箱雑記ブログ

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よしプリ スペシャルライブ 芸人将棋

バッファロー吾郎さんの新しい企画ライブ。秒殺キュートンラゴリシュール5と出演者に隙がないのと、企画そのものがかなり面白そうだと思って行ってきました。
多分に実験的要素を含んだライブだったので、うまくリズムが掴めないシーンもあるにはあったのですが、全部見終わってあー楽しかった!となれるライブでした。バッファローさんは本当に面白い企画を見せてくれちゃうなあ。
以下はライブの流れをあまり考えずに感想を書いてます。




4人で1チームをつくり、チーム対戦を行う。4人のうち1人が王、そのほかが兵士(歩みたいなもの?)。兵士は十字方向にのみ動けて、王は十字と斜め方向に動ける。どれも一度に1マスしか動けない。
ひとつのコマに敵味方が重なった時点で対戦。対戦については、重なったマスの色によって変わる。何もないマスは王が持っている扇子に書かれた6つの対戦方法から、攻撃を仕掛けた側の王が選べる。黄色のマスはあらかじめ決まった対戦方法の書かれたカードが入っている箱から仕掛けが側の王がくじ引きで引く。青のマスは木村さんが考えてきた木村ゲームの中から木村さんが選んだもので対戦。勝った方のチームは負けた相手を奪い、以後いつでも使うことができる。
対戦の制限時間は45分。その間に王が負けるか、制限時間が過ぎた時点で駒数が多い方が勝利となる。


基本的には将棋のルールを基本にしたもので、昔とんねるずがやってたのとか、昔深夜番組でやってた企画を思い出しました。ルールを聞いただけで面白そう。
チームわけは以下のとおり。MCは浅越ゴエさん、ジャッジは木村さん。


東京シュール5チーム
カリカ、犬の心池谷、POISON GIRL BAND吉田
ラ・ゴリスターズチーム
ハイキングウォーキング、ピース
・竹若+キュートンチーム
バッファロー吾郎竹若、増谷キートンアホマイルド
・秒殺チーム
COWCOW、Bコースハブ、グランジ佐藤


対戦は、最初が竹若+キュートンチームvsラゴリチーム。
2戦目が秒殺チームvsシュール5チーム。


こんな前提で、あとは覚えていることを箇条書きにしてみます。



・木村さんの「絶好調中畑清です!」が冒頭でさっそく炸裂。拍手が起こる。
木村「ほんとの幸せ教えてよ!徳永英明です!」
↑不意をつかれて爆笑。木村さん、ラジオの企画でこんなことを延々やったおかげでストックが山ほどあるらしい(笑)
・シュール5チームは林さん以外はシュール5のTシャツ(サムガリイヌの絵のやつ)を着て登場。Tシャツ3人、一般サラリーマン1人。すでにだいぶシュールだと言われる。
・もうすでに2年ほど活動しているシュール5。しずるが売れすぎてしまったという話。
林「『しずる引っ張ってってくれ』感がすごいですよ」
・吉田さんの、吉田さんと池谷さんで髪型だけならしずるになれるという主張。
・若干変な空気を作るシュール5チームに、浅越「シュールってもしかして便利な言葉ですか?」(笑)
・登場時、綾部さんがゴリラの動きで出てくるも、後から出てくるメンバーがみんな普通に出てくる、チームワークに不安の見えるラゴリチーム。
・ずるずるに滑ってしまう綾部さん。本日の綾部さんはこっち側のスタンスらしい*1
・同じことを2回言うQちゃん(笑)ラゴリチームは同じことを2回言うチームだということになる(笑)
・竹若+キュートンチームは全員がグレコローマンスタイルで登場。これを見ただけで来た甲斐があったと思えました。
浅越「竹若さん無理してないですか?」
綾部「竹若さん鳥肌すごいですよ!」
・竹若さんとキートンさんのアマレスユニフォームにのみ「関東一高」と書かれている(笑)
キートンくまだまさしに借りてきました」
・竹若+キュートンvsラゴリチームの対戦。王は竹若さんと松田さん。
・さっさと敗退していくアホマイルド二人。残ったのは竹若さんとキートンさんのみ。浅越「ラゴリvs関東一高の対決になりました」(笑)
・Qちゃんと対戦することを選ぶ竹若さん。
竹若「Qちゃんをこっちにもらうことになるぞ」
松田「その場合ロン毛に挟まれることになりますよ」
キートン竹若Qちゃん(笑)
キートンさんとQさんのロン毛あるある対決。
浅越「浅いあるあるが出ましたねー」
木村「あるある界の潮干狩りですね」
・さっそく竹若さんがひとりになってしまい、竹若vsラゴリ+キュートンになってしまう。
木村「時間が余ったら、全員でトークコーナーを…」(笑)
・竹若さんvsQちゃん。木村マスにて対決。
木村さんが選んだ木村ゲームは、「紙ひこうきゲーム」その名のとおり、紙ひこうきを作ってどっちが遠くまで飛ばせるかというだけのもの(笑)木村さん、「ライト兄弟チャンス!」
の発言ですべる。
木村「20年も経つとね、面白くないこと全然言える!」(笑)
・竹若さんの紙ひこうきが客席の一番後ろまで美しくとんだのに対し、Qちゃんの紙ひこうきは足元に戻って落ちてきた(笑)
ハイキングウォーキング対決勃発。なんと木村ゲーム枠。先ほどの紙ひこうきゲームがアレだったために、舞台上の芸人が不安がる。
浅越「木村ゲーム枠はパルプンテ*2ですよ」
木村「ルーラ*3のない状態でちっこい島に飛ばされますよ」
・木村さんが選んだゲームは「ガオガオゲーム」。骨を静かにとらないとブルドックに怒られるという一般的なゲームで対決。芸人能力関係なし!運のみ!
・運だけで松田さんが敗れて竹若さん勝利、戦力的には圧倒的に負けていたのに竹若+キュートンチームが逆転勝利(笑)


・秒殺チームvsシュール5チーム。王はよしさんと家城さん。家城さんが扇子を持つ姿がやたらと様になる。
・よしさんに自分の名前の書かれた駒を手にされた瞬間、「え?」と素の声が出る多田さんに笑う。
浅越「まだ鎧着てないのに的な」
・木村ゲーム枠での池谷さんvs大さん対決。「3・3・7拍子ゲーム」という恐ろしいゲーム実施。3・3・7拍子のリズムに合わせてフレーズと動きで笑いを取る。ただし、3回繰り返して行わなければいけない。かつ、3回とも同じフレーズと動きをしなくてはいけない。1回目ですべったら地獄を味わうことに。
・池谷さん、「東・南・後ろに富士山!」というフレーズと強心臓でしっかり笑いを取る。すごい。
浅越「おそらく静岡あたりですね」
・大さん、「車を・盗んで・銀行に突っ込む」という衝撃的フレーズで場をすごい空気にする(笑)そもそも「車を」の時点で文字数があってないという浅越さんの真っ当すぎるツッコミが。
・大さん、どちらのチームにいても太鼓もち発言。
大「殿、これは分岐点ですな」
木村「あれは車でつっこむ男ですよね?」
以後大さんは「車つっこみさん」と呼ばれることに。
・木村ゲーム枠における、林さんvs吉田さんの対決。ゲームは「物まねゲーム」。木村さんが指定した物まねを全力でやるというもの。お題はまさかの「象」(笑)
吉田「有名人とかじゃないんですか!?」
林さんは素晴らしく吹っ切れた象を披露し、辛くも拍手をもらう。
吉田さんは、まさかの「パオーン」発言によりすごい空気に(笑)林さん勝利、膝から舞台に落ちる吉田さん。
家城「全力で何かするって東京シュール5一番苦手ですからね」「僕は一番見たくないものを見てしまいました…」
・家城さんvs大さんで、「ものすごく速そうな車」を想像してイラストを描くという対決。
大さんの車はサメをモチーフにした「サメZ400」。後に浅越さんに「地上を走る車なのに何故サメを」と言われる(笑)
対する家城さんの車は、どこからどう見ても可愛らしいなめくじかちぎられた可愛らしいお餅にしか見えない(笑)超脱力系、癒し系のイラスト、でも東京大阪間を3分半で走る。
大さんのサメZ400は、燃費が悪すぎて東京から大阪に行くまでに7回くらい給油をしなくてはいけないため、14時間ほどかかるらしい(笑)
・将棋ボードの駒を逐一動かしてくれる林さん。
木村「林くんは敢闘賞決定です!」
・誰を対戦させるかを悩むよしさんに。
大「いかせてください殿!」
吉田「あいつまたこっちくるぞ」(笑)
ここまで秒殺チーム→シュール5チーム→秒殺チームと対戦のたびに負けてチームが変わっていた大さん。
・木村ゲーム枠に使われる予定の木村さん発案のゲームは山ほどあるらしい。
「おせんべいゲーム」→どちらが音を立てずにおせんべいを食べられるかを競う。
「ワインゲーム」→乾杯の仕草をしてどちらがよりかっこよく出来るかを競う。
どのゲームも酷い(笑)
吉田「全部家でやりましょうよ、お正月に」
・対戦してやはり負けて、またしてもシュール5チーム所属となった大さんを、次の対戦ですぐさま使おうとする家城さん。
大「殿!殿!いったんお休み!」(笑)
・フリー15秒というお題にて、吉田さんがトークを。
相方の阿部さんが別の仕事にとられているため、12月に入って4日間しか仕事がなかったらしい。そしてそのうち2日間はお客さんとのツアーだったらしい。誰か吉田さんに仕事を…!
・第2戦はシュール5チームの勝ち。


こんなところでしょうか。本当に面白かったー。大さんが記憶に残る戦いをしすぎ。
浅越さんより、このライブのことを書いたブログのタイトルは「サメZ400」ですね、というお言葉(笑)浅越さんは終始素晴らしいMCぶりでした。「後手、二四佐藤」とか、将棋中継のようなナレーションが様になりすぎて逆に面白かったりする。
何より木村ゲーム枠のゲームの酷さくだらなさが最高でした。あんなの大好きです。本当に酷いんですけど全部楽しい。
メンバーもよかったんだと思うのですが、それにしてもずっと楽しんでしまいました。ぜひまたやってほしいライブです。

*1:綾部さんは大ウケの日とずるずるの日とが極端という印象が。

*2:ドラクエシリーズにおける、唱えると何がおこるか分からないという魔法。

*3:ドラクエシリーズにおける、唱えると行ったことのある街を選んでワープできる魔法。