてないから爆笑とらなくてもいいんじゃないか?、という流れになったときにはどうしようかと思いましたが。それ以前に「職業=芸人」が大前提ではないんですか!(笑)*1
バレンタインデーの話とかしてましたか。押見さんの「あげようと思ってる人は無理しなくていいですよ」の発言にうわーと思ったのは私だけだろうか(笑)単純に去年たけのこの里を山ほどもらって困ったからという理由だったようですが。ちなみに池谷さんは期待しているそうです。池谷さんはそうでなくちゃ!
R-1予選の話もありました。池谷さんはエアで魚をさばいて大変なことになったそうです。見たかった(笑)
池谷「鯛にしようか鰤にしようかで迷って」
押見「そういう問題じゃないでしょ」
池谷「結局鰤にしたんだけど」
板長のこだわる部分がお笑い的にズレているのが楽し過ぎました。
あとは、また押見さんが池谷さんに物申したり。押見さんは池谷さんの今の普通な髪型が普通すぎて嫌なのだそうです。マッシュルームカットにしたらどうだ、という話が出てましたが、案外似合うと思うなあ(笑)最近踊りたがったり歌いたがったりする池谷さんを「かっこつけたがってるんだろ」と嫌がる押見さんもありました。池谷さんは「それはあるよ」と悪びれなかった(笑)素敵だ。
面白かったのは、久々に見た押見さんの池谷さんに対する大嘘吐き大会。mixiとは何ぞや、を説明していたのですが、よくもまあ話しながらあれだけの嘘設定を思い付くものだと(笑)こういうときの押見さんはとっても好きです。あくまで普通のトーンを崩さないところが巧妙ですよねえ。だんだんつく嘘が大胆になっていくところも好き。最後の最後でやっと池谷さんが不審そうな顔をするところも大好きです。「mixi=マイクロイニシエーションの略」「マイクロイニシエーションの中では写メで自分の分身を作る、そいつがマイクロイニシエーションの中を歩き回る」「最初に設定した職業と同じ職業のスペースにしか行けないが、職業をフリーとするとどこにでも行ける」「押見さんは職業=芸人で登録している」「あしあと=自分の分身が誰かのスペースを見に行くとその人の顔にべたっと足跡がつく」「マイミク=おかしのこと。mixiとは関係ない」楽しすぎるなあ(笑)最終的に、mixiと言われてスタービーチを紹介されてしまった池谷さんでありました。
あとは、WaTのことを「ワッツ」という押見さんとか(押見「ワッツはマイケルだった!」笑)、池谷さんのお母様はコロッケのにおいがするとか、池谷さんはウィンナーのにおいがすると言われるとか(笑)、チケット転売の話なんかもありましたね。
そういえば、池谷さんが会話の途中で驚いた瞬間に「どっかん!」と言ったのを見て爆笑しました。口で「どっかん!」と言って驚く人初めて見た(笑)


二部は、今回はゆったり感の企画。単純に、池谷チームと押見チームに分かれて大なわとびをする、というもの。これが本当に盛り上がりまして、面白かったなあ!
天井が低いことやステージが狭いことなどの条件があったのも影響して、「4人で50回飛ぶ」というのが非常に難題となってまして、最初はまだ元気だった皆さんが最後の方にはもうへろへろで(笑)舞台上の奥の空調のある場所?のところでみんなが手を掲げて涼むという光景が多々見られるという。お祈りのようだともっぱらの評判でした。
中村さんが池谷チームのガンだったようで、途中で急遽MCをやっていた江崎さんとバトンタッチ。そこから池谷チームが回数飛べるようになったのがまた可笑しかった(笑)
全体的に大なわとびを飛んでいただけなので、言葉で説明するのが困難なところが多いのがもどかしいです。
チーム分けをするときに「煙草を吸わないのは誰だ?」という話になって(ちなみに関町さんと西島さんは吸わないそう)、橘さんが「でもやめようとは思ったんですよ!」と履き違えた主張をしたり(笑)、関町さんが瞬殺を「スンゲキ」と間違えたり、練習をさせてくれない江崎さんに対して押見さんが「じゃあお前ら来月からくんなよ!」と大人げなく叫んだり、わちゃくちゃになった一同に対して江崎さんが「楽しく飛びましょ!」とらしいなだめ方をしたり、チームの人が飛べないのに対して「しっかりやってくれよ!」と怒号を轟かせる関町さんとか、田所さんが頑張っている様を飛びながら見ていて笑ってしまう押見さんとか、「田所ごしの関町もいいね!」とやっぱり笑ってしまう押見さんとか、ミスを連発する自分に対して「どうした実ー」と自問する橘さんとか(笑)、疲れすぎてえづく田所さんとか、50回飛んで勝ちなのになぜか40回で「ビクトリー!」と叫んで失敗する押見さんとか(笑)盛りだくさんです。
最後の方は、8人いるうちの半数以上がズボンを脱いでトランクスorボクサーパンツ姿で大なわとびしてました。すごい景色だったなー(笑)
名言もたくさん。ちょっと初回のジェンガを思い出させる豊富な名言の数々。
橘「(後からしがみついてくる田所さんに)こいつ、こなきじじい!」
オコチャ「引っかかったっていうより、もってかれた」
押見「田所はでかいし、関町はないんですよ!」*2
橘「こいつ(縄)がこんな化け物になるとはなあ」
などなど。一体感がものすごかったです。とりあえず押見チームが49回くらいまでいったのかな?体力はみんな消耗してたのですが、数をこなすとちゃんと慣れてくるんだなあと思いました。
そして終わったあとに「全然疲れてねえよ!」と言う途中離脱の中村さんで大笑いです。なわとび後は楽屋が部室になったらしい。橘「30回超えるとキツイけど40回超えると楽になるよね、とか」(笑)


三部は、「電話で答えていただこうクイズ」。出演者に縁のある芸人さんに突然電話して、それぞれ用意された質問をしたときの、相手のリアクションを当てよう、というもの。電話をかける相手はくじで引いてました。ちなみに電話をするのは押見さん。
せっかくなので、全部書き出してみます。
ハイキングウォーキングQ太郎さん:「今なにしてました?」→Q太郎「女抱いてました」
会場騒然及び爆笑(笑)一度切って改めてかけなおして、ボケですよね?とあえて確認をしてました。
・しずる池田さん:「名前を間違えて呼んだら何回目でつっこむか?」→8回目
池田をイケジマと呼んで、最高10回までと決めて、何回目でつっこむだろうかとやってみましたが、一度「池田は家にいます」と自分が池田であることを主張していたのが可笑しかった(笑)つっこみ方は「ちょ、イケジマって何ですか」普通(笑)
ちなみに普段池田さんは「やっちゃいますよ」「うるせえよお前の口針で縫ってやろうか」等のツッコミを駆使するらしい(笑)
・もう中学生:「ラで始まるかっこいい言葉を言ってください、3、2、1、はい」→「ラ・ゴリスターズ
どうやら近くにラゴリのメンバーがいたらしい?(この日はDRFに行っている芸人さん多々)
もっとぶっとんだ回答を予想していた一同はちょっとがっかり(笑)
大西ライオン:「シで始まる言葉を言ってください」→「シミーズ」
シを引き当てるというミラクルだったのに、なぜか「心配ないさ」でなく「シミーズ」という謎のチョイス(笑)
ガリットチュウ熊谷さん:「近くにある一番大きいものを教えてください」→「甘太郎」
深夜の熊谷さんはやはり抜群に面白いです。
ノンスモーキン中尾さん:「富山県といえば?」→「チューリップ」
柳沢、薬などが有力だと思われていたにも関わらず、一番倍率の高そうなチューリップをあっさり答える中尾さんにどよめく一同(笑)
ポテト少年団中谷さん:「今近くにある赤いものは?」→「イソジン
予想外の答えに笑う一同。衣装のTシャツあたりは結構くるかな、と思ったのですが、イソジンてそういえば赤いですね(笑)
グランジ大さん:「歌を歌ってください」→「ぽっぽっぽ〜ハトぽっぽ〜」
軍歌とか、DRFにいて酔っぱらってるから自作の歌だとか、いろいろ予想が出てましたが、ほぼシラフだった大さんはかわいいチョイスでした。何でも前回のDRFで酔っ払いすぎたので反省して今回は自制したらしい。それを聞いて「偉いねお前」と感心する押見さん(笑)大さんの、「逆に大輔(遠山さん)が酔っ払っててほんと腹立ってますけど」で爆笑。
カナリアボンさん:「大地震です!と言って最初に手に取ったもの」→「ジャンパー」
メガネという大方の予想を裏切る回答(笑)外寒いですもんね!ボンさんは寝起きのようでした。
・しずる村上さん:「外に出てください。そしてそこにある文字を読んでください」→「消化器」
寝ている村上さんに電話するのは怖いから嫌だという押見さんに笑う。一度コールして出なかったので、西島さんの「また寝坊だよ!」でついつい笑う(笑)みなさん「あいつはきっとシュールなことを言いたがる」と予想してましたが、オフ状態の村上さんは普通でした。
押見「次はちゃんと目覚ましをかけるように」
村上「やかましいわ!」
電話を切ってから、一同、特に9期生中心に一斉に「やかましくないだろ!」とツッコミが入ったのに大笑いしました。本当に全然やかましくない(笑)
・最後にもう一度ボンさんに:「大地震だよ!外に出て!そこに何が書いてある?」→しまった忘れました。
ただ、なぜか傘を持っている、とのことでした(笑)よっぽど慌ててしまったのだろうか。ボンさん楽しいなあ。
基本的にオフでの芸人さんはあまりボケないんだね、という結論。同時にQ太郎さんはすごい、という結論にもなってました。確かに。


エンディングでは、ゲストで呼ばれていたはずのふくろとじけんちゃんが登場。日にちを間違えていたそうです。押見さんに「本当は馬鹿じゃないんだよね」と言われてすごく嫌がってました。そりゃそうか(笑)


そんなところでしょうか。今回も楽しかったです。いつも思うことですが、9期生の企画がいつもちゃんと面白くていいなあと。一部のまったりした犬の心のトークとの振り幅がすごくてインパクトがあるというのもあるかもしれない。ざっくばらんにトークをしていた犬の心、というか押見さんが、9期の企画でぱーっとはっちゃけてくれるのが可笑しくて。楽しんでるなーと思えて見ているこちらもとても楽しい。あと、大なわとび時、ずっと飛びながらチームを激励しすぎてうるさかたったりだった池谷さんが、最後の最後のときに、無言で集中している姿がそれまでと比べて非常にきりっとしてて素敵でですね、つい桃太郎を思い出したとか出さないとか(笑)
わちゃわちゃしててもそれぞれの個性が引き立つ9期生もさすが。バランスがいいんだろうなーと改めて思います。バランスを考えてメンバーをそろえたわけでもないと思うのですが。個人的に、大なわとびで飛ぶタイミングが他と比べてテンポの悪い田所さんとか、思いの外運動神経がよさそうな関町さんとか、全体通して非常に前向きにみんなを激励していた爽やかな江崎さんとか、トランクス姿で眼鏡を押さえて長身を持て余して飛んでいる西島さんとか、ミッ○ーの柄のあまりにポップ過ぎるトランクスでさえ笑わせてくれる橘さんとか、完全に足手まといな中村さんとか(笑)そのあたりが非常に印象的でした。
次回は昼のトークライブだそうです。18歳未満のお客様にも来てほしいという主旨とのこと。

*1:もちろん押見さんは冗談で言っているんでしょうけれども。

*2:何が、というのは察してください。ライスは二人ともボクサーパンツ着用。