「大親睦会」〜幹事はブラザースです！〜
急遽前日に思い立ってチケットを入手して見に行ってきました。
総勢15組、プラスブラザースさんの3時間ライブ。これだけたくさんの芸人さんが集まってのライブって、長くなればなるだけぐだぐだになる印象があるのですが、このライブは大人数を持て余している印象もほとんどなく（仕切っていたブラザースさんの力量かしら）、3時間楽しく見てました。前半に全組がネタやって、後半コーナーメインって構成がよかったのかな。しかも、ネタやるんだったらてっきり2分くらいでばたばたーと終わるのかと思ってたのに、全組がみんながっつりネタやってて、見ごたえがありすぎ（笑）2時間のネタ時間と、1時間のコーナー。すごいな（笑）
何しろ急遽決めて行ってきたのでメモとかほとんどとってないので、印象的だった事柄だけ羅列してみます。
・オープニングはデビュー年代ごとに、デビュー年のヒット曲を同期で歌いながら登場する、というもの。ちなみにブラザースさんは「愛しさと切なさと心強さと」。
2006年：チョコレートプラネット/ブルースタンダード＝「青春 アミーゴ」
2004年：えんにち/ゆったり感/ライス＝「さくらんぼ」
アイパーさんの「もう一回！」（笑）
2003年：こりゃめでてーな＝「世界にひとつだけの花」
2002年：イシバシハザマ＝「大きな古時計」
2001年：グランジ/マキシマムパーパーサム＝「ラブレボリューション21」
でかい3人はバックダンサー、残り二人がマイクで歌いまくる（笑）
2000年：ラフコントロール＝「TSUNAMI」
1998年：犬の心/ザ・パンチ/ポテト少年団＝「夜空ノムコウ」
押見さんが一人で歌い上げ、その間思い思いのポーズでたそがれるだけの一同。
1997年：佐久間一行＝当たり前のようにT-BOLAN（笑）
（不明）：パンクブーブー＝「りんごのうた」
谷口「美空ひばりと同期やなかった？」
一応黒瀬さん個人は佐久間さんと同期扱いだそう。
・一番若いのはブルースタンダードの小浜さん、20歳。
石割「二十歳やて！二十歳がおるぞー！」
一同「おおー！」（一斉に手を振る）
大「勉強しろ勉強！！」
ブラザースさん以外で一番年をとっているのはポテト少年団菊地さん。
でも気持ちは20歳。小浜さんと「いえーい！」とのってみたりする（笑）
・ライスのネタは顔が黒い人のネタ。初見だったような気が。
・グランジの漫才が！ネタバレになるので言えないのですが、あの形は！と大興奮（笑）
・ザ・パンチのコントに死ぬほど笑ってきました。どうかしてる（笑）
・犬の心は超能力の漫才。出てくるなり立て続けにかみまくる押見さん、「俺どうした？」（笑）
・パンクブーブーのネタ初めて見たのですが、馬鹿すぎて大笑い。ああいうネタをやってるときのパンクブーブーがめちゃくちゃ好きです。
・企画は以下のとおり。
現在ギャラがゼロの出演者。それぞれの企画について、成功すればその分ギャラが上がっていく仕組み。
最初はコーナーごとにランダムに5〜6人指名されてましたが、だんだん自由になっていった（笑）ちなみに参加しない芸人さんは、舞台から降りて舞台脇やら客席通路やらにて待機。通路に立ちふさがる五明さんの背丈のせいで、その後ろで見えない見えないと騒ぐ森木さん。
[マシュマロキャッチ]
5人連続キャッチできればOK。
トップバッターをかって出た浜崎さんが失敗。その後泣きの1回で他の4人が成功するも、最後の浜崎さんでやっぱり失敗。
[あっち向いてホイ]
5人連続石割さんにあっち向いてホイで勝てればOK。
関町さんがチャレンジするも、石割さんの強さに討ち死に。泣きの1回を試みるも、石割さんの強さにやはり敗北。
温情として、石割さんが「1人だけやって、そいつが1発で勝ったらOKにする」と言ったところ、押見さんが自ら志願（笑）
押見「あっち向いてホイはね、気持ちなんですよ」*1
始まる前から目が怖いと言われていた押見さん、見事勝利。ガッツポーズの押見さんに、盛り上がる客席、芸人さんからもオイオイコールが起こる（笑）盛り上がりすぎて途端に戸惑う押見さん、「俺ここからどうすればいいの？」（笑）
[なぞなぞ]
5人続けてなぞなぞに正解すればOK。しかしランダムに選ばれた5人の中に、硲さん、内藤さん、森木さんがいて、一気に不安がる芸人さん一同（笑）
何度かつまずきつつも、かろうじて森木さんまで回るが、最後の森木さんが案の定答えられずに撃沈。
[ロシアンクラッカー]
ロシアンルーレットの要領で、6本ある糸の中に1本だけクラッカーに繋がっている糸があり、それを避けて5人がクラッカーを鳴らさずにすめばOK。
クラッカーは中谷さんが加えることに。なぜ自分が選ばれたのかと半泣きの中谷さん。最後の最後で鳴らしてしまい、しかもクラッカーが客席に飛び込んでしまう（笑）
[チャコちゃんにバーン]
谷口さんの愛犬チャコちゃんは、谷口さんが手をピストルの形にして「バーン」と言うところんと転がる、ということで、芸人さんがそれをやってみて、チャコちゃんが転がったらOK。
誰がやっても転がらず、最後に谷口さんがバーンとやっても転がってくれないチャコちゃん（笑）何事もなかったかのように愛犬を袖に返す谷口さん（笑）
[Tシャツ破り]
「だるまさんが転んだ」の要領で、森木さんが着たTシャツを破れたらOK。
このメンバーに五明さんがいた時点で先は見えたも同然（笑）
[笑わせられない男を笑わせる]
まったく笑わないスタッフさんを一発ギャグで笑わせたらOK。
誰も笑わせられず（笑）
[即興漫才]
ボケとツッコミをそれぞれクジで引き、即興のコンビで、ボケはツッコミにあらかじめ決められたツッコミワードを一発で言わせたらOK。
これが相当面白かったです。しかも即興コンビの登場時はM-1決勝の出囃子が流れる（笑）
・ボケ関町＋ツッコミ硲→硲さんが複雑過ぎるツッコミをして×。
・ボケ哲夫＋ツッコミ田所→初対面同士他人行儀にお辞儀をしあう二人。でもネタは見事○。ただ成功後のハイタッチは上手くいかない。初対面だから（笑）
・ボケ向井＋ツッコミ菊地→菊地さんの冴え渡るメガホンツッコミで○。
・ボケ浜崎＋ツッコミ近藤→見事○、ここまで良いところのなかった浜崎さん、歓喜。
・ボケ池谷＋ツッコミ松尾→ボケで池谷さんが出てきたとき、芸人さん一同が「あいつボケだったのか？」「ボケてるのもつっこんでるのも見たことねーぞ！」と散々（笑）押見さん曰く、「池谷は犬の心のサポートメンバー」（笑）否定どころか「それ！」みたいなゼスチャーをする池谷さんはどうなの（笑）仲良しお友達コンビでしたが、失敗×。
・ボケ長澤＋ツッコミ森木→ツッコミワード「ハゲとるやないか！」というサービス問題、見事○。大喜びの森木さん（笑）
そんなところでした。
楽しかったです。クジで決める即興漫才は、もっとたくさん見たかったかも！五明さんとか、内藤さんとか、つよしさんとか、見たかったなー。
