JET GIG
行ってきました。開場時間をだいぶ過ぎてから客席に辿りついたところ、余裕ありまくりの座席配置（昨年9月のTOC状態）、空席除けば満席状態、という状況にちょっと唖然とした（笑）今まで見てきた何回かのJETGIGはいつも素敵な盛況具合具合だったので。
ゆったり感（私の中で超人気者のイメージ）もいるらしいし、もっと賑やかでもいいのに、と思った私でしたが、この日の出演メンバー一覧を見て、納得。
そうか、スリムクラブがいないからみんな来なかったんだね！無理もないことです。私もスリムクラブがいないことを知って本当に残念でした。久々に見られると思っていたのに。きっと今月21日のJETGIGでは、スリムクラブを見たいお客さんが押し寄せて、モリエールはごった返すことでしょう。羨ましいなあ！
私だけが楽しいノリはこのへんにして（笑）*1、以下簡易メモ。
※以下はタイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したものです
MC：こりゃめでてーな
1.オオカミ少年：[漫才]いろんな人が政治家に
2.ガリバートンネル：[コント]サッカーの解説
3.ガブ＆ぴーち：[漫才]イメチェンしたい
4.囲碁将棋：[漫才]2015年までに日本にユーロがくる
5.デスペラード：[漫才]取調べ
6.平井県：[コント]卒業式
7.ブレーメン：[漫才]カツアゲの対応
8.シューレスジョー：[コント]予備校の日本語講師
9.（ゴングショー）ノリマンタン：[？]元気な王手
10.（ゴングショー）ひらひらまこと：[コント]女忍者の日常
11.（ゴングショー）昼メシくん：[コント]合コン
12.チョコレートプラネット：[コント]昔悪かった家庭教師
13.フルーツポンチ：[コント]卒業式の居残り練習
14.トレンディーエンジェル：[漫才]木村カエラと付き合うには
15.セブンbyセブン：[コント]レンタルビデオ店のバイト
16.ニューロマンス：[漫才]コンビニのバイト
17.しずる：[コント]別れ
18.ゆったり感：[漫才]洋服を買いに行く
19.こりゃめでてーな：[コント]野球部を退部する
好きだったのは、囲碁将棋と、シューレスジョーと、セブンbyセブンと、しずる。
囲碁将棋はいつ見てもものすごくものすごく面白いと思うのですが、あまり囲碁将棋の話題を聞かない気がするのは何故でしょう。あの漫才大好きなんですけど。今回のネタも、9期vs10期でちらっと見たネタの長いバージョンだったのですが、大好きでした。面白いネタは数あれど、「うわーこれ好き！」と思えるネタってなかなか出会えないと思うのですが、この人たちの漫才はまさにそれ。上手さはないけどその発想は何事！みたいな、そういう漫才が私は好き過ぎるようです。
漫才の面白さでいったら、私の中では同期のゆったり感やエリートヤンキーにも引けを取らないと思ってるのですが、あまり話題になってないんだよなあ。不思議。やはりポップさが足りないということでしょうか（笑）見に行ったライブにいたら凄く嬉しくなるコンビです。
シューレスジョー氏はいつもながらお見事でした！と拍手をしたくなるようなコントで嬉しくなります。キャラクターの作りこみ方が尋常じゃない。いろんなキャラに関して全てが異様なリアリティを成り立たせてくるところがたまらない。どこで仕入れてくるんだろう、ああいうディテールのこだわり（笑）
予備校の癖ありまくりの教師のキャラだけでも笑えるのに、それだけで終わらないところがもっと凄い。このネタはもう一度どこかで見たいなあ。
セブンbyセブンは、コントの設定とか展開とかは普通なのに、とにかく二人とも上手すぎるから倍笑える（笑）終わり間際のあのヒートアップぶりは最高だった。有無を言わさず笑わされる力技！
玉城さんが上手いのは言わずもがななのですが、宮平さんの間合いの絶妙さがあんまり心地よくて。翻弄されるぶりも自然だし、若干引きつつも嫌々付き合う感じもさりげないし、最後の展開でテンション跳ね上げるところのギャップが最高だし（笑）U-8を見たときも思ったけど、想像以上に出来るツッコミさんなのだなあ。
しずるは「田舎の青年が都会に出る友人を見送る」という状況設定のコントで、一連の流れとか、そんなに真新しいって感じはしないのに、小さな仕草とか、かっこつけてるのがかっこ悪い、みたいなノリとかが、可笑しくてたまらない（笑）クサイ台詞とかドラマチック過ぎる台詞とか考えさせると村上さんは上手すぎる（ああいうのを考えているのは村上さんと決め付けてますが、確認したわけではもちろんないです）
多分二人とも、本当にコント芝居が上手いんだろうなあ、と思います。だから小さな仕草とかがやたらと可笑しくて、変な台詞を言わせても妙に様になって、それが全体的を通して楽しく滑稽でいいなあ、と。村上さんは本当に隙のない芝居をするし、池田さんはデフォルメのさじ加減が絶妙（笑）
あと、私は基本的に言葉選びが自分の予想を超えてくると無条件でやられてしまうのですが、しずるはそれも多い。「見たこともない稲刈り機」って何（笑）
エンディングでは、ゆったり感中村さんが誕生日だったということで、中西保志氏（に扮したセブンbyセブン玉城さん）からCD（のジャケットを大きく引き伸ばしたパネル）がプレゼントされたり、くぅちゃん（に扮したひらひらまことさん）がお祝いにきたりと賑やかなエンディングに（笑）
そういえば、U-8告知時に村上さんが、「（手売りの）チケットはまだないんですけど、声かけてくれたら愛想笑いくらいしますんで」と言ってました（笑）どなたか声をかけてみてはいかがでしょう（笑）
