怒涛の新ネタ漫才・漫談20連発!!
ちょっとだけ久々のルミネ。貧乏なのであえてギリギリにルミネに入り、何も見ずに7階へ直行し、終わったらさっさと出て行くつもりだったのに、結局本屋でごっそり本を買う。
服やCDはまだ我慢できるけど、本はなあ、なぜか我慢できない。どうしてだろう。
単価が安いからいいかなーという気になる、ってのもあるんですけど。
漫才・漫談だったんですね。新ネタという点しか気にしてなかったから、後から気付いて「犬の心も漫才？だとしたら見るのいつぶり？」と楽しみ半分不安半分でした（笑）ミルククラウン：留守番電話のメッセージ
ふくろとじ：けんちゃんのツッコミ
もう中学生：マヨネーズ
マキシマムパーパーサム：アニメ
ジパング上陸作戦：背後霊
ボルサリーノ：変わるもの変わらないもの（こう書くと妙にかっこいい）
チーモンチョーチュウ：運動会の更新の呼び込み
イシバシハザマ：おかしな話
LLR：誕生日パーティ
グランジ：漫才にジャニーズの要素を
コンマニセンチ：ドンドンギブ（これだけ書いても意味不明。笑）
ポテト少年団：曲にのせて自己紹介
平成ノブシコブシ：おもしろい話
ハイキングウォーキング：スーツのオーダーメイド
ロシアンモンキー：なぞなぞ＋なぞ
ザ・パンチ：好きな人の誕生日を祝う
増谷キートン：つくしんぼう
犬の心：蚊にさされた話
ガリットチュウ：友達の彼女
バッドボーイズ：死んだ相方への手紙
個人的に面白かったのは、グランジとチーモンチョーチュウかな。
チーモンチョーチュウは、前にもあった菊池さんの何でも出来るぶりをフルに行かした躍動感漫才（なんだそのジャンル）で、それはそれは気持ちよく笑ってしまいました。
いつ見ても、菊池さんという存在はそれ自体が武器ですよねえ。アベレージを保ちますもんねえ。菊池さんとか、ハリセンボン近藤さんとかは、そういう稀有な存在であるような気がする。何をしてても安心して見ていられる。
その相方があの白井さんなのだから、本当に芸人て面白い（笑）
グランジに至っては、もう・・・まいったなあ、最近見るたびにグランジが面白いんですがどうしたことですか。何度見てもここの漫才は2ボケ1ツッコミには見えず、3ボケあるいは2ボケ1悪ノリとしか思えない（笑）
何がこんなに面白いんだろうと考えたりもしたんですが、要するに3人いて3人ともが変に自由にやってる様子なのがいいのかも。無法地帯っぽくて（笑）何しろツッコミが佐藤大という時点で自由度極まれりというところかもしれませんが、決められた枠の中でどんなバウンドするか分からない3人のやり取りが面白いのかなあ、などと思ったものです。単純に遠山さんの笑顔のどうにもならない感じ（他に言葉が見つかりません）にも大笑いでしたが。
そもそも、ジャニーズってポーズとる時「ハッ！」とか言いませんよね？多分（笑）
逆にというか何というか、そもそも枠を設けない無謀な自由ぶりが平成ノブシコブシの漫才であると・・・いえなくもない、ということにしておこう（笑）
どこまでが予定調和でどこまでが予定外なのか分からないのも、魅力といえば魅力・・・か？どうだろう。
ノブシコブシを見ると、自分達がどこにどういう角度でバウンドするか分からず己を制御できずとりあえず弾んでみっか？みたいな印象を毎度受けます。その上最初に作っておくべき枠を作ってないのでそれがどこまで弾んで転がっていくかも未知数という。多分そのハラハラドキドキ感とか強烈な不安定さも、魅力なんだと思います。それ故に強烈にまとまりに欠けることも多いんですけど（笑）
犬の心の漫才は、結構前にM-1の予選で見て以来かな？
そのときは彼らの既成のコントをそのまま漫才にしてツッコミをのせただけのネタでしたが、今回は多分、漫才用の漫才だったかな？
漫才というか会話で、的外れで頭の足らない子のような発言ばかりの池谷さんに、押見さんが懇々と説明したり否定したり注意したりするという、実に犬の心らしい漫才。逆にこれをそのままコントにしても、あんまり違和感ないかも。
こういうネタを見ると、犬の心のコントって、会話の妙を多用したものも多くあるんだなあ、ということに気付かされます。
あとは、固定バリエーションであれだけ笑わされてしまうというのも見事なザ・パンチとか、見事な予定調和でやっぱり笑っちゃうマキシマムパーパーサムとか、松田さんのツッコミがリアルに冷たくて笑えるような物悲しいようななハイキングウォーキングとか、見るたびに最近新しい展開を持ってきてくれるコンマニセンチとか、最近ほんとにすっきり笑わせてくれるなあと思ったポテト少年団とか、途中本気で何言ってるのか分からない熊谷さんのツッコミ？擁するガリットチュウとか、いつか本当に背中の後ろのチャックを開けて日本人が出てくるんじゃないかというチャドさん擁するジパング上陸作戦とか。
面白かったです。20組もまとめてネタ見られる機会ってあんまりないので、そういう意味でもルミネの新ネタライブって貴重。
