平成ノブシコブシ単独ライブ『御コント』inルミネ

きっと彼らのことを愛してやまない人ほど、どうなることかと心配していたであろうノブシコブシのルミネ単独ライブ（笑）に行ってきました。
ほんとにね、大丈夫なのかとはらはらしてました。面白いもの見せて欲しいと思ってました。が、結局終わってみたら、そんな心配なんだったのってくらい、ちゃんと面白い2時間だったー。行けてよかった！

メモも何も取ってなかったので感想だけ。
全部見終わっての感想は、すごく気合の入った2時間だったということと、この人達は色々やってても結局はコント師なのだなあということと。
私が今回の単独見て絶賛したいと思ったのは、ルミネでの単独という特殊な場面でしか出来ないことを山ほど詰め込んで見せてくれたという点。今後普通のネタライブなんかでシングルカットして使えるネタ、ほとんどなかったんじゃない？と後で思ったものです。『眠りの森のセシム』は元より、50人のもそうだし、映像ありきのチョモランマコントもそうだし、最後のコントに至っては何をか況やだし（笑）使えるの、よくて2本、下手すりゃ最初のDJのやつしかないじゃない（笑）（神輿のコントも、あれをあちこちでやるのは別の意味問題もある気がしますよ！）
この後先考えてないなりふり構ってないコント構成にノブシコブシの男気を見ましたよ（笑）この根性を心から称えたい。

やられたーと思ったのはテトリス。あれを思いついたのも面白いけど、あのオチもまた（笑）いや、途中で読めはしたんですけど、それでもあれをやってるのがあの徳井さんという付加価値があるから、それもひっくるめて見事と思うわけですよ（笑）
好きだったのは『眠りの森のセシム』。お話コントに弱いので。あれ見てる間、徳井さんがどんどんかっこよく見えていた私の目はやっぱりどうかしてたのだろうか。オチの下らなさもさることながら、ファンタジーの隙を見て下に走るスキルが高すぎてびっくりした（笑）
神輿のコントも、何あの必然性のない急展開！無意味すぎるジェットコースターロマンス。バカじゃないのーと大笑いしました。突拍子なさすぎ！
最後のコントは、ノブシコブシの真骨頂か？むしろ御コントの真骨頂だったのかな？私は御コント初観戦だったのでそこらへんよく分かりませんが、十分面白かった。

あれだけコントをばしばしっと見せられると、やっぱりこの人たちコント師なんだなあとしみじみ思いました。私は実は漫才を見る機会もコントと同じくらいあったのですが、ノブシコブシはコント師だと思った。たとえ徳井さんの両手を広げての演技ひとつで爆笑が起ころうとも（笑）

映像も好きだったなあ！
吉村さんのお父様のVTRももちろんですが、元気が出るテレビは、というか高田純次は、卑怯以外の何者でもない（笑）あんなん、高田純次氏がそもそも面白いんだからさー！（笑）
だから私はむしろ、DEEP BLUEのVTRの方で爆笑しました。あの映画見たんですけど、まさかあのシーンをこうして見ながらあれほど爆笑することが人生においてあるとは。人の一生はこれだから何が起こるか分からない（笑）

しかし頭からノブシコブシらしい自ら火種に突っ込んでいく様が見られて満足。ああ酷かった（笑）
吉村さんの見栄えよろしすぎる白軍服姿も満足（桃さん或いは大和を思い出した）
家城さん『桃を抱く』を再演したりしないかしら・・・と常日頃思っている私です。余談でした。

というわけで、ライブ前の心配をよそに、すっかり満足してしまったのでした。これは以後しばらくノブシコブシを信用しちゃうな。

ノブシコブシ単独といえば、あのショッキングピンクのTシャツなんですが（とろサーモン久保田さんがよく着ている。本当によく着ている。出番のない日にbaseで見かけたときですら着ていた）今回こそ買っちゃおうかなーと思いつつも、あまりの色の鮮やかさになかなか手を出さないでおります。
でもあれ、すごく素敵だと思うんだよなあー。