箱雑記ブログ

色々まとめています

吉本コントBATTLE GROUP1

G1も見てきました。同じ日にルミネでやっていた新ネタライブと悩みに悩んで、結局こっちを取ってしまったのは、コントBATTLEのG1はいつもすごく面白いから。以下感想。
MCは山本吉貴さん。



ネタ時間は7分、15秒オーバー?で強制暗転。
G2に続いて、ライス、グランジニブンノゴ!が次の仕事のために最初の3組に。

※以下はタイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したもの
ライス:バナナ
グランジ:男塾付属女子高等学校
ニブンノゴ!:犯人を説得
パンクブーブー:別れ話
平成ノブシコブシ:部長の悪口
犬の心:青春物語*1
ハイキングウォーキング:父とケンジ
ガリットチュウ:マミコの護身術
Bコース:プーさん危機一髪
ノンスモーキン:怪盗ロビン
ピース:ヤクザの兄貴とタモツ
バッドボーイズ:面会


優勝:犬の心
降格:バッドボーイズ/パンクブーブー

ライスのバナナのネタはいつ見ても最高です。迷うあたりとか間違えるあたりがたまらない。本当に毎度のことながら面白いことを考えるんだなあ。
グランジは2月の単独でやっていた男塾付属女子高のコント。再び見ることが出来て本当に嬉しかったです。何しろ散々笑った覚えがあるので(笑)ナチュラルローソンがどうのグロスがどうの無印がどうのという、結構ポイントを押さえたチョイス(押さえ過ぎてないところがまた良い)が本当に可笑しい。「男が泣いていいのは寝たばこで家が全焼した時だけだ!」ってのもすごかった。オチのどうしようもなさと遠山さんの「どぴゅー」は酷い(笑)
パンクブーブーの別れ話のコント、久々に見ましたが、やっぱり大好きなんです!後半の展開できたぞきたぞーと思って見てしまった(笑)降格が残念でしょうがないです。やっぱり暗転してしまったのがよくなかったのかな。
ノブシコブシは新ネタだそうで、こういうところでひょいと新ネタを出してくる度胸は何なんでしょう。ホワイトボードを使ったネタでしたが、後先考えないというか労を惜しまないというか、思いつきを現実にするための手段を問わない感じは、個人的にノブシコブシの大好きなところです。ネタは単独で見られるような「ちゃんとした」ノブシコブシでそれも新鮮(笑)
犬の心は、8月の単独の最後の長いネタを、削れるところを潔く削って7分ぎゅうぎゅうに収めてきました。びっくりしたー。最後池谷さんがキャラごちゃごちゃになったのか何なのかわちゃわちゃーとなってましたが(笑)それにしてもすごい。力技ってわけでもなくちゃんとお話として成り立つ形が残っていたあたりもすごい。曲やモノローグがない分、よりコントっぽくなっていたのも、逆によかったのかも。
ハイキングウォーキングのネタが、1年前くらいにルミネの新ネタライブで見て以来、すごく面白かったのに見ることがなかったネタで、大興奮でした。本当に面白い!普通に優勝しそうだと思ったくらいです。設定勝ちの上、二人の演技が抜群に重々しいからこそ、成り立つネタだなーと。ネタの終わり方も大好き。きっとハイキングウォーキングの真骨頂ってこのあたりの感じなんだろうな、となんとなく思いました。やっぱり一度単独ライブ見に行きたいなあ。
ガリットチュウは、もう、ガリットチュウだとしか言えない(笑)唯一無二のコント師だと思いました。絶対絶対誰にも真似できないんだろうな!他に代わりのいないコント師さんとして、実はガリットチュウさんは貴重な存在なのだとしみじみ思った次第です。すごいよ(笑)


以下、エンディングトーク等記憶に残ったこと。
・靴を買った徳井さん。
ちょっと攻めた選択で買った靴が、常日頃から「ダサイ」と言い続けていた5GAP久保田さんと同じ靴であったことが判明して「どうしたらいいのか」と(笑)
徳井「ペンキたらしてオリジナリティ出そうかなって」
・池谷さんは、かっこいいなと思って着てきたこの日の服が、よくよく見るとダサいのではないかと。吉田栄作スタイルじゃないかと(笑)
・池谷さんは携帯ゲームのソリティアを102秒でクリアするらしい。
これはものすごく速い、という補足説明はノンスモーキン菊池さんのもの。菊池さんと池谷さんはソリティア部だそう。
・この話以後、なぜか全員がゲームの話をするエンドトーク(笑)
・又吉さんは、ウイニングイレブンのエディット機能でオリジナルの選手を作る際、選手の名前をすべて文豪の名前にしているらしい。
又吉「ロナウジーニョ坂口安吾がスライディングするんですよ」
太宰治芥川龍之介の2トップ。GKが井伏鱒二。背番号はみんな享年にて設定。
又吉「夏目漱石めっちゃうまいんですよ」
ちなみに菊池さんはすべて幕末志士の名前で作るらしい。
ぜひやってみたいです。そして又吉チームと菊池チームで対戦したらいいと思いました。
・佐田さんの家ではゲームが買えない分、お父様が段ボールでスーパーマリオの1面を作ってくれたらしい。
佐田さんがコントローラー(これもお手製)を使うと、お父様がジャンプしたりしてくれるのだそうです。泣ける。
そしてどこからともなく佐田さんのお父様=もう中学生説浮上(笑)


そんなところです。
エンディングは3組いなかったのでちょっと舞台上がさみしかったですが、やっぱりG1はもれなく面白い!7分のネタをがっつり見ることができる機会ってなかなかないので、そういう意味でもこのライブってやっぱり貴重だと思います。長いネタほどコント師さんは本領発揮って感じするので、見ていて本当にわくわくします。

*1:CSで単独ライブ放送時につけられていたタイトル。