箱雑記ブログ

色々まとめています

僕らこれから強く生きていこう

どうしてこれ以上ないほど慌しいという時に限って仕事が増えていくのでしょう。
これ以上ないくらい忙しいって言ってるのに!簡単にこれ以上になっていきます。
先日は職場で片付けても片付けても増えていく仕事(しかも年度末なので期限が凄まじく厳しい)を目の前に、昼過ぎのデスクで途方に暮れて「もうだめだ」とつぶやく、ということを一日3度ほどかましました。
「もういやだ」ではなく「もうだめだ」なのです。嫌じゃないんですよ仕事は。無いよりある方が充実してるし、それ以上に気が楽(こういうところ日本人だなあと思う)でも今は仕事やトラブルがそんなのおかまい無しにどんどこ増えていくので、嫌じゃなくても単純に時間が足りなくなるんですよ。個人の処理能力を超えていくのです。で、もうだめだ、と。
そんな私に、31日の花見飲み会の感じと場所探しを依頼してきた某上司には、かなり純粋な殺意を抱いたものです。そりゃあみんな忙しいしもうだめ状態なのは私だけじゃないし私下っ端だけど、それにしたって・・・!
でもその1時間後にはそのときの殺意が自分でも不思議に思えるほど頭が切り替わっている、こんなときにはとことん都合の良い私の頭(笑)しかし本当に、忙しいときほど平常心を保つのは難しいんだなあ。

そんな日々が日常になって数週間、とうとう休日出勤にもなり久々の友人達との約束もつぶれ、挙句、27日の万博葡萄園は欠席となりました。あの状況で残業せずに帰れるほど仕事も早くないし心臓も強くないのでした。
そんな万博葡萄園のチケットは、たまたまバイトがお休みだというおかゆさんに託すことができたのが不幸中の幸いです。本当にありがとう・・・しかもレポ作ってくれてる!嬉しいのとありがたいのとで涙が出てきそう。

そんな状態なので、家に帰ってもご飯食べて風呂入ったらもう寝る時間過ぎてる、みたいな感じでして、唯一の自分のお楽しみ時間は会社の行きと帰りの電車の中です。
gooミュージックにて、PE'Zの特集がポッドキャストにて配信されてまして、先日ようやくそれを5週分いっぺんにダウンロードして、通勤のお供にしてました。特集ページはこちら
曲が聴けるわけではないのですが、全米ツアーに向けての意気込みとか、アメリカでのツアーの様子が聞けるので、ファンには贅沢な特集。
リーダーが語る話を聴くたび、この人の目指すビジョンの明快さやそのために考えている方法論に安心したりして。頼もしいなあ。こんだけ一人で何から何まで考えてくれてたら、他のメンバーとしたら楽だろうなあ、自分たちのパフォーマンスのことだけ考えていられるもの。
それと、前々から思っていたことだけれど、私はニレハラさんが、何かの感想などを求められるときの、ひとつひとつ言葉を探しながら言葉を尽くすような話し方がとても好きです。出来るだけ自分の感情に素直な、ズレのない言葉でこちらに伝えようとして、うまくいかなくてもどかしそうにときどきつっかえながら、言葉選びよりもそのときの感情が先に走っちゃう、みたいな。理屈を話そうとして結局気持ちが前に行く感じ。微笑ましいというのもあるんだけど、言葉で表せない感覚をなんとか言葉で説明したい!みたいな様子に、共感するところが大いにある(笑)
逆にヒイズミさんの話って、こっちの感覚に直接訴えかけるみたいな、完全な感性勝負!みたいな感じで、これがすごい刺激。芸術家肌というか、なんというか。
そして航さんは、もう本当にキュート(笑)
門田さんは、聴いててじたばたしたくなるくらい、完全無欠のいじられキャラで、楽しいったら(笑)
4月に入ったらツアーに行けます。本当に楽しみ。

それと、スピッツのシングルコレクション。「CYCLE HIT」を2枚とも聴いてます。
アルバム全部持っててシングルもほとんど持ってるんだから、買う必要ないのかもしれないのだけれど、スピッツさんが、はいこれがシングルコレクションだよ、と提供してくれたものを、買わない理由が私には見つからない(笑)
好きな作家の本は読み返そうと思うたびに購入してしまう私なので、これも実に当然の流れなのでした。
1枚目のボーナストラック、『空も飛べるはず』の、プロトタイプであるところの『めざめ』という曲が入ってて、それはアレンジだけじゃなくて歌詞も少しだけ違ってて。
サビで、「君と出会えた痛みがこの胸にあふれてる」と聴いて、文字通り立ち尽くしてしまったのでした。
「痛み」と同じ場所に「奇跡」という言葉をあしらえる、草野マサムネという人の中では、「君」の前では「奇跡」も「痛み」も、並列に存在するものなんだと思えて、すっかり打ち抜かれてしまったのでした。
スピッツの歌の世界には、美しいものと醜いものがあまりにも当たり前に寄り添って存在してる。その自然さと、それでもそんな世界を美しいと描いているところが、私には何よりも得難い世界なんだなあ。
曲を聴いていてその歌詞に驚くほど打ち抜かれる瞬間がたまにあるけれど、これを聴いた瞬間は絵に描いたようなそれでした。こういうことが、スピッツを聴いていると何度もある。一度聴いた曲ですらある。

CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection (初回限定盤12cmCD付)CYCLE HIT 1991-1997 Spitz Complete Single Collection (初回限定盤12cmCD付)
スピッツ 草野正宗 笹路正徳

ユニバーサルミュージック 2006-03-25
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そんな感じで、忙しいながらも元気です。
仕事で忙殺される時期を乗り越える糧は、自分の好きなものからたくさん得られるものなのでした。
おかげさまで、私はまだまだ働けます。でも4月以降はちょっとゆっくりしたい(笑)