箱雑記ブログ

色々まとめています

図書館戦争/図書館内乱/図書館危機

ご覧の通りまとめて読みました。近所のブックオフ図書館戦争が入っていたので、とりあえず入手して、本屋大賞攻略の順序が狂ったけど、まあいいか、と。
ハードカバーで結構な厚さだからと構えていたけど、中はまごうことなき上質のライトノベルであったため、ほぼ1日1冊のペースで、週末挟んであっという間に3冊読みました。続いていると分かっていたらもうちょっとゆっくり読んだのに。
姉が「軽く読めてなかなか面白いよ」と薦めてくれたので読んでみましたら、設定こそ「となり町戦争」を彷彿とさせるものの、中身は完全に王道ポップ路線で、すっきりさっぱり明るく楽しくざくざくと読める話でした。なぜこれをハードカバーでこんなにがっつりした重量で発売したのかがとことん疑問なくらい、良い意味で漫画的なお話。文庫だったら本当に気軽に回りに薦めちゃうなあ。
言論の自由やら表現の自由やらを極端な形で脚色した設定で、政府の検閲に対して武力を持って図書館が戦う、というもの。ただ、お話の主眼はそこではない、と思う。キャラが立ってて、相当に憧れやら胸キュンやらに比重がおかれているので、ライトノベルというよりむしろ少女小説的な印象でした。ちょっと前にこれまたざくざく読んだ彩雲国物語みたいな。

図書館戦争

図書館戦争