箱雑記ブログ

色々まとめています

K-PROプレミアムライブ2

久々にK-PROライブに行ってきました。出演者が大変にツボだったもので、うまいこと行ける日にあってくれて嬉しかったです。以下感想。


※以下は正式タイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したもの
風藤松原:[漫才]お題を出して瞬時に答える
アルコ&ピース:[コント]犬を探している
流れ星:[漫才]自衛隊の鬼軍曹
鬼ヶ島:[コント]医者と看護婦と息子
5番6番:[漫才]コラボ
夜ふかしの会:[コント]不適切な部分のある物語
夙川アトム:[コント]催眠術
THE GEESE:[コント]人間ドックの結果
ラバーガール:[コント]変な人が家に入ってきた
江戸むらさき:ショートコント
・シャカ:[コント]住職インタビュー
POISON GIRL BAND:[漫才]ポエム
・トップリード:[コント]子供が余命半年
・磁石:[漫才]CM

好きだったのはトップリード。何度も書いてますけど、本当に見るたびにこの人達のコント好きだ!と思います。初めて見たときから好きなコントやる人達だなあと思っていたけど、未だに見るたびにやっぱり好きだなあと思わされます。今回は特に、力技に偏った迫力の展開でもう笑うしかない(笑)ああいうのも出来ちゃうんだなあ。と思ったけどヨグルトおばさんもあんな感じでした。どっちにしてもあんなの大好きです。もっと見たいなあ。単独とかあれば行きたいなあ。
あとは鬼ヶ島がずるい(笑)毎回酷いネタばっかりなのはいつものことですけど、それにしても酷さのパターンが無駄に豊富なのってどうなんだろう。そういえば和田さんのプレイヤーとしての存在感て結構なもんだった、というのをものすごーく久々に*1感じました。ネタ忘れてエア台本を手にして固まるだけが和田さんじゃないのでした。*2あとはもう、大川原さんの器用さもさることながら、野田さんの存在力(笑)昔はもうちょい愛嬌みたいなものがあったような気がするんですけどーいつからあんなお化けみたいな人になったんだ。面白すぎる。
アルコ&ピースの間をたーっぷり使ったいかにもコント師らしい演出ぶりも好きだなあ。どちらもぱっと見は無個性なのが逆に映える気がします。芝居しすぎない感じとかも好き。
夜ふかしの会は初めて見ましたが、面白いなー。たまたま見たコントがそうだったからかもしれませんが、チーム感がすごくて。で、見た目も地味なのに一癖もふた癖もあるっぽい感じがいかにもで楽しい。ちょっとジョビジョバ思い出してみたりしました。
ラバーガールは、たまたまなのかなんなのか、設定がいい意味で雑で笑ってしまった(笑)あのコントで最後に大水さん側の展開を予想してしまうのは、コント好きの駄目なところだなあと反省です。本当に何もないんだ!馬鹿だ!という笑いが最後にもういっこあってたまらなかった(笑)
THE GEESEもあのネタ大好きです。なんとなく、コントになると二人のたたずまいが普段以上によりいっそうとぼけた風になってる気がするんですけど、そのとぼけた感じが好きだなあと。尾関さんとかとぼけ方に関しては一級品だと思いました(笑)ぱっと見だと知的なイメージも無きにしも非ずなのに、結局はばかだなーというのが素敵。
夙川さんも生で見るのは初めてだったかなあ。がっつり長い時間見ても、面白いんだなあと思ってわくわくしました。喋り方という芸の部分が売りになるというのがかっこいい。


ポイズンは先日の漫才トークでやっていたポエムのネタ。何一つ洗練されてませんでしたが(笑)もともと面白かったので改めて見ても面白かったので私的には何の問題もなく笑いました。ただでさえくだらないこの人達の最近の漫才が、どんどん原始的なくだらなさを極めていくのがひたすら楽しいです。ネタの頭で関西弁も披露してましたそういえば。ネタの前の会話にあった、「みんなこっち見てるわー」「椅子の向きがこっち向いてるからね」というやりとりがたまらなかったです。
磁石は磁石らしいネタで、見たことないネタだったんですけど面白かったです。佐々木さんのツッコミがどうにも好きなんです。投げやりで捨て鉢で愛がなさそうなのがすごくいいなあ(笑)永沢さんのボケっぷりはやっぱり独特で、私は息をするようにボケを言う(もしくはホラをふく)人がすごく好きなんですが、永沢さんてそういう感じだなあと。
風藤松原が途中からぐだぐだになっちゃってて、あんな風藤松原初めて見ました。私はよく知らないんですけど、珍しいイメージ。まったりやりとりしているようで、結構緻密な間なのだなーとか考えてしまった嫌な客ですみません。でも相変わらずあの脱力ぶりは癖になります。
流れ星は最初からぐだぐだしてましたが、ここはわりとそういうのに遭遇するからあまり驚かなかった(笑)自由度が高いってことなんだと思うんですが、それがすごくいい方向に出る場合とそうでない場合とがあるようで、今回はまさに後者(笑)それはそれで、その自由度が楽しいなーとも思うのですが。
5番6番江戸むらさき、シャカあたりは本当に本当にいつぶりに見るだろう!というくらい久々に生でネタを見ました。それぞれ面白かったなあ。シャカのコントは相変わらずおっかしくて好きでした。しかし大熊さんあんまり年とりませんね。さすがです。



その他トーク等覚えているポイント。


・オープニングトークが、ポイズン、THE GEESE夙川アトム氏という面白い並び。事務所の関係で、自然と2対3になる。
・その場ではじめましてのご挨拶となるポイズンとギースの二人。
K-PROのライブは何回目くらい?と聞かれ、「毎回出てます」と意味の無い嘘をつく阿部さん。この感じのホラをちょいちょい重ねていく。
高佐「すぐ嘘をつきますね」
吉田「すぐバレる嘘をつく」
・静かなオープニングで、これでいいのかという話がまことしやかに。吉田さん曰く、「でも楽屋にいる人みんな静かなタイプですよね」と。
・トップバッターが風藤松原であることに対して、「喪中みたいな始まり方」などという吉田さん。他の人ならまだしもポイズンに言われくはないだろう(笑)
・R-1について。阿部さんは自宅でネゴシックスと見ていたそう。
阿部「あいつ3回戦で落ちてるのに超悔しがってんの」


スペシャトーク、流れ星+鬼ヶ島+磁石。
・磁石は出演者として発表されていなかった。けれど名前が出たときに客席の反応がよくないとぷんすか怒る永沢さん。
・ネタが終わっている鬼ヶ島と流れ星について、永沢さんが「ウケヶ島とスベリ星」などと言い出す(笑)
流れ星はネタ終わりに楽屋でスベリ喧嘩をしていたらしい(笑)
・最近、大川原さんと永沢さんと瀧上さんとでよく飲んでいるらしい。
野田「お前、イケメン3人組になろうとしてるだろー!」
・その中で、改めて永沢さんが変な奴だと思った、という大川原さん。
先ほども、楽屋でジャンプを読んでいた永沢さんが、突然ジャンプを引きちぎり始めたと。
永沢さんとしては、厚い雑誌は読んだ部分をちぎって捨てていけば軽くなるから、とのこと。斬新だなあ。
・さらに変だ変だと一同に口々に言われ、永沢さんが「お前らが言うなー!」と切れる。
永沢「ここに日本を代表するクズが3人集まっている!」「野田、和田、ちゅうえい!」
・以降、野田さんのお金にかかわる話など色々。そんな野田さんにちゅうえいさんがお金を借りようとしていた、という目撃情報が。
大川原「出た、夢の共演」
そして和田さんのクズ話はグロすぎて言えないらしい。人間のクズはクズでも、和田さんのは笑えないクズだと(笑)キーワードとしてヒモがどうのと出てきてあーあーとなる(笑)
大川原「二人は『いい加減にしろよー!』って感じだけど、和田は『ちゃんとしろよ…』って感じ」(笑)
この感じに、この人達相変わらずなんだなあ…と思ってちょっとだけ嬉しくなる私。あくまでちょっとだけ。
・永沢さんによると、佐々木さんも結構やばい感じだそう。
永沢「佐々木は借金しないけど常に20円くらいしか持ってない」(笑)
・そして鬼ヶ島の3分の2がじこはさんがどうのという話になり、野田さんが「俺破産できなかったもん!」という衝撃のひとことを。以下省略(笑)
・永沢さんにお金借りたことがあるとか無いとかいう話になって、群がるクズ3人。
永沢「集まってきたー!」
そして野田さんの、「こいつも悪いよ、貸しちゃうんだもん」というクズの見本のような名言が出ました。相変わらずで何よりです(笑)


・コーナーは「芸人椅子とりゲーム」。
10人で椅子取りゲームをやって、毎回座れない2人に罰ゲーム。佐々木さん仕切り。
・1つ目の罰ゲーム『コテコテ関西弁漫才』犠牲者は大水さんと松原さん。
何しろこのお二人なので、ツッコミのほとんどないまったりしたノリでにゅるっと終わる。大水さんが頭を抱えて床につっぷす(笑)
・2つ目の罰ゲーム『アルコ&ピース平子のケツバット』犠牲者は尾関さんと風藤さん。
尾関さんは、わーっとなっている他のメンバーを見て楽しくなっちゃって、座っていたのに立ってしまった(笑)
・尻ポケットに入れておいた財布を風藤さんが預けようとすると、野田さんが「あ、俺が」と近寄り、追い払われる(笑)
・風藤さんが食らったケツバットのあまりの迫力に、全員が騒ぐ中そっと袖に消えていく尾関さんと、それを見逃さず引っ張って舞台に戻ってくる高佐さん。
・平子さんより、「アルコ&ピースのいいところを3つ言って、それに俺が納得したらケツバットしない」という提案が。
結果として、1つ目も言えず言葉に詰まり、見事に尻をクリーンヒットされる尾関さんがらしくて最高。
・3つ目の罰ゲーム『アルコ&ピース平子のゴムパッチン』犠牲者は松原さんと鈴木さん。ていうか普通に鈴木さんがたっちんと呼ばれてましたがいいんですか(笑)*3
・のはずが、何故か松原さんの変わりに何も悪いことをしていない野田さんがゴムパッチンをやらされることに(笑)
野田「どういうこと!?」
大川原「ものすごく正当な主張だ」(笑)
・実行時、二人が逃げないように捕まえていた大川原さんと永沢さんも、ゴムパッチン時にとばっちりをくらう。


そんなところでしょうか。思い出したら追記するということで。
吉本じゃない芸人さんのわちゃわちゃ、楽しかったなあ!一時期に比べたら本当に足を運ばなくなってしまったけれど、当時よく見ていた芸人さんが形は変われどまだまだがんばっていて、しかも面白くてたくさん笑わせてくれて、やっぱり見られるときに見ておかないともったいないな!と改めて思いました。人力舎の面々、というかぶっちゃけ鬼ヶ島の御三方、相変わらずすぎてもうどうしようかと思いました(笑)野田さんの駄目っぷりも、和田さんの笑えない駄目っぷりも、大川原さんの頭のおかしいぶりも、なんだったら当時より磨きがかかっていて、目頭が熱くなったようなならないような。
あとは、椅子取りゲームのコーナーのMCが佐々木さんだったんですが、仕切りっぷりが大変に好みでやっぱりいいなあと。切るところは切って、流すところは流して、笑うところは笑って、怒鳴るところは怒鳴るというその多岐にわたるメリハリぶりがすごく好きです。もっと見たい。もっと見たいといえば、ああいうわちゃわちゃの中での尾関さんのすっとぼけぶりはすごく楽しいので、これももっと見たい。そんなのらくらな尾関さんを逐一監視して突っ込んだりする高佐さん、というTHE GEESEのバランスは見ててこれまた癖になりそう。トークライブとかあったら見てみたいなあ。


以上です。楽しかったです。
そういえば座・高円寺って初めて行ったんですが、きれいで見やすくていい劇場で、すっかりお気に入りです。

*1:なんだったらCUBE以来で

*2:2005年当時のライブで見て以来忘れられない和田さんの失態。

*3:それで夜ふかしの会の鈴木さんが粋なりのたっちんと私の中でイコールになった。全然知りませんでした。コント続けてらしたんですね!