箱雑記ブログ

色々まとめています

落語色々。

この10日間程度の中で、まあ偶然なんですが、落語を見る機会がまとめていくつかあったので、なんとなくメモしておきたい気がしたのでをメモしておきます。
見てもお分かりのとおり、私ずぶずぶもずぶずぶのど素人ですので、きっと見当違いのことがたくさんあります。落語の楽しみ方や面白さを理解してない可能性大です。お恥ずかしい限りですが、少しずつ勉強していけたらなあと思っているのでお許しください。このずぶずぶ感をブログに残すのって後で自分にとっての地雷になりかねないんですが、見始めのよく言えば新鮮な感じは今しか味わえないので、と言い訳。決まりごととかが本当に分からないもので、末廣亭は2回目だったんですが、寄席での所作とか、もうどうしたらいいのか分からなくてずっとおろおろしてました…。
いっぱい書いたので長いです。




立川談春25周年スペシャル独演会 -THE FINAL- たちきり
東京厚生年金会館で行われた、ツアーのファイナル公演だっけ?の夜の部。2階席の真ん中で、見えるのかなーと不安でしたが、そこは大きな会場、大きなビジョンが高座の上にあつらえてありました。
演目は、「粗忽の使者」「愛宕山」「たちきり」。タイトル出してくれてありがたいです。落語の公演は終演後に演目が張り出されてくれるのがとてもありがたいのですが、うっかり見逃したりすると本当に痛い。寄席ですとそういうものもないので、私みたいなもんは帰宅後に登場人物の名前とキーワードで演目を検索する羽目になります。でもこれ、インターネットがなかった時代だったらどうなってたんだろう。
私がなんで談春さんの公演を選んでいるのかといえば、もうこれは単純に、最初にちゃんと生で見て、落語面白い!と思えたのが談春さんの落語だった、というだけのことです。最初に見たのが他の人だったらきっと様子は違ってたんだろうなあと。もっと言うと、文夫の部屋でナイツと同じ日に出てた落語家さんが別の人だったらその人だったかもしれない(笑)
何しろ落語の世界は広すぎて奥深すぎてどこから手をつけていいか分からないので、きっかけがあったところから順番にゆっくり見ていこうという話です。さすがは伝統芸能、長い目で楽しめるものでありがたい。で、たまたま25周年で談春さんが全国を回っていて、ファイナルが厚生年金だっていうので、じゃあ行ってみよっか、という。きっと深く落語を見ている方からしたら腹立たしく思われそうな軽いノリです。
それでもちゃんとチケットを取って見に行こうと思ったのは、きっとファーストインパクトがすごく面白かったから、これに尽きるかなあと。実家の方での独演会も見まして、それでファイナルのこれを見たのですが、やっぱり面白かったです。
そもそも、古典落語とはいえど素人の私にとってはどの噺も初見ですので、新鮮だし楽しいというのもあります。あとはもう、単純に噺家さんという人達の演じるという力の凄みを感じるというのもいちいち新鮮で刺激的。
この独演会も、3つのネタどれも楽しく見ました。「たちきり」についてはタイトルに入っているくらいだから、ということで、ちょっとだけ内容の予習なんかもして見に行きました。いろんな噺家さんがそれぞれのエッセンスを加えて演じているという古典の名作だそうなので、どこからどこまでが談春さんの味付けなのかとかはもう全然分からないのですが、ざっとあらすじを予習して見ていた限りでは、番頭さんの過去をあんな風に掘り下げる形じゃなかったので、そういうところなのかな、と。そうでもなかったらごめんなさい。番頭さんが過去の話を語ったときに出てきた「悪縁」という言葉が、終盤でおっかさんから出てきたときに、うわ!となりました。「あなたと小糸は悪縁だったんです」となって、番頭さんの過去がこのおっかさんに繋がる伏線だったと分かって、それで番頭さんを掘り下げた理由が分かった気になりました。たちきりが元々こういう話なのか、談春さんのエッセンスなのかは私には判断できませんが、その多くを語らないさりげなさが、なんとも切なくてたまらなかったのです。素敵だなあとじんわり思えました。おっかさんの存在感がものすごくて、立ち振る舞いや仕草やちょっとした視線が、見れば見るほどリアルというか、人物の厚みをどーんと感じる雰囲気で、結果としてお話全体に深みを感じて、要するにすごいすごいと思いっぱなし。
実家の方で見た独演会で、「粗忽の使者」の使者と「妾馬」の兄が繋がっちゃう強引な終わり方に笑ったんですが、こういうちょっとした伏線とそれが生み出すちょっとしたドラマみたいなものが、お好きなのかなあと。まあ、全部想像ですが。
そういえば、合間に志ん朝師匠との思い出を語られたVTRや、談志師匠の同じく厚生年金会館での独演会のときに舞台に呼ばれる談春さんのVTRなんかが流れて、落語というのは本当に、人と人が繋がって引き継がれていくものなんだなあ、なんてことを実感したりしました。よい舞台を見たなあと思えて満足です。
そういえば、談春さんは頭の方で「志の輔兄さんより長くやります」「そうなると11時過ぎますけど」みたいなことを言っていて、志の輔さんの独演会ってどんなだと興味津々。


新宿末廣亭余一会 三派連合落語サミット
なんだかよく分からないけど、すごいメンバーが集うらしいよ、と聞いて、年休消化でお休みをもらって、昼夜と行ってきました。年度末にお休みもらえるなんて、多分今年だけなので、思い切ってみた。
そもそも余一会というものの存在すら知らないで、すごいなー知ってる人ばっかりだーというこれまた軽い興味のみで足を運んだのですが、この日のような三派合同という企画は年に一度、3/31のみだそう。私が昼前に末廣亭に向かったときにはすでに長蛇の列で、無事にちゃんと入って座って見ることができてほっとしました。末廣亭は、前に一度来たときにも思ったのですが、雰囲気のある場所でとても好きです。
昼も夜も見ていたので、約8時間寄席に引きこもりっぱなしだったわけですが、さすがに疲れはしましたけど、疲労を上回る面白さで!当たり前のことですが、私の知らない面白い噺家さんはまだまだいーっぱいいるんだーと思い知りました。凄かったです。


昼も夜も、総じて目移りしそうな方々に大いに笑わされました。この日はたくさんの新作落語を見まして、どれも抜群の面白さでずっとわくわくしてました。
昼の中入り前の志らくさんすごかったです。本は何冊か読んでいたので、やっと生で見られたなあというちょっとした感動が(笑)落語をする様に不思議な迫力というか覇気みたいなものを感じる方でした。あと、手先の仕草というか動きのひとつひとつが優雅でちょっと見惚れてしまった。動きに品があるというか。とか思ってたらエイリアンのような虫が出てきてなんてことだと思った(笑)ネタの終わり方も斬新で、あーこれは私、好きだ、と。面白かったなあ。もっと見たいなーと思わされました。
で、ネタに入る前に志らくさんが、最高にくだらないネタをします、みたいなことを話していて、どうせこの後出てくる人達まともな噺しないだろう、って(笑)そしたら実際にそうだった。なんてことだ。
談笑さんは、噂には聞いていて、ど素人には敷居の高い人かなーと思っていたのですが、新作をやってくださって、これがもう本当に面白くて面白くて、ネタの好みでいったらもしかしたら一番好きだったかもしれないってくらいに好きでした。決して下ネタが好きというわけではない。断じて。落語って会話の妙とか掛け合いの間で笑わせてくれるものが多いので、対話の形としてはすっとぼけたことを言う人に対しては何かしらのツッコミが入ることがほとんどだなーと思うのですが、談笑さんの話はすっとぼけた発言を流して眺めて呆れたり感嘆したりするのが新鮮だなあと思いました。これまたもっともっと見てみたい。
彦いちさんも、談笑さんとまさかの外国人ネタつながり(笑)あくまで素人の想像ですけど、多分こんなこと寄席でなかなかないんじゃないでしょうか。面白かったーすごく面白かった。伏線に伏線を重ねて、最後に思い切り笑わせてくれて、楽しくて楽しくてしょうがなかったです。彦いちさんてお名前くらいしか存じ上げなかったんですが、大好きだと思いました。
昇太さんは、ほぼ日で「素人がまず見るなら昇太さんか志の輔さん」と紹介されていたのでずっと見たかったんですが、トリで新作をやられていて、すごく面白かった!ネタに入る前も(これがマクラというものでいいのかな)笑点のお話から師匠のお話まで、ずっと面白かった。なんていうか、噺家さんて芸人さんの中でも抜きん出て年齢不肖な人が多いと思うんですが、昇太さんはその最たるものではないかなあと。テレビで見るよりも、もっと若くて愛嬌があって、きゃっきゃしてて、なんというか、可愛らしいというか。もう高座にいる間ずっと楽しそうで、こっちも楽しくて、たまにさらっと毒を吐いたりするのも面白い。ネタも勿論面白かったんですが、この人の持つ雰囲気は他ではなかなか見られないタイプの、一直線に明るく楽しく前向きなパワーにあふれていて、見ていて幸せな気分になります。そのくせところどころ感じる奇矯さというか変人の匂いは何なんだろう(笑)


夜は何といっても談志師匠を見ちゃったよ!という驚きに尽きます。私みたいなもんがあんな場に居合わせてよかったんですかね。談志師匠が末廣亭に!お客さんの拍手と歓声が凄かったです。そりゃそうだ。
「顔見せていけっていうもんだから」「立川談志、こんな顔です」なんて、もう、言うことがかっこよすぎる。談志師匠を知るたびに、この人が持つ言葉があんまり洒落てて粋で、どんだけかっこいいんだと思わされるのですが、生で見ちゃったよーしかも寄席で…としばらく興奮止まらずでした。
中入り前の談春さんの出番の直後の事だったのですが、談春さんが、ネタ終わってからちらちら袖の方見ながらにこにこ笑ってて、嬉しそうに自分で座布団を返したんです。なんだろうなーと思って見てたら談志ですからそりゃびっくりしますって。そんなちょっとしたことが、後から思い返して味わい深くもあり。
その談春さんは人物方言入り乱れのネタで思いっきり笑わせてくれました。馬鹿馬鹿しいお話なんですけど、登場人物がどれもこれもやたらと個性的でたまらなかった。ずっと顔緩みっぱなしで見てました。ってこれは談春さんに限ったことじゃないですが。この日一日ずっと顔緩みっぱなしでだらしなかったと思われます。
談志ショックで色々記憶がぐちゃぐちゃになったりしましたが、もちろん他の方もみーんな面白かった!遊雀さんは存じ上げなかったのですが、「初天神」というネタが、最高に面白くて本気でおなか抱えて笑いました。出てくる子供がまーしたたかで、生意気で、洒落がきいてて、むちゃくちゃで、ぶっ飛んでて、酷い(笑)落語に出てくる子供ってみんな口が達者で生意気で面白いなあとつくづく思いますが、この子供はなんかもう、そこからさらに2つくらい突き抜けていた(笑)
あと、桂あやめさん、女性の落語を聞くのはもちろん初めてでしたが、お着物が美しくて目が喜びます(笑)女子だからこそたまらなく面白く、そして大いなる共感でもって楽しめる落語!男性でも楽しめるだろうと思いますが、ああいう女性の本質みたいなもので心置きなくきゃっきゃと笑えるのはきっと女子の方だと思いますがどうかなあ(笑)
噂の桃太郎さんも聞けた。もう感無量です(笑)あの不思議で不気味でとらえどころのない佇まいといい、悠々としていながら凄みのある語り口調といい、独特の間といい、他に類を見ないタイプの方ではないかしらと勝手に思いました。ネタがまた、もう、たまらないんです。ポイズン好きなら桃太郎さん好きだろう、くらいのもので(笑)(ちなみにキートンさん好きなら談笑さん好きだろう、というのも思った)だいぶ気になってしまったので、機会があればぜひ他のネタも見たいです。
紙切りの正楽師匠!生で見ることができて感激です!すごいなー。ぼーっと見てるだけで楽しい。またリクエストの声を上げる方々の勢いも凄くて楽しい。
夜のトリは歌之介さん。これまた存じ上げなかったのですが、ものすごく面白かった!山ほど笑いました。ここに至るまで私は8時間近く寄席にいて(笑)疲れきっているにも関わらず、気持ちよく笑ってしまいました。気持ちよく、というのが凄いなーと。ものすごい迫力と、勢いと、愛嬌と、親しみで、素敵だ!といっきに気持ちが舞い上がったものです。竜馬の話の合間合間に落語家さんや政治経済時事ネタを大いに差し込んで、もうめまぐるしいことこの上なし。
書けなかったけど他の方々も、みーんな面白かったです。昼も夜も。いろんな人を一気に見られて、大満足。


・春の若手花の三人会
チケットを取り忘れて諦めていたら、たまたまキャンセル流れらしきチケットをぴあで見つけて、運がいいわーと気軽に見に行った公演です。相模大野、初上陸。天気がよくて、行き帰りの電車の中であったかい陽気を感じながら本読んで、移動時間だけでもにやにやでした。
公演中もにやにや。花緑さん、初めて見ましたが、楽しい楽しい!品があるのに親しみもあって、ぱきっと笑える楽しさで、素直にけらけら笑ってしまいます。「二階ぞめき」という話、知らなかったのですが、なんというむちゃくちゃな話(笑)若旦那のマニアックぶりも品があって、くだらなくて、番頭さんのリアクションが秀逸で、本当に楽しかったなあ。若旦那がとても自然なのも品のなせる技かなあ。もっと見ていたいなあと顔にやけまくり。
三三さんも噂の方で、やっぱり初めて見ましたが、私もう登場時から釘付けです。猫背気味にひょいひょいと奇妙な足取りで高座に出てくる佇まいからして、なんだこの人、と興味津々。どこか飄々としていて、そのくせ地に足がしっかりついた雰囲気が、なんだかとても奥深い。「花見の仇討」というネタでしたが、もうキャラがそれぞれ生き生きしてて、本当に本当に面白くて、いいなあもっと見たいなあと思ってました。
談春さんは「慶安太平記」。講談のお話から入っていって、講談のネタ?講釈ネタと言うらしい、というのは後で調べて分かりました。落語というにはまた質の違う雰囲気で、こういうときにど素人は戸惑うことしか出来ないのが本当にもどかしいです。盗賊達?の口調に入った途端にどんと増す凄みに見てる自分までピリっとしてしまう。そういえばああいう凄みのある人物が出てくる話を見たことがなかったですが、異様に迫力があるのでうわーとなりました。これまたもっと見たい。
前座でうわさのこはるさんを見られてこれまた嬉しい。初めて見たのですが、2階席から見ると少年のようで、瑞々しいなあ。「真田小僧」という話ですが、楽しかったなあ。それにしても前にも書きましたが、どうして落語に出てくる子供はみんな小生意気で面白いのか。
そういえば、談春さんがこの日の3人の流派(とは言わないのか。もう専門用語が分からないことこの上ない)の歴史を考えたら、これがやくざなら楽屋は大変なことになってますよ、という話をしていて笑いました。よい時代なのですね。
見たい人がいっぱいいるのに、見たら見たでもっと見たいとなるのは本当に困ります。


春風亭昇太独演会「昇太ムードデラックス」
余一会で見て以来、もう昇太さんの落語が気になって気になって気になって、もっと見たいよーとじたばたしていたら、ものすごいタイミングで本多劇場で独演会があることを知って、でももちろんチケットはないわけです。だめもとで仕事終わりに当日券を求めに行ったら、あった。素晴らしいタイミング!と感激して見た独演会。お客様が、今まで見てきた数少ない落語のライブと比べても、若くてオシャレなお嬢さん方が多い!若い男性も多い!ていうか本当にバラエティにとんだお客さん傾向にびっくりです。今までの経験で言うと、笑い飯の単独の次くらいにカオスでした。*1
噂には聞いてましたが、昇太さんはまず私服で出てきてマイク持ってトークするわ、ネタの合間に高座の上で着物着替えるわ、やりたい放題(笑)何度も言うようにど素人なのでよく分かりませんけども、これ多分なかなか型破りなことなんだろうなあ。


演目は、「天狗裁き」「花粉寿司」「花見の仇討」。終演後のロビーのお品書きにはいつも本当にお世話になります。「花見の仇討」は前述の三人会で、三三さんがやられていたのを見たばかりだったので、おおっとなりました。何しろど素人の私、同じ演目を違う落語家さんで見るという経験が初めてだったもので、それだけでちょっと興奮。人が違うことでどれくらい違うものになるのかなあと疑問だったのですが、なるほどなーと。この感覚は、レ・ミゼラブルを違う役者さんで見たときの感覚にとても近いと思いました。ただ、古典落語の場合は筋は一緒でも解釈によって台詞や展開も違ってくるみたい。おおらかでいいなあ。落語の世界ではネタは共通財産だと聞きましたが、そういうおおらかさがとても素敵。三三さんのとはまた一味違う中身になっていて、落語面白いなあとしみじみ。しかし季節なのですね。季節ネタっていうのはとてもいいな。バレエとかでもクリスマスの時期にくるみ割り人形の公演がたくさんあったりして、そういうのはとても好きなのです。


とにもかくにも「花粉寿司」というネタに抱腹絶倒でした。文字通り涙流して笑った笑った。なんてくだらなくて馬鹿馬鹿しくてぶっ飛んだ話なんだろう!ネタの前に、袴姿に着替えた昇太さんが、「なぜ袴になったのかというと、次にやるネタは袴じゃないと大変なことになるんです」と言っていて、一体これから何が起こるんだ…と思って見てたらば、あれですから。寝る転がるじたばたする反り返る。逆に袴じゃないバージョンを見たくなるくらいの振る舞い(笑)もちろんそういう動きの部分だけじゃなくて、もう導入からして可笑しすぎる。花粉症の人に最も適さない職業は何かを考えた、と言ってらしたのですが、それが寿司屋だなんて、もうこの人はどっかおかしいんだ…と感激しながら見てました。だーしゃだーしゃ言うくしゃみ音のデフォルメぶりもどうかしてる。そして最初から最後までずっと笑いっぱなし。起伏もあるにはあるけど、なんかそういう構成みたいなものはとりあえず棚にあげて面白いところ取りというむちゃくちゃな勢い。愛嬌たっぷりで明るい高座なのに、何かとてつもない歪さというか、得体の知れなさみたいなものがあって、もう私夢中です。
あと、「天狗裁き」をやったあとに昇太さんが「バレバレですよねえ」と言っていて、落語を知らない人が多いライブだといいんだけど、落語に詳しいお客さんの多いライブだとあんまりしっくりこない、みたいな話をしていたんですが、しつこいのが好きな私みたいなのもいるのでいいと思います(笑)分かってても笑っちゃう、というのはありますもん。千鳥ファンが言うんだから間違いない。ほんとに面白かったので、もうやらないなんて言わずに、またぜひやっていただきたい。
「花見の仇討」の前に、「桜は馬鹿ですね」という話をしていて、「毎年寒いうちに咲いては雨に降られたりしてさっさと散っちゃって、学習能力がない」「なんでもっとゆっくり咲かないんだろう」と、ものすごい持論爆発(笑)風雅なものを鼻で笑い、人様の高座が最近うらやましいんですよーと言いながらさらりと褒めたり悪態をついたりする。なんというやりたい放題。
昇太さんの落語は、生で見られるだけ見たいなーという気分になってきました。見たいという気持ちだけでチケットが取れればいいのに!


以上です。長い。書きすぎました。こんな短い期間でこんなにたくさん落語を見る機会なんて二度とないだろうから、恥を承知で思い切って書いてみました。
これに懲りずにこれからは落語も少しずつ見ていけたらいいなあ。お好きな方が見てらしたらぜひ私みたいなもんにご教示お願いします(笑)

*1:笑い飯の単独は、18歳以下の女子を除いた全ての人種が集まっているのではと思う。老若男女、サラリーマンの男性やきりっとした美女はもちろん、豪奢に着飾ったキャバ風のお姉様からパンクスタイルのお兄さんから、程よい年齢の夫婦まで。