箱雑記ブログ

色々まとめています

お笑い下克上異種格闘技炎の7番勝負〜バトラーツ〜

今更なので、さくっと。
と思って書くと長くなるという・・・(苦笑)
しかし覚書としてアップするには中途半端。長いのでたたみます。


熊谷さんの煽り文句が妙に面白かったので、覚えている限りいれてみました。


第一試合:[フレッシュ対決]フルーツポンチvsはんにゃ
熊谷「若さでつっぱしれ!」
どちらもコント。
 フルーツポンチ:図書館の受験生
 はんにゃ:テニスサークルの勧誘
3-0でフルーツポンチの勝利。
賭けは、「ザギンでスーシーを奢る」だそう。
10期生でしたか?本当にフレッシュだった(笑)どちらもJETGIGで見たことのあるコンビでしたが、今の新人くんたちは、本当にある程度のレベルのものをみんなが作れているということにびっくりします。
まだゴングショーの頃のチーモンとかノブシコブシコブシトザンギでしたか当時)を見たことあったけど、もっともっと荒削りでしっかりした形ではなかった気がする。
逆に、みんなが上手にきれいにまとまったものを作れるだけに、そこから突出するためにどうするかが、今まで以上に難しくなるのかな、なんてどうでもいいことを考えたりしました。
ここはどっちが勝ってもおかしくなかったような気が。


第二試合:[漫才対決]天狗vsチーモンチョーチュウ
熊谷「3年後、1千万円の使い道を考えているのはどっちだ!12月24日、テレビ朝日でこんにちは」
M-1決勝の日付は毎年違うと思われますが(笑)
 天狗:ヒーローに憧れる
 チーモン:不良を返り討ちにする
2-1で天狗の勝ち。
賭けは「語尾に『ぴょん』とつける」というもので、菊池さんはいつものかちっとした喋り方にぴょんをつけるので違和感がすごいですが、白井さんの場合はぴょんが付いてもなんら違和感がない(笑)
翌日他事務所ライブがあったというチーモンは、どうやって乗り越えたのか。


第三試合:[組みなおし対決]ふくろとじvsグランジ
熊谷「人生は1度や2度失敗したってかまわない、俺達は何度でもやり直す」
 ふくろとじ:スーパーコント「言葉の壁」
 グランジ:漫才、ジャニーズっぽい漫才
2-1でふくろとじの勝ち。
確かにグランジの漫才はとっ散らかってたなーという印象でした(笑)意気込みが空回りというか。勝負ネタ持ってきてたから、勝ちに行ったんだろうなーと見ていて思っていたので、負けた後の遠山さんの落ちっぷりに見てるこっちが心配になるほど(笑)
賭けは「負けた方が勝った方の単独ライブでチケットのもぎりをする」というもの。
審査員のお客さんに対する、五明さんの「チケットをもぎる前に青をあげた人をもぎりたいと思います」という恐ろしい一言に乗っかって、後ろから「あそこだ!あそこにいるぞ!」ときゃんきゃん大騒ぎする遠山さんがまるでスネオのようだった(笑)それを見て熊谷さんが「もぎられたら言ってね?」とよく分からない優しさをお客さんに見せるのも可笑しい。
それを力なく笑いながら見ている大さんを見るにつけ、わーグランジ落ち込んでるなあ・・・と思ったりしました。
ふくろとじ、普段とは違うコントでなんか新鮮だったのがよかったです。相変わらず力技だけど(笑)
大さん曰く、グランジは「犯罪者予備軍」だそうですよ。自らそんなこと言って何の得があるんだ(笑)


第四回戦:[シュール対決]犬の心vsカリカ
熊谷「下北沢発シュール列車出発!」
どこから下北沢が出てきたのかが知りたい。熊谷さんにとっては下北沢はシュールな街なのだろうか(笑)
 犬の心:いつものショートコントのようなもの+バババでのよくわからないやつ
 カリカ:タクシー
2-1で犬の心の勝ち。
このライブで一番私があれー?と思った結果はこの対決だったりします。久々に見たカリカのタクシーネタがやっぱり良くて、犬の心ももちろん面白いけど、ここでこういうネタをこういう風に持ってくるあたり、やっぱりカリカの方がまだまだ一枚も二枚も上手だなーと思って、どっちも好きな私は一人でひそかに満足してたんですけど、結果知ってええ?ってなった(笑)
甘やかされてるのに慣れていないはずの押見さんが、こらえ切れない笑顔をこぼしていたのが非常に印象的です。嬉しかったんですね(笑)逆に勝とうが負けようがリアクション的にはあまり関係なかったような気がする池谷さんの佇まいが気になったりもしましたが。


家城さんはここでも自称シュールの自虐ぶり(笑)カリカは「吉本のラーメンズ」と呼ばれているらしい。以前ならまだしも、今のラーメンズがシュールの象徴のように言われても、実はぴんとこないのは私だけだろうか(笑)
家城さんの「シュール度で言ったら負けた方がシュールですよね」「勝つってことは理解されたってことだろ」という発言に、ほおーとなる客席、「ちょっとまて!」とにわかに慌てる押見さん。
押見「俺ネタやってる間ずっと親殺すと思ってたからね!」
熊谷「シュール!」
熊谷さん、いい人だ(笑)
家城「林なんて、ずっとさらし巻いてたからね」
林「(無言でさらしを直す仕草)」
家城「すっごい巨乳ですからね」
やっぱり、カリカの方がまだまだ上手だと思うなあ(笑)


そんなやり取りを仕切っていた熊谷さんを見て、「なんでガリットチュウがMCなんだよ」と根本的なことを言い出した家城さんに笑った。
ゆくゆくは、カリカ・犬の心・ガリットチュウ・しずると東京吉本のシュール芸人で対決をして、その勝者がジャルジャルと対決、勝ったコンビがリットン調査団さんの弟子になれる、という話になり、聞いててわくわくしたおばかな私。
それにしても、あのカリカとあの犬の心の後継として名前が出されるしずるって、実はすごいプレッシャーだったりしませんか。あの人たちの後に続くのはそうそう簡単な話じゃないよなあ、しずるの背負うものはひょっとしたら大きすぎるものかもなあ、という、実はどうでもいいことを非常に真剣に考えたりもしました(笑)


引っ込むときまでシュール対決だったなあ。
林さんがゆーっくり袖にはけるては、熊谷「シュール!」
一度引っ込んだはずの押見さんが出てきてコサックダンスをしては、熊谷「シュール!」
その後ろを池谷さんがただ普通に歩いて横切るだけで、熊谷「シュール!」
家城さんが突然椅子を持ってきてセッティングを始めては、熊谷「シュール!」
お客さんの出入り口から突然顔を出す林さんに、熊谷「シュール!」
熊谷さんて本当にいい人だ・・・(笑)
あと、気のせいかもしれませんが、シュール対決のときだけ客席のボルテージがぐんと上がって、ついでに室内温度も3度くらい跳ね上がったような気がしました。熱かった。


第五試合:[シークレット対決]マキシマムパーパーサムvsザ・パンチ
 マキシマムパーパーサム:漫才、ウルトラマン
 ザ・パンチ:漫才、ロマンチックなデートプラン
2-1でマキシマムパーパーサムの勝ち。
シークレットはフレーズ対決だった模様。
ネタ中の、つよしさんの「なんでシークレットで出てきてハゲとんねん!」がとても好きだった(笑)
長澤「これが本当のシークレットっつって」
つよし「やかましいわ!」
ザ・パンチはなんかもう最初から浜崎さんがめろめろに笑ってて、松尾さんもリアルに苛々してたように見えた(笑)
賭けは「もみじ」。もちろん福島さんが、「もみじ」をやるとは聞いていなかった浜崎さんに。後ろから見ていても、きれいにくっきりしたもみじが出来てました。


第六試合:[コント対決]ピースvsハイキングウォーキング
熊谷「コント師によるコント師コント師のための戦い。未来は僕らの手の中」
最後のフレーズは別にこの対決に限ったことではないような(笑)
 ピース:サッカー少年とサラリーマン
 ハイキングウォーキング:マッサージ
3-0でピースの勝ち。
双方ともに、以前見たときとオチが違ってました。ハイキングウォーキングの方は、もっとどぎついオチだった。お正月のルミネで見てトラウマになりそうな(笑)
ピースのコントのオチは、ネタの最後が、彼らのもう一つの定番ネタである野球少年とサラリーマンのネタにリンクして終わる、という見事な展開。うわ、とリアルに感心してしまった。彼らのネタをよく見ているお客さんの多いライブならではのオチだけれど、やるなあ、と素直に感心。
賭けは、「ハイキングウォーキングが負けた場合はマリーちゃんのトレーナーを八つ裂きに。ピースが負けた場合は又吉の胸毛をそる」というもの。
マリーちゃんの、今はもう手に入らないというトレーナーは、袖なしのタンクトップ状態に(笑)


第七回戦:[最終対決]平成ノブシコブシvsサカイスト
熊谷「決して交わることのない二組が、今シアターブラッツに!」
 平成ノブシコブシ:ストレス発散クラブ
 サカイスト:漫才、侍をやりたい
3-0で平成ノブシコブシの勝ち。
ストレス発散クラブ、初めて見ましたが久々にかちっとノブシコブシのコントが見られてよかった。サカイストの漫才も本当に久しぶりだったけど、途中からやりたい放題のコントだったノブシコブシの後だと、正統派漫才がきれいにまとまりすぎて見えてしまうのは惜しい。
とりあえず、何が最終対決なのか、まったく理由が分からないというサカイストサイド。サカイストの二人以外はどういうことか分かっているという状況に笑う。和解、とか言いながら吉村さんが握手のために手を差し出すだけで、お客さんがおおーとなるのが(笑)
将芳さん曰く、同居人のラフコントロール森木さんが本気で心配しているそうで、森木さんの罪の無いおばかさんキャラにかなり和みました(笑)あと熊谷さんもね、良く分からないけれど仲裁して和解させて、最終的に「俺が悪いんだ!」みたいなことを言い出して、本当に和む(笑)


3時間の長いライブでした。合間に若手5組のバトルもありましたか、確か。長すぎてあまり記憶に残っていないのですが。
とりあえず、シュール対決での会場のボルテージに本当に驚いた、というのが一番強い印象。今の犬の心に対するお客さんの期待値の高さを肌で感じたというか。ちょっと回りに置いていかれ気分というか。いつものように面白かったけど、この日の犬の心がいつも以上によかった!というまでの印象は持てなかったので、ぽかんとしてしまったというか。犬の心ってこんなもんじゃないよなあ、とも思ったような気がする。よく覚えていませんが。
この日見た芸人さんの中では、当たり前かもしれないけどカリカの突出具合は素晴らしくて、さすがだなーとしみじみ思いました。
あとグランジ3人が3人してどっぷり落ち込んでいる絵が珍しいなーとか(笑)

趣向は嫌いじゃなかったので楽しかったです。
しかし長かった(笑)