箱雑記ブログ

色々まとめています

若手theよしもと龍の穴

黒沢清監督のトークを聞いてから高崎を出たので、若手theよしもと龍の穴には20分ほど遅刻。大喜利本編は頭から見られたのでよかった。

メモをまったく取っていないので、覚えているところだけ書くとすると、とりあえずザ・パンチ浜崎さんが全編に渡って楽しかったということがまず一番にきます(笑)
AチームBチームと2組に分かれてそれぞれ3人勝ち抜け、6人で決勝という流れだったのですが、A組とB組のメンバーに大喜利スキルの偏りが大いに見られて、B組を見ている間はどうしようどうしようと客席に居ながらはらはらしました(笑)又吉くんが神様に見えた。でもそんな又吉くんの存在感がかすむほど、ばたばたと大変なことになる人たちが・・・ある意味すごい(笑)主に竹永さんとか徳井さんとかねー。
オープニング見られなかったけど、あれはやっぱりくじ引きとかで決めたのかな。謎。

POISON GIRL BAND吉田さんの大喜利は、前から思っていたけれど、とことん定型破壊型で、唖然とさせられること多々。大喜利の答えに「さあみんなで考えよう!」ってどういうこと(笑)『お花見シーズンで桜が咲いているのにある場所だけ花見客が居ない。その理由は?』という大喜利で「たまたま」ってどういうことなの!(笑)それに笑ってしまう自分が悔しくてなりません。
誰もやらないアプローチの仕方を何度も見せてくれて、相変わらず見ている側の度肝を抜くポイズンのブレーンですよ。
かと思えば阿部さんは阿部さんで、試合には負けたが勝負に勝った、みたいな(笑)大喜利問題とはまったく別の、合間での下らなすぎる小技で訳の分からない空気を呼び込んでました。合間にね、フリップにう○ことか「カンチ、セックスしよ」とか書いて、それをさり気に見せたりするんですよ。大喜利的にはまったく意味がないんだけど、もう気になってしょうがない(笑)
吉田さんがルールを守った上でそのルールの網をかいくぐろうとするなら、阿部さんはまずもってルール無視。ルールどころか試合無視。
気持ちのいいくらい企画の枠を無意味にする二人です。仲良くなくてもこういうところは向かう先が同じ方向なんだなあ(笑)

バッドボーイズ清人さんは最近気になる芸人さんの一人ですが、大喜利が冴え渡ってました。強かったー。あの亡羊とした口調でぼそっと答えられると、また変に可笑しいんですよねえ。
そんな絶好調清人さんを抑えて、又吉さんが二連覇。相変わらずここらへんの若手の中では群を抜いた大喜利脳の持ち主だなーと感心しきり。大喜利のツボを外しませんもん。大喜利で使うべき脳の場所を心得てるなあ、と答えを聴くたびに楽しくてしょうがなかった。考えている間は他の人たちがわいわいやっていてそのときは存在そのものが頭から抜けているのに、すっと手を挙げて、さっと大喜利を解答して笑いを取って、すっと戻っていくんです。
もういっそ、その地味な佇まいが痺れるほど男前に見えてきます(笑)大喜利界の座敷わらしと呼ばせていただきたい。

ちなみに決勝のメンバーは、ザ・パンチ浜崎/バッドボーイズ清人/ポイズン吉田/オリエンタルラジオ中田/コンマニセンチ竹永/ピース又吉、という顔ぶれ。
竹永さんはおまけ参加的な(笑)中田くんの度胸の良さは天晴れ。
浜崎さんは、とにかくピンポイントにMCタカアンドトシのタカさんのツボを執拗に狙う戦法が功を奏しつつも、あまりにも絵が・・・絵が・・・だったので(笑)伝わらないところもありつつ、とりあえず一番目立って一番おいしいポジションでした。ずるかったー(笑)

大喜利はやっぱり楽しいなあ!
次回は6月だそうで、行けたら行きたいです。