箱雑記ブログ

色々まとめています

「ソビエト」追記。

久々に追記を。ネタバレあります。



お友達の感想*1を見て思い出しました。宮の下が記憶を飛ばしてから「わし○○じゃないよな?」と飛島に確認しようとするところ、毎日違っていたようですが、千秋楽ではそれが三島由紀夫でした。突拍子もないワードでまず笑って、それから「よく見たら似てる気がする!」と思ってさらに笑いました。似てませんか?大さん。なんとなく。なんとなくですが。坊主だからそう思っただけかもしれませんが。三島にヒゲがある画像は見たことはないのですが(笑)
ちなみに、初日では「カニ」と言ってました。なんでカニ。土曜は忘れてしまいましたが、カメラが入っていたのでお楽しみということにしよう。とにかく毎度突拍子も無かった気がします。


あと、見るたびに違っていたのは、みんなで飛島のネタを考えているところでの、三木(そのときはまだ失敗さん)が提案する「ボケと○○」のところ。千秋楽は「ボケと迷いツッコミ」でしたか?最後だからってやりたい放題の遠山さんに大笑いで、さらにそれを見つめる飛島こと徳井さんの冷ややかな視線に大笑いする、という(笑)迷っているというより、ただ呻いてぴよぴよ言うという頭のおかしな感じ。グランジはそんなのばっかりか!


遠山さんといえば、「アナタがプライドを持って売っていたであろうこのパーマ液!」「たくさんの女性を綺麗にしてきたであろうこのパーマ液!」のあたりの熱演が、私大好きでした。大袈裟はグランジの得意技(笑)ああいう状態の遠山さんを見てるとテンション上がります。遠山さんは、技術的にどうのとかじゃなくて、ストレートに気持ちを乗せて台詞を言うのが上手いというか、ものすごくちゃんと刺さるべきところでこちらに刺さってくるお芝居が出来る人なのかもなーと思ったりしました。
あと、パーマ液が見つからないと言ってみんなでわちゃわちゃと「どうするどうする」となってるときのへらへら笑いの自然さと、その後瞬時に戦闘コントに入る変貌ぶりも好きだったなあ。極端なのが上手いのかな。


徳井さんのお芝居が細かいなーと思うところは、前述以外にも、みんなでゆっくりしているところで突然宮の下さんが自らタライに頭をぶつけ始めたときに、ちゃんとびくっとなって一度宮の下さんを振り返るところ。その反応がリアル。
そうか、いろんな仕草や反応が、すごくリアルなところが徳井さんが細かくて自然で上手いと思う理由かもしれません。今書いてて思った。芝居の段取りや話の流れ上そこまでやらなくてもきっと目立たないだろうな、と思う点でも、「本当に現実にこういう状況になったら、普通こういうリアクションになるよね」みたいな、その細かさが見てて気持ち良い理由かもしれません。隙がないと思った理由もそれかも。そういう細かいところを妥協しない、おろそかにしない作りこみ方が、私は好みみたいです。徳井さんの演技をずっと見てても飽きないような気がする理由はこれか。


そんなところです。まだ何か忘れているような気がする(笑)