箱雑記ブログ

色々まとめています

最近見た映画。

珍しく映画をよく見てます。年に1回くらいこういう時期があります。
見たのは、「南極料理人」と「サマーウォーズ」と「ココ・アヴァン・シャネル」。


南極料理人」は好きすぎました。とても地味で、ゆるやかで、大きな事件など何もないお話なんですけど、いちいち丁寧で、じわじわとくる笑いも本当にひとつひとつ丁寧に作られていて、全編通して楽しく見ました。大好きです。仕事帰りに見たんですけど、おなかがすきました!全部の料理が全部おいしそう!ほとんどのシーンで隊員が無言で夢中でご飯を食べているので、それがまたたまらない。沈黙にはその場その場で別々の意味合いがあったりするんだと思うのですが、どれもこれもがとにかく味わい深い。何より、料理のうまい男の人の料理する姿というのはなんであんなにも色気があるのか!もともと堺さんが好きなのもあると思うんですが、料理のシーンのたびにきゃーとなってました。きっとあれを正しく萌えというのだろう(笑)


サマーウォーズ」は見に行った友達がのきなみ「よすぎた!」と言っていたので見に行かなきゃーと思って行ったのですが、ほんとによすぎました。泣いたー。リアリティとファンタジーのバランスが絶妙で、そんな中でもアニメとしてあるべき爽快感が抜群で、誰が見ても楽しいはず!と思える充実感でした。ネット世界の中に出てくるアバターのデザインがどれもこれも全部が全部かわいいやらかっこいいやら!ていうかあの世界そのものが素敵すぎた。ああいうデザインてどうやって思いつくんだ…悔しいくらいです。あと、バトルシーンのかっこよさは何事!あんなにテンションあがるなんて、自分でもびっくりです。バトルシーンのためだけにもう1回見たい気分。


ココ・アヴァン・シャネル」は、いろいろと興味深い。働く女子として思うところは多々。映画の中で、シャネルが「君は反逆者だな」と言われるシーンがあるのですが、反逆者であると同時に革命的な人なのだなあと。女性が働くという流れがない時代に、働く女性のための服を作っていたというのがすごい。全然知らなかったんですけど、そう考えるとちょっとすごすぎる。ただのデザイナーじゃないのだなあと。オドレイ・トトゥがものすごくきれいってわけじゃないんですけど、凄味があってすごく素敵だったなあ。ところで映画が終わった後に、3人連れくらいの女の子が、「なんで伯爵の家に転がり込んでんのかよくわからなかった」「勝手に怒って出て行こうとして戻ってきたりとか、わがまま」という話をしてて、ええーとなってしまいました。そうか、そこがそもそも伝わらない場合もあるのか。確かに説明の多い映画ではなかったかなあとは思ったのですが、ちょっとショックでした。


で、映画館に行くと、予告とか見てまたあれもこれも見たい!と思ってしまうんですね。次に行けるのはいつになるかな。