箱雑記ブログ

色々まとめています

千鳥1Hソロライブ『ネタ見』

念願の千鳥単独に行ってきました。
まさに念願。こんなに早く実現するとは思いもよらず。
同行はこれまた毎度お世話になっておりますとりめし御膳のおかゆさん。いつも本当にありがとうございます。

4時過ぎに大阪着。おかゆさんのご希望にてにのうらごのオンストを見学。
ラジオ中誰一人としてまともに椅子に座っていないにのうらごに好感触(笑)
オロナミンCなぞ飲みつつ、最後のbaseインフォメーション的コーナー(無知でごめんなさい)にはいつもbase芸人さんが出てくるんですよ、と教えてもらう。初耳です。baseのことはまったく知らない私。
単独を数日後に控える木村カエレあたりじゃないのか(笑)等々と気軽な予想話をしておりましたらば、やってきましたのはジャルジャルご両人。叫びかける我々。
自分のこのタイミングの良さに呆然としました。運が良すぎます。日頃の行いの悪さはどこへいったのだ(笑)大阪万歳。
以後にのうらごとのトークにて明かされる、私的衝撃の事実の数々。(ファンの方は知ってて当然の知識だと思われますが)曰く二人とも今22歳今年23歳だの、大学卒業したばかりで関西大学卒だの。
若い。若すぎる。びっくりしました。22歳て。この人たち何年目なんだろう?この若さであの世界観確立ぶりとは恐れ入りました。
そしてやっとお顔と名前の区別がついた私。福徳さんと後藤さん。せっかく区別がついたので、これを忘れないうちに一度見ておきたい。
なんでも6月にソロライブがあるんですって?平日じゃなかったら行ってました。それくらい今私はジャルジャルを欲しております(笑)
以上余談。

『ネタ見』って花見とかけてたんですね。舞台セット見ても気付かず、最初に千鳥が出てきた時にノブさんが「花見の時期のあとはネタを見て楽しんでもらうということで」と言っているのを聞いて、やっと気付きました。鈍すぎる。

漫才4本、合間のブリッジ映像3つがひとつのシリーズという、シンプルなライブ構成、きっちり1時間。

漫才①:イジメ問題
ブリッジ:「以上千鳥の単独ライブでした。ありがとうございました」争奪その1
漫才②:女性を見る目でワシを見てねえか?(としか書けない)
ブリッジ:「以上千鳥の単独ライブでした。ありがとうございました」争奪その2
漫才③:肩もみ
ブリッジ:「以上千鳥の単独ライブでした。ありがとうございました」争奪その3
漫才④:森のおともだち
エンドトーク

何がすごいって、ひとつとしていわゆるまともな漫才が無かったこと(笑)
そもそも千鳥の漫才にまともなものがあるのかと問われたら、それはまあ置いといて(笑)
そういえば、千鳥の漫才を一度に4本も見るのは初の試み。baseNEXTで3本見ることはありましたが、あのライブは他の芸人さんのネタもありますから、それほど千鳥色ばかりの印象は残らない(もちろん良い意味で)
千鳥だけの漫才をこれだけ立て続けに見るのははじめての経験でした。結果、途中から頭が変なことになるという現象が発生。何が普通で何が普通じゃないのかが混沌としてくる感じ(笑)

相変わらず力技のむちゃくちゃな展開をそれでも成立させてしまう変な空気があって、大悟が終始ハチャメチャ、ただしそのハチャメチャ振りがネタごとに変化にとんでいるという形。一見してみんな同じ調子同じノリ同じ展開に見えるけれど、同じなのは個性たる部分であって、ネタそのものは実はそれぞれ違った奇妙さなんだとも思えます。
単調に思えた部分の理由は、ノブが関わる率が全体を通して低かったからかな、と。強いて残念だった点を上げるとするならばその部分なのでした。千鳥のネタは、大悟がやりたい放題の横でノブがおろおろしたり巻き込まれたり引きずり倒されたり(笑)する様がもひとつ面白い点だと私は思っているので。
そういうところもひっくるめて、荒削りというかなんというか、素材勝負!というか、新鮮な魚をそのまま踊り食いとでも言うのかなあ。
もっと丁寧に作りこんだものが見てみたいと思う反面、きちっと綺麗にまとまったネタを見に大阪まで行ったのかと言うと、それはもう明らかに違うのです(笑)この辺は本当に見ている側として場合ごとに葛藤する点ではありますが、とにかく私は何で千鳥をあちこちに見に行くかと言えば、とことん馬鹿馬鹿しいネタで延々と無茶苦茶やらかすぶっ飛んだ千鳥が見たいからです。ネタ展開だのライブ構成だの細かいところにこだわりたいなら別の芸人さんのライブを見に行きますって。他じゃ味わえないくだらなさを極めた末のカタルシスが魅力だからこそ、千鳥なのです。
だからそういう意味では、今回のライブは満足!大変に阿呆で素敵でした(笑)

ライブ後におかゆさんと話をしていて、ノブの巻き込まれ具合がいまいち不満という話をしたとき、「それは今後ネタを作り上げる過程で組み込まれる要素で、今日見たネタはそうなる前の原型なのでは」という意見をいただき、目から鱗でした。なるほど、それだ!と。言われてみれば確かに、骨組みというか土台というか、そんな感じだったかもしれない。
そういう意味では、千鳥って本当にセンス勝負な人たちなんだなあ・・・(笑)そのセンスがどこまでお客さんに受け入れられるかは別問題として(笑)
このネタたちが、今後いろんなライブで人目にさらされて、踊り食いから捌かれて活け作りになっていく過程は、それはそれで興味津々です。お寿司くらいでとどめておいていただけると嬉しい(笑)フライにされたりムニエルにされるよりは。

どの漫才も好きでしたが、2本目のオカマ大悟と4本目のファンタジー大悟には、とりあえずその言動だけで笑わされた。あれはずるい(笑)
今後私生活においてピーチパイに遭遇したらどうしてくれるんだ(笑)
そういえば漫才4本とも大悟の絶妙の言語センスにやられた瞬間が多々ありました。「どこが国技であろうか!」とか「風船で空へ飛んで途中でカラスと喧嘩しろ」とか、最高。カラスと喧嘩することにこだわる大悟が最高(笑)
3本目はノブのツッコミワードが妙にツボに入る。マ行をノブに言わせると笑いが起こる不思議。
言葉選びで千鳥に笑わされた記憶ってそれほど多くないので、そう考えるとちょっとわくわくします。
ブリッジ映像もくだらない脱力系で(笑)結局どっちがシメの言葉を言って終わったんでしたか?あんまりブリッジがしつこくて忘れてしまったよ。

そんな感じで満足の単独ライブ。
次に見に行くことが出来るのはいつだろう。行きたいなあ、行けるかなあ。
そういえば、噂に聞く千鳥単独の空席が、この日も本当にあったので衝撃でした。何故だー。
タイミングさえ合えば、今後もいそいそと空席を埋めにいく所存です(苦笑)

ライブ後は、少し時間があったので居酒屋にてお疲れ会。
当たりだったんです。普段あまり玉子料理が好きでない私が、こちらのお店のダシ巻き玉子に完敗です。
ライムサワーも美味しかったー。そしてお安かった。また行きたい。
そして居酒屋帰りにB1角座にてさくらさんを出待ちする私たち(笑)見事にお会いできる幸運。ありがとうチョップリン。この日の私はやっぱり幸運に恵まれてました。