箱雑記ブログ

色々まとめています

ハリセンボンも出るよ!同期漫才

たまたま行けそうになったので、前日夜ギリギリにチケットを取って行ってきました。

天狗:ミュージシャン
囲碁将棋:心理テスト
オオカミ少年:声だし練習
エリートヤンキー:冷静に対処できる男
ライス:コントはやらない
ゆったり感:中村ゲーム
しずる:おっぱい
ハリセンボン:迷子センターのアナウンス
ジューシーズ:友達同士の喧嘩をうまく止める

何が目的かといわれたら、もちろん9期にお気に入りの芸人さんが多いということも大きいのですが、一番は「囲碁将棋を生で見たい」これです。
この日の囲碁将棋のネタは見たことのないネタだったのですが、面白かったーもう大好きです。最初のボケフレーズでもう心を鷲づかみされて、後はひたすら囲碁将棋テイストに染まったやり取りをけらけら笑いながら見ることしかできません(笑)途中からちょっとした下ネタにシフトしていく様も面白いなあ。視点は独特だけれど、展開は非常に馬鹿馬鹿しい(笑)
囲碁将棋のネタが妙に世情に鋭いイメージなのは、やはり文田さんのアンテナのなせる技だろうか。根建さんのツッコミは、ツッコミというより翻弄されながらもかろうじて否定する、みたいな絶妙さがたまりません。
このネタをずーっと30分くらい見ていたいなーとしみじみ思ったのですが、そういえば漫才でこういう感想を持つのってポイズン以来かも。囲碁将棋にもぜひ単独ライブをやっていただきたいものです。


ジューシーズも相変わらず気持ちいいポップなノリで楽しかった。しかしどうしてこの人たちは見るたびにトークがぐだぐだになるんだろう(笑)
エリートヤンキーが私も大好きなネタだったのですが、西島さんが夢をつかむくだり、「2回目いきますよ!」と宣言するのが定番になったのか!(笑)すごく面白くて大好きです。大好きといえば、ネタに入る前の二人のフリートークのような会話が大変に面白く、ここのコンビのバランスのちぐはぐさっていろんな意味で楽しいな、と。橘さんはジュゲンスイ*1なる化粧水(約3000円)にてお肌をケアしている、などという情報が出てくるあたりが最高。
ライスがまた、すごくメタもメタな漫才をやっていて、漫才というか、コントやりたくてしょうがない二人が漫才しなきゃ、と言い合うものでしたが、こういうことをネタとして昇華しちゃおうとするあたりが、ライスっぽい気がしないでもないです。また何ともいえないその空気が面白いんだ。
しずるはただひたすら、それはもう一部のお客さんがドン引きしててもしょうがないよねと思うほどにひたすらに、巨乳について村上さんが語るだけのネタ。もはや漫才でもなんでもない(笑)しかしオチだけは美しい。あんだけおっぱいおっぱい連呼しといて美しい。しずるは本当にオチというか話に終止符を打つのが上手だと思います。村上さん曰く、「俺が巨乳の話をするから、池田は全力でついてきて、と指示した」だけだったそうな・・・(笑)


久々に見たハリセンボンですが、ネタもさることながら、やっぱりトーク中の瞬発力は抜群。同期がそろっていたためわちゃわちゃと騒いだままになるところも多かったのですが(それがまた面白い)、そんな中でもたまに発言しては笑いをかっさらっていく近藤さんはさすがだし、箕輪さんのポジションはやっぱり独特で見ていてじわじわ楽しいです。ネタもハリセンボンらしさが堪能できて、やっぱりこの人たちはさすがだな、と思いました。


そのほか、記憶に残っている色々。


・オープニング、中村さんが舞台袖で革ジャン+サングラスの格好で待機していたのに、直前で心が折れて普通の格好で出てきたことに一同がブーイング。
・中MCハリセンボン、天狗・囲碁将棋・オオカミ少年トーク時、髪が長くなった川田さんの話に。
箕輪「爽やかさゼロだもんね」
川田「お前に言われたないわ!」
囲碁将棋のこの日の服は、知り合いのデザイナーさん?スタイリストさん?に作ってもらったもの。
根建さんにとって、新しい服はイコール「新着」(笑)
薄いピンク色のポロシャツを奪い合いしたらしい。結局文田さんが来てたのですが、エンディングで服を逆にして出てくることに。
・昔は男の趣味がうるさかった近藤さん。以前は「顔が良くてスタイルが良くて性格がよくて」と言っていたが、最近はそうでもないらしい。
近藤「最近は暴力さえ振るわなきゃいい」(笑)
エリートヤンキーネタ中、足の長さの話に。
橘「お前相当ラッキーだよ」
西島「だとしたらお前はアンラッキーだな」
・橘さんの今のヘアスタイルは、1000円カットで切ったもの。
橘「1000円カットでうとうとしてたらこうなったの!」
・中MC囲碁将棋、エリートヤンキー+ライス+ゆったり感のときは、わちゃわちゃ大変でした。
シアターブラッツにおかれているフリーペーパーに掲載されているお芝居の広告にいる方が、全員がびっくりするほど西島さんにそっくり。*2
これほどそっくりなのに、裏で橘さんが西島さんに「お前にそっくり」と話しかけたところ、まったく盛り上がってくれなかったらしい(笑)というわけで、その場で改めてその状況をやり直すエリートヤンキー(他のコンビは舞台上で打ち合わせしてたりネタあわせしてたりと見て見ぬフリ)
・橘さんが使っているジュゲンスイについて。
3000円の化粧水は、橘さんが住んでいるアパートの1階?の薬局のおじさんに勧められて、買わなくては悪い気がして購入した、とのこと(笑)3000円の化粧水で、1000円カットという橘さんのバランスの悪さを西島さんが指摘。
・関町さんと根建さんは、「たもつ」「すがちゃん」と呼び合う仲。たもつが関町さんで、すがちゃんが根建さん。
それを聞いて、自分も別名?をつけてほしがる江崎さん。
・中村さんが名前を音読みして読ませるのは、芸名登録?で音読みの読み仮名を書いてしまったため。
それを、「音読みするのは寺の息子だから」「本当は寺を継がなきゃいけなかった」と言っていた中村さんの大嘘を、この場で言われるそのときまで本気で信じていたらしい田所さん(笑)
・霊感あるとか、怖い話とか。
中村さんと関町さんが同じカラオケ店でバイトしていたときの、中村さんのビビリすぎなエピソードに笑う。
・カラオケ店バイト中、たちの悪い客に絡まれて、かっこよく「外に出ろ」と言って背中を向けた途端、背中を蹴られてマンガのようにすっ飛んで頭からこけた中村さん(笑)
・それを見て、「蹴るのはナシだろ」と相手に詰め寄った、意外に度胸のある関町さんのかっこよさ。
しかしその場で唐突に西島さんに背中を蹴られて、「ええっ?」と完全におろおろしてみせる関町さんは本当に笑いの神を味方につけているんだなあ。
関町「俺ニシジを怒らせちゃったのかと思って」(笑)
・その後も中村さんのビビリエピソードが多々。
文田「いちいちダセエなお前」(笑)
・江崎「僕のあだ名はどうなったんでしょうか!」(笑)
根建さん検討の結果、江崎=ミザリーに(笑)
・中MCオオカミ少年、しずる+ハリセンボン+ジューシーズ
・しずるに言わせると、ゆったり感は「クズとしゃくれのコンビ」だそう(笑)
・しばらくすると池田さんが「クズとゴミのコンビ」と、勝手にしゃくれをゴミ扱いする(笑)
・このライブのタイトル「ハリセンボンも出るよ!」が恥ずかしくてしょうがないというハリセンボン。
でもハリセンボンが出るとなって、チケットを10枚買った人がいる。それが赤羽さんのお母様。息子よりもハリセンボンが大好きだそうな(笑)
・松橋さんが目を覆いたくなるほどの空回り(笑)
・まだコンビを組んで日の浅いジューシーズの、児玉さんが松橋さんを誘ったときのエピソード。ジューシーズが組んで日が浅いというのは初めて知りました。
・エンディング、「新着」の服を交換して出てきた囲碁将棋。文田さんがピンクを着るのはとても似合うからいいと思っていたのですが、根建さんのピンクの似合いようは異常(笑)


最後は、橘さんのややウケ一発ギャグの後で、単独ライブの予定を告知する同期を受けて根建さんが「みんなの単独全部見に行きます!」宣言をして、終了(笑)
楽しかったです。来月もかなり行きたいけれど、ちょっと厳しいかなあ。

*1:壽源水?

*2:後で見てみたところ、Studio Lifeの公演「アドルフに告ぐ」のフライヤーでした。西島さんてスタジオライフ顔なのか。