箱雑記ブログ

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漫才3番勝負

漫才3番勝負に行ってきました。ポイズンのネタが3本も見られるんだったら、というのと、出演者も好きな感じだったので。面白かったです。MCは芦沢さん。以下感想。


・1本目(3分)
ポテト少年団:歌にのせて自己紹介
トレンディエンジェル:街で写真を撮られる
エリートヤンキー:サプライズパーティ
マキシマムパーパーサム:忍者
ゆったり感:保護者がやってきて先生に文句
POISON GIRL BAND:イメチェン
グランジアメリカ人はかっこいい
・2本目(3分)
ポテト少年団:曲にのせて自己紹介
トレンディエンジェル:一日一善
エリートヤンキー:刑務所から脱獄するドラマ
マキシマムパーパーサム:実家みたいな居酒屋
ゆったり感:めちゃくちゃ面白い話
POISON GIRL BAND北の国から
グランジ:夜寝られない
・3本目(4分)
ポテト少年団:修学旅行で女風呂を覗く
トレンディエンジェル:バンドやりたい
エリートヤンキーエクソシスト
マキシマムパーパーサム:修学旅行
ゆったり感:あいうえお作文で怖い話
POISON GIRL BAND:歴史
グランジ:結婚式


[結果]
1本目:1位ポテト少年団(30P)、2位POISON GIRL BAND(20P)、3位ゆったり感(10P)
2本目:1位POISON GIRL BAND(30P)、2位エリートヤンキー(20P)、3位ポテト少年団グランジ(10P)
3本目:1位ポテト少年団(40P)、2位POISON GIRL BAND(30P)、3位エリートヤンキー(20P)


優勝:POISON GIRL BAND

ポイズンが優勝するというのは見てて新鮮だったりしますが、そういえば以前にやっぱり3番勝負で優勝してませんでしたか。見たことがあるのが3本目だけだったので、とってもお得な気分でした。1本目はとりあえず「集中できねえだろ」「集中しかできねえよ」のやりとりがたまりませんでした。色使ってない人とかどういうこと(笑)あと、吉田さんのツッコミの中に「神への冒涜だよ」というすごいフレーズが出てきて笑いました。そんなツッコミはないよ、というボケに使われそうな、ツッコミとしてどう考えても使いどころのなさそうなフレーズなのに(ついついタカトシさんの「永久の眠りか」を思い出した)、それが実際にツッコミとして機能しているという状況がとりあえず面白くてしょうがなかった(笑)
2本目はかなり楽しかったです。ポイズンらしくて且つ伝わりやすいネタというのはある意味貴重(笑)見ている側を置いてけぼりにするほど素っ頓狂な展開でもなく、ボケも分かりやすいところから差し込まれてきて、そのくせボケそのものはかっとんでて面白かったなあ。これすごく好きでした。
3本目は歴史のネタで、英語にくらべて久々に見た気がしました。やっぱり4分の尺でもって改めて見ると面白いなあと思います。後半の展開がぎゅっと短くなっていた分、前半に無駄なやりとりがあって(笑)そこでの「あー飲んじゃった」のあたりで涙流して笑いました。ああいうポイズンが好きでたまりません(笑)ここがこの日の私的MAXだった気がする。


エリートヤンキーの最近の漫才がいつ見ても楽しくて、この日も3本しっかり楽しんでしまいました。橘さんが好調すぎる。エクソシストのネタは先日見た子供を叱るネタと構造が一緒でしたが、本当に橘さんありきという感じで。基本的にどんな状況でもあの力技で笑いを引き寄せられるのだからすごいなあ。個人的には、サプライズパーティのネタで基本無邪気に酷い西島さんのボケも好きだったりするのですが。ものすごく悪気なく酷いんです(笑)それにしても橘さんを誰よりも楽しんでいるのは一緒に舞台に立っている西島さんだとつくづく思った(笑)「もう一回やって」ってどういうことですか。
あと、ゆったり感もやっぱり楽しかったなあ。あいうえお作文のネタは初めて見たときにすごく笑ったネタなのですが、改めて見てもやっぱり面白い。あと、個人的には2本目のネタの構造がちょっと変わった感じでお気に入りでした。面白くない話をするのが面白いというのが。
ポテト少年団は、曲で自己紹介のネタの豊富さにびっくりしました(笑)それにしてもあのお客さんを巻き込んじゃう王道の強さはすごいなあ。正攻法って強いんだと改めて思わせてくれるのが楽しい。
マキシマムパーパーサムは長澤さんが1本目のネタを2本目もやろうとしてつよしさんに「あかんて!」と本気モードで止められる様に笑う(笑)奇をてらわないですとんと入ってくるボケが楽しいです。
グランジは、ずいぶん懐かしいネタだなあと思って見てました。自分がグランジをちゃんと認識して見始めたころのネタをやってたので、懐かしかった。
トレンディエンジェルは、私ネタが始まるときの歌がすごく好きなんですけど!あれ歌うますぎで歌詞よく出来すぎで毎回お見事だなあと思います。あと3本目のアキバ系ツッコミは、分かる人が見てたらすごく面白いのかなあと。


その他、ネタ以外に印象に残っているところなど。


・オープニング時、MCの芦沢さんに「クォーターなの?」と聞かれる橘さん。なぜ!
西島「違いますよ、茨城のくそだせえ親から生まれてますよ」(笑)
・前日がキングオブコント決勝の放送があったため、散々見切れていたグランジで盛り上がる一同。
グランジは「キングオブ見切れ芸人」を自称していくそうです(笑)ちなみにグランジとしての初のゴールデン出演だったとか。
そして大さんは2700に3点をつけた、という情報を。カリカ林さんは1点だとか、余計な情報まで(笑)
・ポイズンが呼び込まれたのに、吉田さんしか出てこない。
吉田「今日は漫談師です」
そして暗幕の向こうから顔を少しだけのぞかせる阿部さんに一同が「怖い怖い!」と騒ぐ。
ポテト少年団菊地さん、客席の人数を確認し、「人数的にはまだ顔芸が通じる人数なので」と自信をのぞかせる(笑)
・この日は芸人さん同士キングオブコント話に花が咲く中、内藤さんだけが昼ドラ打ち切りに関して嘆いていたらしい(笑)
・オープニングからコンビで地獄なゆったり感。
・エンディング、菊地さんがお仕事でいないため、ツッコミのいないポテト少年団
・さらにぐだぐだで絶不調という斉藤さん(笑)
・橘さんの頬に傷が。ビンタによる傷かと思いきや、単なるカミソリ負けとのこと。なんて紛らわしい。
橘「みんな、ごめんね」「たまには俺も負けちゃうんだよ」
なんというか、キラーンて感じで(笑)素敵すぎる。
・ちょいちょいちょっかい出されたりボケに巻き込まれたりと忙しいつよしさんが、「ほんま芸人は次々きよる」と呟くので笑う。
・オードリーと言われて必死になる中村さん。そういえば言われてみれば、ですが、言われるまでは何も思わなかったなあ。
・PGB!PGB!のコールにのせられて、どうすればいいのかという空気の中、ダーツをするフリをして切り抜ける吉田さん。
阿部「おまえ今のすごいな!」(笑)
・ポイズンの漫才はエンタツアチャコのパクリだと言い張る吉田さん(笑)
芦沢「どこが!どれが!」
グランジ3人で、楽屋でしあつ野郎の話で盛り上がっていたらしい。
大さん曰く、『しあつが渋谷のスクランブル交差点にいると、突然空が真っ暗になって竜が現れてしあつを掴んで飛んでいく』等の想像をして大笑いしていたそうで(笑)
大「楽屋の弁当を勝手に食っちゃって、天罰です」
聞いた一同が爆笑。そんなのはもう絶対に面白すぎる・・・。
・結果が発表された際に、再びPGB!PGB!コールを受け、何もできなすぎる阿部さん(笑)


以上です。楽しかったです。行ってよかった。