箱雑記ブログ

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プライムライブ ポテト少年団・菊地の会〜ためになる雑学講義〜

とっても好きなライブなので今回も簡単に流れのみを。前回も見に行っていたのですが、徳川とかの歴史モノはどうしてもメジャーで、結構一般的に知られているトピックスが多いから、1回目のような、「へえー!」という感じにはならなかったのでした。やっぱり見るならどちらかといえば本当に何も知らない未知の、しかも狭い範囲の世界の話がいいな。そういう意味では今回は私にとっては未知の世界過ぎて本当に楽しかったです。




・今日も「起立、礼」の号令は吉田さん担当。今回は着席の変わりに「ちゃく由美子」*1でどへーとこける一同、コメディ映画の主人公ばりの表情を見せる吉田さん。
・徳井さんが居ない。どうやら遅刻。このライブの前にノブシコブシのイベントに呼ばれて一緒だった吉田さんの証言によると、「一緒に行こう」と誘ったところ、「俺今日入ってないですよ」と言っていたそうで。ちょうどそのノブシコブシのイベントで、ほぼ同じシーンを浜崎さんで見た記憶があったので大いに笑いました。
・そして徳井さんが居ない代わり、と言って、袖にいた誰かを菊地先生がつれだしてくる。犬の心押見さん、もとい、留学生のワンターレン君。*2ダウンジャケットを着こんで完全に帰る途中という様相。
・クラスのみんなにあたたかく迎えられるワン君。あわせて片言で挨拶をするワン君。「○○アルヨ」と言い、ベタだな!と言われる(笑)とりあえずワン君は徳井さんが座るべき席へ着席。
・今回もひとりずつ生徒を紹介。西島さんはすっかり助手ポジション。
一同「ずりいよー」
西島「ずるくないです。ただちょっと頭がいいだけです」
素敵すぎる。そして誰も反論できない。
・大「将来の夢は政治家です」
・福田「神保町花月の稽古3日目にしてすでに演出家が嫌な顔をしているLLR福田です」
福田さんは神保町の稽古のたびに「演出家に怒られる」というミニコントをしている、らしい。
・そうこうしているうちに、遅刻してきた徳井さんが舞台に走りこんでくる。
徳井「いやあ、間に合ったー!」←もちろん間に合ってません
そして座ろうとして、自分の席に座る押見さん、もといワン君を発見し、「お前誰だよ!」と怒鳴りつける徳井さん(笑)遅刻してきたのに悪びれなさがすごい。
そして吉田さんが「一緒に行こうっていっただろー」と(笑)
とりあえずひとつ余分に椅子を出して、ワン君と徳井さんが並んで座るポジションに。


・今回のテーマ=「動物」
・以前ポテト少年団中谷さんのブログコメントにて、やってほしいテーマを募ったところ、恋愛に関することが多かったが、このライブでは恋愛の話はしないそうです。
村上「恋愛は1時間じゃ収まりきらないからなあ〜」←かっこつけたポーズと共に
そして恋愛なんてまったく興味ないだろうと言われた福田さんは、「愛なかったら俺生まれてきてないわ!」と真っ当な反論を(笑)
・どんな動物が好き?
福田「ネコ!ネコ!ネコちゃん一番可愛いよ!」
大「犬!犬!犬!ワンちゃん!」
最後列が大変やかましい。
・犬がなぜあれほど人間に従順か、その理由について菊地さんの講義を聴きます。
・犬は現在、約400種類くらいの種類がある。日本で正式に認定されているものでも約200種類。
・犬の学名=「カニスファミリアリス」
村上「つづりはどういうのですか?」
福田「つづりでお前に何が分かるんだよ!」
この瞬間から福田vs村上の対立勃発。突っかかっていこうとする村上さんを周囲の人間が宥めているが、福田さんは一向に椅子から立とうとしない(笑)火種だけ巻いて処理する気がないというのが、大変に福田さんらしい気がします。どうでもいいですけどこの二人のvsの図式ってなんであんなにわくわくするんでしょう。
・犬は最も種類の多い動物だと言われているそう。その理由は、人間が改良に改良を重ねているから。主に狩りなどに適応させるため。
・袖で誰かが何かをやっているらしく、気が散る一同。
福田「早く授業やりましょうよ」
大「俺犬大好きなんですよ!!」
大さんの犬好きは本物。代官山を歩いていたら、会う犬会う犬にことごとく触っていくので全然進まないらしい(笑)某駅前にて、大さんがブリッジをしているからどうしたのかと思えば、車?の下に居る犬をかまおうとしていたのだとか(笑)
・犬の起源は?→オオカミ。
オオカミの子を人間が連れてきて、人に慣れさせていったのが大本だそう。
・人間のために人間に従順にと作られた犬なので、犬は基本的に人間のことを信じているそうです。
菊地「犬は人間を信用しているので、皆さん犬に優しくしましょう!」
だから、犬の前でケンカなどはしてはいけない、と。
西島「グランジのソバに犬を置いてはいけないんですね」(笑)
むしろ犬がいればケンカしなくていいんじゃね?という話に。
大「こうなったら、(グランジに)犬を入れるしかないですかね!」
面白そうだと話すほかの面々(笑)
・犬はガン細胞を匂いで発見することが出来るらしい。
初期のガン細胞については、CTスキャンよりも発見の確率が高いとか。
徳井「だから人間ドックって言うんですか!」
一同びっくりの徳井さん発言(笑)前の席の村上さんが、懇切丁寧に「あれはドッグじゃなくてドックです」と教えていた(笑)
・途中、福田vs村上戦線に平和が訪れる(笑)
村上「福田くんとは本当は仲良くしたいんです」
福田「そんなウ○コみたいな服きた奴と仲良くしたくないよ!」
この日村上さんはカラシ色の服を来ていました。ていうか福田さんもたまにカラシ色のパンツはいてるはずだが。
そしてその福田さんの発言を、ウ○コを何故か「のび太」と間違えて村上さんに伝えようとするジェントルさん謎のミスにみんなが笑う。
・犬の嗅覚について。犬は2億2千万の種類の匂いをかぎ分ける。
菊地「犬の鼻は郷 ひろみです」
以前にも同じようなことを授業で言っていたことが、関町さんの過去の板書ノートにより判明(笑)
・犬の仲間の中でも最も鼻が強いのはジャッカル。人間は近づけないらしい。警戒心も強いとか。
・犬の品種改良の話から、いろんな種類の動物を掛け合わせることが出来るのか?という話。
福田さん(隠れ優等生)が「染色体の数が違うから普通は掛け合わせても子供は出来ない」という指摘。
大さん、中国でパンダと犬を掛け合わせたのを見た、と。大きなパンダ柄の犬が居た、と主張。
菊地「それパンダの色を塗ったチャウチャウです」
それを聴いた大さんの呆然自失ぶりに一同爆笑。信じてたんでしょうか…。村上さんがひっくり返って笑ってました。


・犬で30分も話してしまったので、別の動物の話へ。
シロナガスクジラの話。地球上で最も大きな生物と言われる。地球の歴史においても一番大きいといわれることもあるらしい。大きくて全長約40m、平均でも約20m。
西島さんが、ルミネの舞台が横幅で12m?舞台から客席までで20mくらい?と教えてくれる。
そこでなぜか突然舞台に横になって人との大きさ比較をしようとする関町さん。西島さんから「まず舞台の大きさで比較にしてるから」と正しいつっこみが(笑)
福田「シロナガスクジラだったらルミネ3匹しか入らないじゃないですか」
それを誰かが「クジラtheよしもと」と命名シロナガスクジラ3匹がお客さんなら、ポテト少年団だったら1対1のガチンコ勝負(笑)
そしてクジラが最前列のチケットを取ってしまったら、後ろの席の人は誰も見られない。
菊地「最大のサイズなら、(客席に)斜めにくにゃっとして入れないと」(笑)
シロナガスクジラの体重は約200トン。地上で一番大きいとされるアフリカゾウでも7.5トンくらい。海の生き物はスケールが大きいなあ。
そしてシロナガスクジラはクジラの中で一番速いらしい。速すぎるから生態調査が進まないらしい。追いつけないから。
・某番組で特集されていた中村カメラマンさんのお話。
海洋生物専門で撮影をされている有名な方だそうで、その方がシロナガスクジラを撮影するというドキュメント番組があったそうですが、ところどころがなかなかたまらない様子だったという話。相当面白かったです。シロナガスクジラが生息する海は基本的ににごっている(=プランクトンなどの養分が豊富)ので、撮影がとても難しいのだそうです。
・授業中、屁をこく関町さん。気付いた金田さんと村上さんに責められる。
関町「(村上さんに)お前、ほんとに無いな!」←なすりつけ(笑)
・この日の大さんの話す情報の情報源=「西洋の書物」。以後も西洋の書物で知ったという怪しすぎる情報が多々繰り出される。
シロナガスクジラが主食とするのがオキアミ。オキアミは基本海面に近いところに群れで生息しているため、シロナガスクジラは海面まで上がってそれを食べる。
ただし、シロナガスクジラの口は下顎を動かす形のものであり、そのまま普通におよきつつ海面にあるえさを食べるのは非効率的。
そのためシロナガスクジラは、体を横にして口をあけて海水ごとオキアミを食べるのだそう。
その様子を模写する菊地さんの動作が大迫力(笑)
・そしてその一口で、シロナガスクジラは80トンもの海水を口に入れて、ヒゲと呼ばれる部位で漉す形で海水だけ逃がしてオキアミを食べるのだそうです。
・ちなみにクジラには大きく分けて2種類の形のものがいる、ということで、菊地さんが簡単な絵をホワイトボードに描いてくれたのですが、それがシンプルながら一目瞭然で非常に分かりやすかったです。


・そろそろお時間です。
まだまだ聞き足りない一同。菊地先生も話し足りない様子。
菊地「クジラの話したら必然的にカバの話に行きたかったんだけど」
・なぜクジラから必然的にカバの話になるか。
カバはDNS的にクジラに一番近いのだそうです。感心しまくりの一同。
・カバは基本的に水辺で生活。皮膚が薄くて弱いため、常に水でぬらしておく必要があるそう。そのため、水から上がって陸上で過ごしているときは、カバは赤い汗=粘着性のある汗をかいて肌を守るとのこと。
菊地「ですからあいつにはSK?を」(笑)
・カバは生まれたばかりの体重は約60kg。その後3、4年?で大人になり、そうすると体重は約450kgになる。
菊地「計算すると、1日13kgずつ増えていってる」
・大「僕、カバの大移動を見たことがあるんですけど」
一同騒然。どこで!と(笑)
大「おばあちゃまが話してくれたんです」
大さんの情報源は西洋の書物とおばあちゃまであるらしい。
・クジラとイルカの違いについて。何が違うか?
大「愛嬌とかじゃないですか?」(笑)
クジラとイルカ、基本は一緒。ただ、4mを越えたらクジラで、4mを越えなければイルカ、となるらしい。へえー!
村上「そうめんと冷麦みたいなもんですか?」
分かりやすすぎるたとえ。
ただ、水族館などでは4m越えててもイルカとなっている場合もあるそうで、そこは結局はっきりしていないラインだそうです。
菊地「可愛らしい奴は6mでも7mでもイルカです」
あれ、大さんの最初の意見あってる!?何で知ったのか聞かれた大さん、
大「西洋の書物です」
この日は西洋の書物が大活躍の日でした。
・ちなみにシャチも変わらないらしい。シャチについては10mくらいが目安?
・シャチについて。シャチは何を食べるか?
様々な意見が出るが、菊地さんの答えは、
菊地「この世に生きてる全てだよー!!」←一同に襲いかかる風、ただし若干甘噛み
一同「わあー!!」
全員が舞台上にひっくり返る様に大笑い。
・授業終了前に、恒例の関町さん板書チェック。
今回は、「ジェントル伝言ミス」「犬の鼻は郷 ひろみ」等にまじり、「おならをしてすみません」という関町さんの謝罪の言葉が(笑)
・次回はどうしましょう?
菊地さんは、ワンピースをテーマで一度やりたいそうです。ただ、ワンピースの面白さを語るのではなく、あれほど面白いマンガがなぜあれほど長期間をかけてだらだらやっているのかについて語りたいのだそう(笑)
・今回初参加の押見さん(ワン君)。相当楽しんでいたそう。
押見「こんなに心から笑ったことない!」(笑)
・そして、お客様がやって欲しいテーマについては、今回はロシアンモンキー川口さんのブログコメントに書き込むということになってました(笑)


以上です。なんでこんなに面白いんだろう。未知の世界に対する驚きが病みつきになります。
海の生物にはロマンがあるなあ。映画「ディープブルー」が大好きなのですが、あれを見て以来深海魚の本をあれこれ探して読んでいたりするので、機会があれば菊地先生の口から深海の話を聞いてみたい。

*1:釈 由美子をもじったらしい。ジェントルさん発案だそう。

*2:やはり王大人と書くのだろうか。あ、でも大人って敬称ですよねそういえば。