箱雑記ブログ

色々まとめています

M-1グランプリ2006決勝進出者

■決勝進出者■

麒麟(吉本興業 大阪)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
変ホ長調(アマチュア)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)

例年に比べて「ここが来るのか!」という発見が少なく(変ホ長調くらいかな)去年のファイナリストの顔が半分もあるというのは驚き。
でも、変ホ長調はなんとなく、3回戦で見たときに、「今年はアマチュア初の鳴り物入りで決勝にきそう」なんて話をしていたので、個人的にはそんなに意外でもなかったりします。

たとえ準決勝を生で見ていても、誰が行きそうかは分からないのと一緒で、もっと笑いを取っていたコンビがいたとかいないとかも、やっぱり判断できないのです。
ただ、個人的には、トータルは私は見たことのないネタだったので結構すんなり笑ったし、逆にチュートリアルはDVDにもなっているネタなのにきっちり笑わせてもらったよなーと。
フットボールアワーだけは、準決勝見終わって「普通に決勝に行くよ」と断言できてました。考えてみたら凄いことだなあ、フット。
POISON GIRL BANDに関しては・・・個人的にあまり冷静に見られない点も多々あるのですが(笑)もし他のコンビでなくここが上がった理由をあえて想像するならば、個性という点で他では類を見ない種類のネタだったことかな、と。
なので、ルミネ準決勝に出ていた芸人さんのファイナリストに関しては、そんなに意外でもないです。ただ、彼ら以外にも上がってきて意外ではないコンビがあと何組もいたというだけの話。個人的にはサンドウィッチマンとか。ライセンスとか。
それはきっと大阪も一緒なんだろうなあ、と思っています。千鳥・・・見たかったなあ。

ここを見てくれている方はご承知の通り(笑)私はポイズンが好きなので、3回戦のネタが消化不良であったことと、準決勝に至るまでのライブで頑なにカラオケのネタを持ってきていることで、正直準決勝に臨むにあたり不安な点が山ほどありました。
で、ここだけの話、準決勝のネタは私が初めて見たネタなのですが、あのネタは恐らく最初に出したライブ以外ではまったくと言っていいほどやってないネタだったはず。
ひょっとしたら、準決勝まで隠してたのかな、と思ったりしています。単なる深読みかもしれませんが(笑)

結果を知って、とにかく驚いて、動揺して、震えました。私は2004年のM-1で彼らを好きになったのですが、自分が好きになってからもう一度彼らをファイナルで見られるとは、実はあまり想像してなかった(笑)
今年は上半期どうにも消化不良で、夏あたりからだいぶ調子上げてきたなーと思ったら3回戦でうわあ、だったので、この展開はまさに大どんでん返し。
3回戦のポイズンのネタを見て、彼らが8組に名前を連ねるなんて、予想できた人いるのかなあ・・・(笑)
ただ、準決勝でのポイズンは、3回戦のあれは何だったんだ!と思うくらい出来が違っていて、横綱相撲のフットの後でよくぞあれだけやってのけたなあ、と思ったりしていたので、あわよくば?なんてね、とか言ってたのに・・・本当に来ちゃったよ。ああびっくりした。

2回戦3回戦準決勝と見てきて思ったのは、わざわざ3回戦を見に来るようなお客さんは、当然ながら準決勝を見に来るんですね(笑)
だから、3回戦で初めて見て大ウケしたネタでも、準決勝に同じネタを持っていくと、3回戦も見ているお客さんはネタを知っているから、初見時に比べたら新鮮じゃないんですね。
カリカ変ホ長調のように東京と大阪それぞれの会場で予選を勝ち抜いてくるとなるとまた違ってくるかもしれませんが、ずっと東京・大阪で同じお客さん相手に同じネタで勝ち抜こうというのは結構難しいのかも。ましてや審査員に関しては、3回戦でも東京・大阪両会場で審査していた方がいらっしゃるかもしれないし(大阪行ってないので分かりませんが)もっと影響があるのかもしれない。
極力予選は違うネタで勝負した方が無難なのかもなあ、と思ったのですが、それはつまり、勝ち抜いていけるだけの良いネタを複数持っている方がいい、という事になるわけで・・・これは、大変ですよねきっと、若手であればあるだけ。

そして、当日のネタ順をお友達からのメールで見て、膝から落ちそうになりました。
千鳥枠・・・恐るべし(笑)
ポイズンの芸風でトップバッターは悪い予感しか生まれませんがどうしたらいいのか。
やっぱりこうした混乱を回避するためにも、千鳥は決勝に必要だよ、ということにしておきます(笑)
逆に、去年千鳥枠の憂き目(笑)に合った笑い飯が、見事8番目を獲得・・・また極端だなあこの人たちは。
そして、こうしてネタ順ひとつに一喜一憂できる幸せを噛み締めました。好きな芸人さんが上がってくれたからこそ、あれやこれやと騒ぐことが出来るわけですから。
決勝当日まで、とりあえずこのお祭り気分を楽しみます(笑)