箱雑記ブログ

色々まとめています

漫才BATTLE GROUP1

漫才バトルG1の感想を以下に。MCはあべこうじさん。

※以下はタイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したもの
・予選
[1]ノンスモーキン:スーパーの店員
[2]グランジ:大きなかぶ
[3]どりあんず:沖縄旅行
[4]チーモンチョーチュウ:伝説の剣を引き抜く勇者
[5]ゆったり感:選挙に立候補
[6]ポテト少年団:男らしくありたい
[7]LLR:実況中継
[8]カナリア:小さな子供をあやす
[9]犬の心:金縛り
[10]Bコース:キャンプファイヤー
[11]エリートヤンキー:刑事のはりこみ
[12]ピース:照れくさい


・決勝
[1]LLR:タバコをやめる
[2]グランジ:動物を飼いたい
[3]ポテト少年団:おげんこのバージョンを考える


優勝:ポテト少年団
降格:どりあんず/チーモンチョーチュウ

決勝に残ったのはポテト少年団グランジLLRポテト少年団は前回も優勝してて、今回も優勝。
ポテト少年団の、どんなお客さんも巻き込むポップさは素晴らしい!分かりやすいし、笑ってしまいます。菊地さんの孤軍奮闘ぶりも見ていて本当に気持ちいい。あと、内藤さんはやっぱりものすごい独自センスの持ち主なのだなあと最近しみじみ思います。内藤さんの変化球は消える魔球のようです。


グランジの大きなかぶのネタ、初めて見たのですが、最高でした。なんだあれ(笑)途中まではちゃんと漫才してるんですけどね。途中で何かのスイッチが入ったみたいにおかしなことになって、挙句終盤、舞台にはセンターマイクと大さんしかいないというすごい状況を目の当たりにして、何だこれはと笑うしかない。2本目は先日7じ9じへの道で見たあの奇天烈でとんでもないネタで、あの手のネタを2本続けて見られる幸せったらありません。本当にとんでもない大袈裟なドラマをやりきってくれます。ずるいわーあんなの嫌いなわけがない。2本とも時間に収まりきらなくて強制暗転になってしまったのが惜しい。ちゃんとしっかり全部見たいです。


LLRは気持ちいいくらい正統派ぶりを発揮してくれて、そのくせ王道からはちょっとだけ外れてる感じがあって、それがとても好きだったりします。2本目のネタ、初めて見たんですけど、これが本当にすごく面白かったー。途中の福田さんの暴走がとても楽しい。暴走というかなんというか(笑)そうすると、逆に伊藤ちゃんの常識人ぶりが無駄なく伝わってきて、あのコントラストは見ていてとっても気持ちいいなあといつも思います。


後は、エリートヤンキーのあのネタはやっぱり大好きだな、とか。普段あんまり表情が動かない人がマイホームでうきうきする様が非常に新鮮で楽しい(笑)犬の心も相変わらずで、池谷さんの突っ走り方はものすごく力の抜けた突っ走り方で無理なくぶっ飛んでて素敵です。ピースはいつどんなネタを見てもお見事と溜息をつきたくなるくらいです。私本当にこの人たちのネタ好きだなあ。あとは、カナリアの「準備万端専門学校」とかあまりにも語呂が良すぎて忘れられない(笑)チーモンが降格してしまったのがとっても不思議で、ドのつく突き抜けた下ネタとはいえ、あんなに面白いのにな・・・と寂しくなったり。


投票結果が出るまでの合間に、強制暗転してしまった人たちの、ネタの続きをやってみせる、という展開が、非常に美味しくて嬉しかったです。グランジ、収まりきれなかった部分のネタ長すぎ(笑)大きなかぶのネタのオチはなかなかに衝撃。わーやっぱりちゃんと見たい。
ちなみにオープニングでは、無邪気に両手を上げて出てきた池谷さんが「真面目にやって」とあべさんに注意されやり直しをさせられ、そのくせ以後押見さんや他の人が無邪気なことをやってもあべさんは「かわいいー」とかスルーするので、池谷さんが「ええー!ええー!」とずっと言っていたのが最高だった(笑)
エンディングでは、上位の結果が出る前に、決勝3組には残らなかった押見さんにあべさんが自信の程を聞いたり、それに対して押見さんがしれっと「まあ、自信はあります」と返したりしてました。可笑しい。それから、「たぶん」だらけだったグランジの告知の中で、大さんが「マラッカの海賊」というフレーズを残していて、何事かと思って帰って速攻調べました(笑)あーあれのことか。しかしなんで普通の会話でこんな固有名詞が出てくるのか。大さん謎過ぎます。


そんなところで、1Gは全編通してさすがの面白さでした。楽しかった!