箱雑記ブログ

色々まとめています

スーパー千鳥パーティ

日曜開催だなんて、もうこの先二度とないかもしれない。というある種悲壮(ある種滑稽)な決意でもって、行ってまいりましたbaseよしもと
『スーパー千鳥パーティ』へ足を運んできました。
最近すっかりbase近辺に対する運命共同体めいてきたおかゆさんとご一緒です。

人様のレポなどでありがたく予習させていただいていたので、千鳥パーティ特有のお約束もある程度は把握していたつもりでしたが、改めて己の眼で見るそれは、なんとも愉快ではなはだ狂った宴でございました(笑)あー面白かった。
私千鳥パーティって千鳥がそのときどきで後輩を呼んでやるライブ、という認識だったのですが、違ったんですね、千鳥+中山功太ネゴシックスとろサーモン久保田・南海キャンディーズ山里が固定メンバーだったんですね。
考えてみれば、これだけのメンバーが揃ってしまえば・・・そりゃあ、ライブ中の毒素も強くなりますって(笑)

ライブ前にトイレで「戦争じゃ!戦争じゃ!」と鏡に向かって叫んでいたという久保田さんとか。
オープニングトークから山里さんの女性がらみの話なんかで盛り上がったりとか。
トークの危ない爆弾発言は全て功太発信であるとか。
ネゴシックスがローカル番組の事前アンケートで「今まで付き合った女性の数=36人」と軽い気持ちで書いたら本気にされてしまったとか。
あまりにも山ちゃんや久保田やネゴや功太が仲良しなので、NSCの同期とかがいるのが羨ましいんだと吐露する大悟とか。
同期が楽しくやってるノリに参加しようとすると「あ、すみません」と言われてしまって寂しいという大悟とか。
たまにのってくる大悟をノリで久保田さんが叩いたりすると、久保田さん胸倉つかんで「裏来いや」とすごむ山里さんとか。
大悟組長がホストクラブに遊びに行っているときにでニューボトルを入れるとホストの兄さんたちが踊るのに合わせて自分も踊る、という話をしていたときの、山里さんの本気の虚脱ぶりとか。
話の流れで大悟組長と付き合いのあるとある人物との付き合いに関して「あの人はヤクザなんやから関わらんといてください!」と高らかに叫ぶ功太とか。
ビューティーコロシアムの話で興奮のあまり立ち上がって前のめりになるノブさんと功太とか。
それを話しているうちに顔がフランケンそっくりになるノブさんとか(笑)(アゴがいけないんだと思われる)
オープニングだけでも見所が多すぎて目が回りそうでした。

ゲストにダイアンを向かえ、「ダイアンの漫才が最近面白くない」という前提条件でもってダイアンの代表的な漫才を面白く改変してあげよう!みたいな企画も。酷いって(笑)
ダイアンの漫才をばっさり説明はしょったり余計なものを追加したり、そりゃもう大変なことになってまして。
自分のネタっぽい発言をさせて「中山功太っぽいって言え」と言い出したり(笑)DJモンブランの曲を使わせたり、とりあえずこんな企画での中山功太の輝きっぷりったらなかったです。ものすごい笑顔で「面白なりたいんやろ?」って(笑)
逆にネゴさんの場合は、山里さんの背中に隠れて「そうだそうだー」と言ってみたりして、なごむなごむ。
山里さんは相槌が素晴らしい。「漫才に革命おきたわ」とかもう意味分からない。ツッコミ界の彦摩呂
本来は中立の立場であるはずのMCノブさんも、大前提が「ダイアンの漫才が面白くない」(何度書いても酷い。笑)であるがために、大変に失礼な言動の数々。
そして全員がそれなりに面白い案を出して採用されているのに、ことごとく微妙な発言ばかりで採用されない久保田さん(笑)
ところで一番ツボにはまったのは、改変を進めているときの大悟さんの「ええな、漫才が踊りよるわ」という発言でした。いや、分かるだけになんかもう、ね。

そんなこんなで、漫才中に完全に状況説明をはしょったり、逆にいらんところをやたらと言い訳したり、キャッチボールだからってリアルにグローブ(キャッチャーミットだったんですが)とボールを持ち出したり、DJモンブランのテーマが流れたり、「漫才しーの、トツギーノ」だったり(笑)、バズーカもリアリティを追求してそれっぽい黒い筒を持ち出したり、でも遠くから見たら本当にバズーカに見えちゃうから「ニセモノですよ」とお客さんに断ったり、某CMの曲に合わせて「踏んだらええやん、踏んだらえ〜やん♪」と客席巻き込んで大合唱したり(なぜ踏んだらええやんてことになったのかの経緯を説明するのは長すぎるので略)、オチまでワープさせたり(しかも呪文つき)、「あれだけボケてくれた相方に『もうええわ』は酷い」となったがために、全盛期のやすきよさんのように「おもろいこと思いついたらまたくるわ」と言わせたり(しかも直後に「もう底ついたけど」と言わせる)、最後にネゴさんの持ちギャグ「ぅおえー!」で二人はけていく、という新たなるダイアンの漫才に、笑い死ぬかと思いました。
特に中盤で西澤さんが「今、漫才が踊っとる」と言ったときには、もうだめだと思った。笑いすぎて冥府の入り口が見えた(笑)

VTRネタも面白かったなあ、全員個性が出てて。
単なるノープランアドリブコーナーかと思いきや、それが次のコーナーに繋がっていたりする構成にはびっくりしたし。あんだけむちゃくちゃなのを見せておいて、こんなところでちょっとそんなことも出来る的なアピールされたら、そりゃ弱いですよ。
挙句、どうやら毎度恒例らしい白ふんどし軍団の祭りも見られ・・・あれなんであんなに笑えるんだろう、踊ってるだけなのに(笑)新展開もありつつ、いやもう、本当に面白かったです。
最後の大喜利も、みんな調子よくてね!特に功太絶好調。あと、ネゴさんの大喜利は、絵のときは特に、すごく可愛くて同時にすごく面白いっていう、他の人の回答では味わえない大喜利回答なのが素晴らしいといつも思うのです。ああいうのは個性というかむしろ感性だもんなあ。
一番笑ったのはおそらく、「マナカナに明らかな違いが。どんな違い?」というお題での、山里さんの
 マナだけがカナのことをガイラと呼ぶ
でした。山ちゃんの大喜利はたまにこういう超特大場外ホームランがあるから困る(笑)
あと、あのメンバーの中で見てると、大悟さんの回答が他と比べて非常に定型破壊型なのだなあというのが良く分かりました。いわゆる大喜利の一般的な枠をはみ出すのが好きなんだろうな、あの人。
たとえば大喜利ライブツアーを見ていても、そういうことはとても感じていたのですが、何しろ哲夫さんが枠をはみ出すどころか枠をぶち壊す人だし、西田さんは超スタンダードから超イレギュラーまでフォローできる人だしで、なかなかそういう気付きってはっきり得られなかったので、そういう意味でもとても興味深かった。

一度だけでも見たいと思って無理矢理駆けつけたんですけど、一度見てしまうと次も見たくなってしまう。恐るべし。
まあ、また奇跡的に週末に千鳥パーティが配されるようなことがあったら、駆けつけられたらいいなーと思います。大悟組楽しいなあ。
出来ればまたロフトプラスワンに来て欲しいんですけれども!