箱雑記ブログ

色々まとめています

色々。

諸事情により若干お仕事の手が空いているので、週の頭にも関わらず軽くお休みをいただきまして、ライブやら映画やら見てきました。休日を充実させるとお財布が寒々してくるこの葛藤。一応以下にざっくり追記してます。漫才BATTLEのG1・G2、バトラーツジュニア。アイドルトークはもう少しお待ちください。アイドルトーク面白かった・・・皆さんいい意味で大変におばかで(笑)楽しみすぎて当日朝4時に起きてしまったという西島さんエピソードに大笑いしました、そういえば。


本当に本当に今更だったのですが、週末に久々にちゃんと足を運んだ本屋さんで、藤原伊織氏の訃報を知りました。全然知りませんでした。「追悼」という文字の入ったポップを見て、かなりその場に立ち尽くすほどショックでした。作家さんの訃報でこれほどショックなのは初めてかもしれない。惜しすぎる・・・。
ちょうど、私が一番読書量が多かったであろう10代最後の年に「テロリストのパラソル」を読んで、本当に面白いわかっこいいわ泣けるわで、細かいこと何も分からないのに大好きになった作家さんの一人です。私の読書傾向は10代後半に読んでいたものが未だに連綿と受け継がれていて、三谷幸喜氏が「10代に好きだったものはその後の下地になる」(うろ覚え)的なことをどこかで書いていたのを見て全くその通りだなあと思うばかりなのですが、そうした実感の一端を担う作家さんでした。ちょうど、テロリストのパラソルを読んだ時期と、原りょう氏を読み始めた時期も一緒だったなあ。ハードボイルドっぽさが全然苦じゃないのもその影響かもしれない。
最近はついつい「文庫になるまで」と思って新作を購入しないでいたのですが(通勤時に立ったまま分厚いハードカバーは厳しい)こんなことになるとは。本当に残念です。ご冥福をお祈りします。
なので、本屋大賞月間をひとまずお休みして、「テロリストのパラソル」を読み返してます。昔は実家住まいだったので、舞台として出てきた新宿の位置関係とか全然分からなかったのですが、今だと靖国通りとか厚生年金会館とか言われると「ああ、ブラッツの近くだ」とか分かって別の意味で面白い(笑)最初の事件がおきた西新宿の公園にはナイアガラの滝があった、という記述で、犬の心トークライブでの話を思い出してみたり。