箱雑記ブログ

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東京シュール5 Produce by ライス田所

とりあえず、非常に長々と書いた覚書をアップしました。
ちょっとしたお芝居めいた台本によるライブになったので、ざっと話の流れを書いてしまっています。当然ながら盛大なネタバレとなっていますのでご注意ください。以下簡単に感想。



田所さんプロデュースということで、ただでさえ毎回予測のつかないシュール5のライブがまた格段に予想が出来ずにわくわくしっぱなしでしたが、抜群に面白かったです。私は大好きでした。やっぱり田所さんの頭の中は、相当素敵なことになっているのだなあ、と実感しました。
「蝸牛」のしかけやメニューの頭文字のあたりについても感心しきりでしたけど、それ以上に「カリカを殺すことありき」でネタを作るだの、家城さんの顔をマヨネーズがわりに絞らせるだの(笑)そのあたりにとことんやられました。ライブそのものの構成も無駄にややこしいようなそうでもないようなで、すごく好みでした。
ご本人は、この日までずっとえづきながら生活するようなプレッシャーの日々だったようですが、その気持ちも分からなくもないなあと。だってあれだけの先輩を従えて、後輩の自分がライブを作るのだから、失敗したらどうしようとか、シュール5の評判落としたらどうしようとか、考えないはずがないですもんね。そう考えると、家城さんある意味鬼だなあ。それ以上に愛ですけど。


前半の部分にて、各コンビそれぞれがトークを行うというセンテンスがあるのですが、そこではかなり自由を貰っていたらしいです。それぞれのトークぶりやリアクションぶりがとてもらしくて面白かったなあ。
ダントツに好きだったのはカリカ二人のお喋りなのですが。サラリーマンのくだりとか最高。林さんのチョイスするサラリーマンが完全に絵に描いたようなOLなのも楽しい。「無味」「はにゃ」あたりのやり取りは真骨頂ではないかと。ずっと聞いていたかったです、あのトーク。構成上、同じタイミングで出てきてたしずるも気になるし(池田さんの顔芸が)、サラリーマンの展開も気になるしでもう大変。
POISON GIRL BANDはなぜか池谷さんにむちゃ振りをさせられるポジションで、それも新鮮。ポイズンの二人、むちゃ振りされても一瞬固まるくらいであまり顔に出ずに飄々としているところが凄く可笑しいです。「互いの靴の匂いをかいで感想を言う」と振られたときの、二人の回答が素晴らしくポイズンらしくてたまりませんでした。
そういえば田所さんと関町さん扮するウェイターのやり取りも、いかにもライス的でとても好きでしたし。犬の心の感じも好きでした。池谷さんがどこまでも自由に飄々としてて、押見さんは不発弾みたいなイメージで。
なんというか、個性丸見えの時間だったように思います。田所さんが意識してのことか、それぞれに時間を与えたがゆえの個性の発露なのかはこの際どうでもいいです。本当に楽しかったので!


そして何よりかたつむりのホームぶりの凄さ(笑)ピンクパンサーの曲とともに舞台上に二人が出てきた瞬間の、大拍手ったらなかったです。
家城さんによると、しずるが戻ってきたら普通にフェードアウトの予定だったらしいのですが、もはやかたつむり無しのシュール5は考えられない私がいる(笑)
7月のルミネにもしっかり名前を連ねてしまったそうなので、本当に楽しみです。


相変わらず何が飛び出すか分からないという、私が勝手に考えるシュール5というライブの特性が、プロデュース公演ということでますます色濃い感じだったのが良かったなあ。ぜひとも今後他の方のプロデュース公演も実現していただきたいです。個人的には吉田さんプロデュースが相当見たい。あとは村上さんも私は俄然興味あるので、やりたいならやっちゃえ!と思いました(笑)


そんなところです。7月のルミネ公演も本当に楽しみです。