箱雑記ブログ

色々まとめています

色々。

何かしらライブの感想を更新したいと思いながら、だいぶ時間が経ってしまいました。シュール5のポイズンM-1壮行会、感想書き終わる前にM-1そのものが終わってしまった。鈍足にもほどがある。


公私共にばたばたどころの話でなく弱音はきそうになりながら、それでも敗者復活戦の場に行ってきました。実は敗者復活を現場で見るのは初めてでした。寒さに弱すぎるので躊躇してたんですけど、M-1決勝を一人で見るのは寂しすぎるという思いが、今年は寒さへの恐怖を上回りました。結果としてあたたかい日に恵まれたのもあって、すごく楽しかった。やはり私は何でも生で見るのが好きだし肌にあってます。来年も都合さえつけば行っちゃうなあ。




ノンスタには心からおめでとう、と。面白かったなあ。石田さんの号泣はとことん胸に迫るものがありました。逆に井上さんの落ち着きっぷりは小憎らしいほどで(笑)心臓が強い人なのか。石田さんらしいボケと、そのボケを何倍も面白く見せてのける技術のなせる技、というやつなのかな、と。とにかくバランスがいいんだなと思いました。
敗者復活の会場で見ていたから、オードリーの昼間からの快進撃には震えました。1本目の盛り上がりぶりがすごかった。M-1の日の夜、春日さんに夢で会った人はどれだけいるだろう。あと個人的に若林さんのお顔がどうにも好みだったりするので、それだけでも楽しかった(笑)
ナイツは1本目のネタがとにかく好きなのですが、緊張なのかなあ、土屋さんのツッコミの言葉数が単純に足りないように思えて、それだけ本当に残念。それでもやっぱりどうしても笑ってしまう、城でテンション下がるくだり(笑)大好きです。楽しかった。
U字工事も落ち着いて見えまして、安心してたくさん笑っちゃいました。本当に本当に北関東人にはたまらないのです。別に地名を出したり路線を出したりっていう具体的なローカル知識を披露しているわけではないのに、超ローカルな雰囲気なのが楽しくて。
モンスターエンジンは、もう大好きです。前半のバズーカのノリまでで涙流して笑っちゃう。私、2009年はもうちょっとちゃんとモンスターエンジンを見なくちゃいけないんじゃないかと思いました。それくらい好みなんです。靴屋のネタがもう一度見たいのです(笑)
キングコングは本領発揮じゃなかったのかな、と。ノンスタ同様テンポのいい正統派漫才だっただけに、完璧に近いノンスタの漫才の後だったからプレッシャーもあったのかな。
ダイアンは、準決勝のネタがすごくいい!とお友達にも聞いていて、もったいないのでネタの詳細をまったく耳にも目にも入れずに決勝の場で見るのを楽しみにしていましたが、本当に面白かった!いいネタだなあ。面白いなあ。トップバッターであれだけちゃんと堂々とネタが出来て、笑いも持って行って、ダイアンの強さを実感しました。
笑い飯は、本当に残念!オードリーか笑い飯か、となったとき、どっちにも行ってほしいしどっちも落ちて欲しくないと思って心がに乱れました(笑)個人的な話ですけど、笑い飯のネタをM-1と言う場であんなに楽しんで見ることが出来たのが嬉しいな、と。二人の「楽しくできた」という言葉も嬉しかった。そして西田さんの「思てたんと違う!」で大井にてひっくり返るほど笑いました。最高。
ザ・パンチは結果こそ残念だったし、見ていて思い入れありすぎて心臓が痛かったけれど、夢の舞台での二人の立ち姿はやっぱりかっこよかったと思いました。それにしても浜崎さんの顔の緊張ぶりが凄まじかったなあ・・・。


敗者復活もきゃっきゃと楽しんでしまいまいた。ポイズンのネタが、カラオケのネタの外枠だけ残して中身総とっかえという状態でびっくりしたり。面白かったし、ここにきて新しいものを持ってくる心意気は嬉しいんですけど、冷静になって考えてみるとやっぱりちょっとブレてたのかな、という気もしました。あれだけ新ネタ作ってきたのに、何のための1年間の漫才大作戦だったのかと(笑)
とろサーモンを久々に見てやっぱり好きだと思ったり、ヘッドライトの相変わらずのブレなさが嬉しくなったり、流れ星は年をおうごとに好きになるなあと思ったり、チーモンがすごく面白くてひょっとして?って思えたことが嬉しかったり、囲碁将棋がこの期におよんでおふくろのネタを持ってきたのを見てびっくりしたり。おふくろのネタは、見ててぱっぱって頭に入って反射的に笑うネタとは違うから、敗者復活みたいな場だとなかなか伝わりにくいのかな。大好きなんですけどね、全国大会。
結局敗者復活で私が一番笑ったのは千鳥でした。ネタを見ることがそもそも久々だったせいもあるのかもしれないのですが、あのくだらなさと力技に文字通り涙流して笑いました。よっぽど千鳥漫才に飢えてたのかもしれません。好き過ぎるわーとしみじみです(笑)


あと、今年決勝を見てて思ったのは、少なくとも決勝においては漫才の「上手さ」がすごく評価されるのだなあということ。今更だなと我ながら思います。私は漫才の技術的なこととかは当然ながらまったく分からないので的外れなことかもしれないのですが。或いは私がすごく発想重視というか意外性に弱いというか、とにかく自分が予想もしない角度で言葉を選ばれたりすることで簡単に打ち抜かれてしまうタイプだからかもしれません。考えてみると、私が好きだ!と思う漫才の人たちは基本的に漫才が上手いかというと多分上手いとは言えない、気がする(笑)あるいは上手下手以前にものすごく定型外だったり力技だったり(笑)だから、なかなかM-1決勝という場に関しては評価されにくいのかも。いやもちろんその日の出来だとかネタ選びだとかおおいにあるというのは大前提として。
ただ、そんな中でも彼らの彼らなりの定形外なスタイルを貫いてくれるなら、やっぱりそういうものが見たいし、そういうものが好きなんだからしょうがないよなあ、と思ったのでした。


というわけで今更過ぎる今年のあの日の感想色々でした。来年のM-1も楽しみだ!
年内の更新はこれで最後になってしまうかな。年をあければ決算関係も収束してもうちょっと落ち着くはずなので、また色々ライブ感想などたれ流していきたいと思います。しかし本当に日に日に決算前後の稼動が増えていく・・・。