箱雑記ブログ

色々まとめています

ずしゃる

カメラが入ってました。配信があるかもしれませんので、ネタバレご注意ください。
いつもはカメラの入っているライブはネタバレになってしまうため何も書かないでおいておくのですが、今回のずしゃるはすごく面白かったので、ちょっと残しておきたいです、自分のために(笑)




冒頭に、村上さんの実にやる気のないゆるーい声で、ネタが出来たので見てもらっていいですか、と。そりゃ嬉しくなって手も叩きます。
で、何本くらいやるのかと思ったら4本も持ってきましたあの人たち。1時間30分のライブ時間で半分がコント(と着替え)になってました。意外と時間あるんだろうか。


コントの中身についてはことごとくネタバレになってしまいそうなので詳細は控えます。
1本目、村上さんはネタ終わりに「ややウケだった」と言ってましたが(笑)ややウケというよりは、コントの仕組みそのものに慣れるのに時間が必要だったということではないかと。マンガコントとでも言うべきか。面白かったです。
2本目「上司と部下」は構造そのものがひねくれたコント。仕組みそのものは単純なので、後半に引っ張るのは難しいかなーと思いつつも、二人が同時に椅子に座る瞬間を想像してわくわくしていたのも事実(笑)それにしても村上さんは、お綺麗でお上品な役を演じるよりも、態度が悪かったり口が悪かったり目つきが悪かったりする役の方が様になる気がします。というか単純に見ている私のテンションが上がる(笑)
3本目「部活紹介」は、コントでもなかなか見られないキャラクターの二人が見られてだいぶ楽しかったです。そういえばああいうキャラ使うしずるってあんまり覚えがないなあ。すごく新鮮でしたし楽しかったです。微笑ましいのと同じくらい哀愁がありすぎる。
4本目「禁煙」これが本当に大好きでした。「るつぼ」でgame manというコントがあって、それをすごく思い出しました。池田さんの気の狂い方と村上さんの翻弄され方が面白すぎる。無駄にアップダウンの激しい展開は映画的なんですけど、禁煙という状況下でのことだと考えるとばかばかしさがすごい(笑)他のコントと比べると時間も長めで、大暴れという感じで、大好きでした。これどこかでまた見たいなあ。


トークも配信があるかもしれないので、思い出せる範囲で感想をちょっとだけ。


・レッドシアター特集のマンスリーよしもとの表紙について、一番面白いのはジャルジャル福徳さんだけど一番イタイのはロッチコカドさんだ、という話に笑う。以後どう考えても仲良しすぎるなーと微笑ましく思うしかないコカドさんバッシングが面白すぎて笑う。そもそもコカドさんが面白いんだからそりゃトークが面白くないわけがない。
・池田さんが愛するパチンコの話。パチンコの細かい面白ツボを夢中で話す池田さんの勢いが気持ち悪かった(笑)
村上「パチンコの話してる池田嫌い!」
・東京一週間に掲載の、芸人ヌード?の写真の撮影話。村上さんだけでなく、みなさんの写真にそれぞれテーマがあったらしい(笑)そのテーマが驚きの伝わらなさで笑うしかない。
・東京一週間の撮影は村上さんだけのお仕事のはずが、マネージャーさんのミスで池田さんにもお仕事のメールが入ってしまい、何も知らずに撮影現場へ行き、間違いでしたとあっさり追い返される池田さんが哀れ。哀れの似合いっぷりが半端ないです。そしてそんな池田さんを呼び出してわざわざトドメを刺しにくるフルポン村上さん(笑)
・村上さんがヌードになった、という情報を聞きつけた、次の撮影のお仕事のカメラマンさんのイケイケな様子の話。詳しくは書きませんが面白すぎました。
・いつだってお客さんの反応が気になる池田さん。いつだってお客さんには「面白い」と「つまらない」のカードを持っていてほしいらしい。それをあげてもらえれば、どう思われてるか分かって安心するんだとか。
・以前の神保町花月のお芝居*1で、サイコな役をやった池田さんは、ボケの要素もない役で本当に苦しんだそう。そうだったんだーと今更納得です。
・普通だったら、笑いを取るべきところと、別にとらなくてもいいところで、メリハリがあるべきなのに、池田さんの場合はどんなときでも何かしら笑いをとらなくてはならないという強迫観念に駆られている、というようなことを言う村上さん。
ホワイトボードに人らしき形と「池田」という文字を書いた池田さんが、「こいつが許してくれないの」って。普通のトーンで気のおかしそうなことを言い出す池田さんに俄然食いつきたくなりました。正直この日のトークで一番聞いてよかったと思ったのはこの話。そしてこの状況について「『ヒミズ』みたいなもん?」とさらりと理解を示す村上さんがちょっとすごい。


面白かったので思い出した端から書きたくなりましたが我慢。
ネタもトークもひっくるめて面白かったです。

*1:「影ができるほどのタメ息」