箱雑記ブログ

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屋根裏部屋 POISON GIRL BAND新ネタ×トークLIVE

POISON GIRL BANDの新ネタとトークのライブに行ってきました。
ずっと楽しみにしてました。ポイズンの新ネタが見られる、と聴いたら行かないわけには行きません。秒殺が被っていて後ろ髪引かれる思いでしたが、結果的には行ってよかった。
とりあえず大事なことを最初に書かせていただくと、ファットボーイはめでたく再結成したそうです(笑)「痴話げんかだった」とはデンジャラスくん談。旧ファットボーイくんは、今はファイティングトーマスという名前になってました。改名までしてきた!
再結成しました、と聞いたときの、お客さんの拍手のあたたかさが本当に素敵だった(笑)



渋谷屋根裏、初めて入りました。いい雰囲気のライブハウスだなあ。歴史もある場所なんですよね。吉田さんはこの場所をハリガネロックユウキロック氏に薦められたそう。


ネタは、ポイズンのネタだけじゃなく、ゲストのこりゃめでてーなと遊びに来ていた来八のネタも見られました。すごくお得。ポイズンの新ネタは2本。
1本目はお酒が飲めるのはいいな、というネタ。と書いても何がなんだか分からないのがポイズンの漫才です。阿部さんの顔が良く見えれば見えるだけ笑えるという(笑)個人的にはポイズンらしいしつこさ全開でとても好きだったのですが、割と並列の繰り返しに近いので、普通のライブでやったら途中で飽きられそうな気も。ただ、何しろここに来ていたお客さんですから、笑いが耐えない(笑)ああいうポイズンが嫌いじゃないお客さんなのですね。素敵だ(笑)
2本目は鳥取と島根のネタ。見た人にしか分からないこの説明、でも見た人なら絶対に思い出して笑うに違いない(笑)これがもう、本当に面白かったです。こういうのが見たくてポイズンを見に行っていると言っても過言じゃないくらい。1本目も好きだったのですが、2本目はちょっとタイプの違うものだったのも良かったし、何より「何がどうしてそうなるの!」という意外性好きにはたまらない感じが本当に楽しかった。予想もつかないものを見せられるとそれだけで嬉しくてしょうがないタイプなので、そこらへんの欲求が大いに満たされて幸せでした。
明らかにおかしいノリを当たり前みたいにやってのけるボケも面白いし、明らかにおかしいノリに冷静に乗っかるツッコミも輪をかけて面白い(笑)全体を通して冷静に見るとどう見ても頭のおかしいノリなのですが(笑)それでもう満足。早く別のライブでも見てみたいなあ。


ゲストの同級生はこりゃめでてーな。大江さんが同じ年なのですね。広大さんはもっと年下なのかな?広大さんが5年前にこの屋根裏のステージに立ったことがあるそうで(バンドではベース担当とのこと)意外な情報を知るのも楽しい。
大江さんは誕生日が吉田さんと1日違い(4月5日)とのこと。コンマニセンチ堀内さんとまったく同じ日なんですね。大江さんから吉田さんにプレゼントがありまして、これがヤクルトのキャップで、現役のヤクルト投手坂元弥太郎選手の去年のキャップでしかもサイン入り。大江さんの学校の後輩さんなのだそうで、ヤクルトファンの吉田さんはその後ずっとそのキャップを被ってライブ参加してました。
ちなみにキャップが出てきたとき、吉田さんが「あ!」と驚いているのに対して阿部さんが「ハト?」と言った時は一同大笑いでした。大江さんの「それは中日の帽子でしょ!」というツッコミが的を射ているような射てないような(笑)
後は、大江さんが犬好きだという話から、阿部さんも犬が好きで、ペットショップで箱に入れられている仔犬を見ているだけで泣けてくる(可哀想で)、とか。でも室内犬はNGで、理由は「所詮は犬だろ」という(笑)他の3人から「絶対犬好きじゃねえ!」というバッシング(笑)こりゃめでてーなは犬のオリンピックの司会をしたことがあるそうで、この話もなかなか面白かったなあ。「犬と呼んではいけない、わんちゃんと呼ばなくてはいけない(もしくはお子様)」「雑種はmix dogs」等々、愛犬家のためのルールはなかなか徹底しているようです(笑)
広大さんはマニアックなモノマネを多数披露してくれてました。マンガ「バキ」シリーズはポイズンふたり地味に大笑い、お客さんぽかーん(笑)また、楽屋での若手芸人さんモノマネは、これは相当面白かったので、機会があったらまたぜひ見たい。ダイノジ大谷さんや、ピース綾部さんの、楽屋入りの様子は、見たこともないのに異様な説得力(笑)


来八ともトークをしていて、京都の舞鶴出身の来八いわく、「天橋立は京都ではない」という話で吉田さんと大盛り上がり。京都だと思っていた吉田さんは、たとえ舞鶴出身の来八が「天橋立兵庫県にある」と何度言おうと、家に帰ってインターネットで調べるまでは信じない、と変な頑固さを見せてました。
(ちなみに調べてみると、天橋立宮津市にあるというような記述が多く、実際地図を見ても京都のような・・・。謎です。)
来八さんは、5じ6じ終わると必ず吉田さんが「よかったよ」と声をかけてくれるのが嬉しいのだそう。吉田さん曰く、「来八とスリムクラブには声かけるって決めてんの」とのこと(笑)


最後は企画ということで、前回の万博と同じく知力と体力とお笑い力を競う企画コーナー。腕立て伏せと腹筋で息も絶え絶えな芸人さんをずっと見てました(笑)最後はこりゃめでてーなで大喜利対決してまして、大江さんが面白いのは知ってたのですが、広大さんも実は面白くて、何気に楽しかったです。


次回からは、トークの時間を削って企画に割り当て、それによってゲストも2、3組に増える、とのこと。吉田さん曰く、「トークは毎週喋るところがあるので」と。懸命でいらっしゃる(笑)
ちなみに、最後のカラオケ中の吉田さんの告白によると、「本当は3本と言っていたけどサボっていたため2本しかできなかった」に続いて、「2本とも昨日作りました」ときた。昨日かい!という思いなどより、1日であんだけのものが出てくるこの人の頭は何なのだ!という思いのほうが圧倒的に強くて、ちょっと呆然としてしまったものです。本当に、発想勝ちなのだなあ、ポイズンの漫才は。吉田さんのあの発想に、阿部さんのあのへんてこりんなボケが乗っかって、それを否定せずに進んでいくのが、この人たちのスタイルなのですね。その100%発想頼み・技術力ゼロの漫才こそが、私は好きなのだなあ、と思うとなんとも(笑)作ったのが昨日だろうと一年前だろうと、面白かったら関係ないよね、というのが正直なところ。