『前夜じゃ!』追記。
書いても書いてもまとまらなくて心が折れてたんですが、案の定書こうと思ってて書いてないことを思い出したので、自己満足気分で追記を。それにしても、自分のこの感じたことをとりあえず書き留めてしまえという気質は本当に趣がないなあと思います。気持ち悪くてすみません。
- 一番好きだった台詞は、乾杯のシーンにおける関町さんの「このおかしな夜に!」を受けての、家城さんの「彼女の幸せな前夜に!」でした。この時点で、言い逃れも出来ないくらいに完璧に失恋をした青山が、シズカさんが幸せになれると確信したことで本当に幸福そうな様子なのがものすごく泣ける。
- ちなみに「万歳!からの乾杯!」も好きです(笑)それを最後の方できちんと拾ってあげる林さんがさすがです。
- 「死に現実味がない」「それが悪いこととは思わない」「ただ、死んでいった仲間達のことを思うと、時間をゆっくり使うことはわしには出来ない」でしたか。ニュアンスが違っていたらすみません。おじいちゃんのこのあたりの台詞は本当に素敵です。
- おじいちゃんがゆーーーっくり歩くシーン。私は水曜に見に行っていたのですが、水曜のあの時間の長さはとてつもなかったです。どのくらい長かったかって、「ちゃんこ番」におけるポイズンの千葉さんの布団たたきコントが頭をよぎるくらい(笑)*1
- ちなみにおじいちゃんが歩いている間、お芝居がほとんどブレない阿部さんと、まったくブレない林さんがすごい。おじいちゃんウォークが後半になると、どうしても後ろの二人に目がいくという現象。特に林さんの、おじいちゃんを小さく頷きながら見守る好々爺的な表情がもうたまらなかったー。
- かたつむり林くんの衣装は私服らしいと、別の公演を見に行った友人から聞きました。私が水曜に見に行ったときに、林くんはオバマTシャツを着ていたので、それが私服だなんて考えもしなかった(笑)なんてTシャツを普段着にしてるんですか。
- おじいちゃんが常に手に携えている芽のおもちゃ(あれ何て言うんでしたっけ)、水曜のエンドトークの田所さんによると、おじいちゃんにとってあれはおばあちゃんだったそうで(笑)周囲の皆さんも気付いていなかったようで、家城さんかな?に「作りこんでるなあー」と感心される田所さん。
- おじいちゃんが毛布の下に何かしらのグッズを残していくのが大好きでした。田所さんらしいおしゃれなボケ方。私が見たときにはうなぎパイがあって、どっから持ってきた!と驚いたり(笑)千秋楽が確か、求人情報雑誌だったような記憶が(笑)
- 関町さん扮する春田(でしたか?苗字がうろ覚えで…)が映画の話でスイッチが入るシーン、マトリックスを再現しようとして見事に派手に背中から落ちるんですが、その落ち方に迷いがなくて可笑しくてしょうがなかったです。痛いのとかあの人は気にならないのでしょうか。
- 田所さんの公演終了後のブログが気になって色々考えてみました。もちろん脚本そのものは見ることが出来ないわけですが、阿部さんの役名が「ジュンイチ」→「純一」、林くんの役名が「ムラタ」→「村田」、とすると、なるほど。なんて洒落てるんだ。吉田さん粋だなあ。田所さんよく気付いたなあ。
*1:実際はあそこまでじゃなかったですが、もちろん!