箱雑記ブログ

色々まとめています

犬の心オールナイトトークライブ

前回に引き続き行ってきました。覚書はまた後ほど作るとして、ひとまずさらっと感想を。と書いたらまた案の定長くなりました。(前回の感想はこちら。覚書はこちら。)


エンディングで言ってましたが、犬の心次回の単独が決まっていて、今度は8月18日・19日の2days、場所は恵比寿エコー劇場。素晴らしいなあ!



オールナイトで5時間、こんなに眠くならないライブも珍しいです。これっぽっちも眠気が訪れなかったなあ。昼寝したのがよかったのかもしれませんが(笑)それにしたって、5時間が短いし、よく笑えるし、楽しいし、興味深いことが山のようで、前回に引き続き今回も、めいっぱい楽しい5時間でした。


今回も、前回と同じで、最初の2時間が犬の心二人でのトーク→9期生3組を呼んでのトーク→犬の心+9期生での企画コーナー、という流れ。
最初の2時間のトークでは、面白いだけではなくて、相変わらず押見さんが本当だったら言わなくてもいいことをぽろぽろと語ってくれて、なかなか聞けない話を今回もたくさん聞けました。
ここ最近の、単独→オールナイトライブと、2つ続けての突然のチケット即日完売劇については、当人も理由が分からず、例えば過去そういう現象が起きるのは、テレビに出たからとか必ず理由があるものだそうで、それもなく5じ6じに出ていただけ(笑)で、突如としてチケットが即完するというのは会社的にもあまり前例がないのだそう。だから社員さんなどにも「お前ら何があったの?」と言われるのだそうで(笑)押見さん的には、この状況、「嬉しい4:不安6」だとか(笑)
本人達にも、会社ですら分からないことが、私達イチファンに分かるはずもなく(笑)これ、本当に不思議なのですが。いっそ犬の心自らアンケートでも取ってくれないかと思うくらい不思議です。「犬の心を見ようと思ったきっかけ」アンケート。また女王パン様アンケートに引き続き、うちでやってもほとんど意味ないかもしれないけどやってみようかな?と思うくらい不思議。


犬の心によるトークは、全編通して押見さんと池谷さんのキャラクターの違いぶりが如実に見えるのが本当に面白い。
細かいことまでかなり考えてて、発言にもそれなりに気を使いつつ、でも我慢できずにぶっちゃけトークかます押見さん(笑)考えながら話しているというより、普段からいろんなことを考え続けていて、それをトークで話している、という印象。なんというか、わびさびがあるんですよ、言ってることに(笑)
何に関しても立ち止まって考えてるって感じだなあ、と思っていたので、トーク後半で押見さんが池谷さんをして「お前はガサツなんだよ」と言い出したとき、なるほどそこが噛みあわないトークの要因のひとつか?と思って勝手ながら妙に納得してたのでした(笑)池谷さんのトークにはわびさびがない(笑)ものすごく直線的で、直感的な印象です。だから聞いてて迷いがなくて本当に気持ちいい。
押見さんがじっくり寄り道をしながら考えているのを見ていると、対極だなあとしみじみ思うわけです。それにしても、犬の心オールナイトのたびに、押見さんの池谷さんに対する表現が増えていくのが面白い(笑)「薄い」「軽い」につづいて「ガサツ」ときて、「色気がない」というのもあった(笑)次回はどんな表現が出てくるのか。
前回、意外性がいいという話になっていたせいか、池谷さんが色気を出すために意外性を訴えていくのですが、「俺ヒーリングミュージックとかすげえ聞くぜ?」「縫い物とかするぜ?」などの意外性に対し、押見さんが「意外なんだけど、うまいこといってねーんだよ」と返すのに大笑いした覚えが(笑)意外性も時と場合によるということなのだろうか。
そんな感じで、まったくモテない池谷さんと、現在かなりモテてる押見さんのコントラストも楽しかった。それに付随する、「池谷さんいい人」話も。押見さん曰く、自分の娘を池谷の嫁にしてもいいと思うくらい、池谷さんはいい人なのだそう。それはすごい。
今回、後半の9期生とのトーク時も炸裂していたのですが、とにかく池谷さんのいい人ぶりを実感することが出来まして、このいい人ぶりは、そんじょそこらのいい人レベルではないということが分かりました。池谷さん株の上がり方ったらなかった(笑)
「嫌いな人がいない、好きなところを探そうとする」「人見知りをしない方法は、名前を覚えてそれで呼びかけてあげること」等々。そんなことをごくごく自然に気取らずに言える池谷さんでありました。いっそ感動しますって(笑)


9期生、エリートヤンキー/しずる/ライスを交えてのトークは、今回はそれぞれが無記名で押見さん池谷さんの好きなところ嫌いなところを書いて、それを犬の心二人が発表していく、というもの。相変わらず、この9期生3組のバランスの良さは抜群でした。みんな個性発揮しまくりで、それぞれが好きになってしまうこの時間(笑)後輩の犬の心観、結構細かくも鋭いところを付いてたみたいで、これまた興味津々。
『押見さんの好きなところ=普通の会話が出来るところ(ボケなくてもいいという意味)』というあたりは、芸人さんの先輩後輩ならではだなあ、とか。ここから派生していった人見知り論は、ものすごく面白かったです。笑えるとかでなく、深層心理を探るような面白さ。
心の扉を閉じたままなかなか開けない押見さん、いつでも開けっ放しの池谷さん、扉がいくつもあって状況に応じて少しずつ開いていく橘さん、等。エリートヤンキーは二人ともその傾向があるようで、それについて橘さんが「俺ら要するに性格悪いんですよー」なんてさらっと言っているのを見て、エリートヤンキーって二人ともすっごく大人なのかも?と思ったりしました。
誰が書いたかは分かりませんが、『池谷さんの好きなところ=いつも元気なところ』『池谷さんの嫌いなところ=こっちが悩んでたり疲れてるときも、いつも元気なところ』で心から大笑いもしましたよもちろん(笑)


エリートヤンキー橘くんは、なぜあんなに自然とトークを展開できてしまうのか。発言数がかなり多かったと思うのですが、先輩とのトークでも見てて本当に安心する。粋なことも言えるし、物怖じもしないし、頼もしいなあと感心しきり。花粉症+風邪のダブルパンチでマスクで重装備状態というハンデもゼロに近いくらいでした。
前回のトークから今回まで、結構押見さんと交流を深めてきたのか、橘くんからグランジ遠山さん話とかも出てきたりして(笑)楽しかったー。「犬の心を崩すにはまずグランジさんを崩さなきゃいけないんですか」で大笑いです。橘さん、深いところの真理をついてくるなあ(笑)
西島さんは、この日は眼鏡着用。押見「前メガネかけてたっけ?」西島「目悪いんで気分によって・・・」押見「俺はかけてない方が好きだよ(ぼそっと)」西島「(メガネをとって不敵な表情)」というやり取りで、押見さんはどこの乙女だ、とやたら笑った記憶が(笑)西島さんは押見さんに、6人の中で一番奥が深い、と言われてました。分かる気がするなあ。あと、やっぱり西島さんも、瞬発力に溢れていて、見てて頼もしいことこの上なかったです。
しずるはというと、村上さんのおべっかキャラ(「嫌いなところ書くのが辛かったですよ」「好きなところ書く紙が小さすぎますよ」等)が、ことごとく押見さんに「それ言ったところでなんとも思わねえからな」とばっさり切られていたのによく笑ったなあ(笑)
村上さんは、基本的にびっくりするくらい卒がなくて、かなり姑息でした(笑)分かりやすく姑息。罪が無いです。押見さん曰く、村上さんは作ってるところがある、と。それも分かる気がするなあ。そういう胡散臭さも村上さんの楽しいところだと思わなくもない。頭の回転が早いんだろうなあと見るたびに思います。
おかしかったのは池田さんで、どうしてこの人は相変わらず、悪気の無い失言とか、その気もなく地雷踏むとか、そんなのが多すぎるんでしょうか(笑)「付き合うとやるとはまた別ですよね」とか、そんな話は誰もしてないのに!周りの戸惑いぶりが可笑しくてしょうがなかったです。橘くん曰く、「(ホモの)一線は越えてないけど、踏んでるんです」で大笑い。池田さんて基本的に常時迷子状態という印象なんですけど駄目ですか(笑)
ジーパンの穴について、押見さんに「オシャレで空いてるんじゃねえだろ」と言われ、村上さんに「前は小さかったのに履くたびに足を引っ掛けて大きくなった」と暴露され(笑)可愛がられキャラというか弄られキャラというか。
押見さんが3回も立て続けに池田さんを「吉田」と間違えて呼んだときの落ち込みっぷりがリアルで心が痛かった(笑)せめて名前くらいは覚えてあげてくださいよ!
ライスは、とりあえずずるい(笑)何がずるいってまず関町さんが全般的にずるい。スタイル抜群、背も高く足も長いのに顔はそうじゃない、とか(笑)恵比寿顔じゃない恵比寿出身といい、なんでこう関町さんのアンバランスさは絶妙なんだろう。いいなあ面白いなあ(笑)前回のメタリー発言を「後で何であんなことを言ったんだろうって反省した」らしいです。あー面白い。いいキャラすぎてずるい。
田所さんは前回に引き続きいかついキャラで押見さんに怖がられてみたりしてました(笑)そういえば田所さんも、押見さんに2回「田島」と間違えて呼ばれてました。池田さんと違って、立ち上がって怒りをあらわにする田所さんに、押見さんが「ごめんなさい!」「お願い、席変わって!」と周囲に訴える様が相当面白かったです。いいもの見たなあ、という気になる(笑)
押見さん、ライスも他の二組と同じく好きだから呼んでいたけれど、今は呼ばなかったら怒られる、に変わりつつあるらしい(笑)ミニコントで怒られていると分かっていても、だんだん本気で怖くなってきているらしいです。田所さん、偉大。


最後は、「映画の衝撃シーンを持ち寄って見てみる」という企画。ガッツのオールナイトでもやっていたとか?9期生はコンビごとに持ち寄って、犬の心はそれぞれで持ち寄ってたのですが、これは相当面白かったです。全部が全部、それぞれ違った意味での衝撃シーンで、笑ったり驚いたりで大満足!深夜4時過ぎにあんなにおなか痛くなるほど笑えるとは思いませんでした。


あとは、村上さんが評した「犬の心は太陽と月ですね」という、若干くすぐったいけど言いえて妙な表現とか、グランジ遠山さんがトーク中に出てくる割合のあまりの多さにびっくりしたとか(笑)衝撃映像に舞台上のみんなが膝ついて爆笑している様とか、休憩ごとにお色直しで出オチを演出するマメな押見さんとか(青のつなぎ→全身迷彩→サンタクロース)、そのあたりが記憶に残ってるかな。サンタクロース姿の押見さんに対して、「職を転々としすぎ!」と言った橘くんはさすがでした。とにかく5時間見所ありすぎで、楽しかったなあ。


犬の心+9期生3組、実はすごく相性がいいのかも?と思うくらい、2回目だというのにもうこれ以外の組み合わせは考えられないってほどしっくり見ていられる8人でした。何度も言ってますけど、とにかく個性とバランスの良さが絶妙だなあ、と思うわけです。次回は、出来れば4月、とのこと。
そういえば、ゆったり感がこのライブに出たがっているという話が出てましたね(笑)いい話です。ついでに言うと、池谷さんは東京大喜利倶楽部に出たいのだそうです。これまたいい話だ!(笑)


覚書は別に作成するつもりでいるのに、結局やたらと長くてすみません。