箱雑記ブログ

色々まとめています

レインボーアタック

NODA・MAP鑑賞後にカリカ鑑賞。
ある意味非常に有意義。

カリカプレゼンツで、カリカの他にも出演者がいるライブ。
ハイキングウォーキング松田/POISON GIRL BAND吉田/永井祐一郎/TAJIMA(マイノリティ田島さんだそうな)/若月徹/セブンbyセブン玉城/Bコース渡辺)
2時間をフルに使った、いわゆるユニットコントと呼べるものだと思うのですが、そのコント構成は、いわゆるカリカらしい、言い換えればカリカしかやろうと思わないような、暗転はあれど休みなしで冒頭の伏線を最後まで引っ張っていく一連のコントの集合体、という感じでした。

相変わらず非常に説明の難しいカリカの世界の流れ的なものを無理やり説明するとするならば、
カリカただし顔だけ本人で体は別人のパネル登場(林=セクシーギャル、家城=サイヤ人)⇒メンバー紹介⇒カリカ漫才〜徐々にメンバーが出てきていつのまにかコントに⇒公園編⇒病院編⇒バー編⇒徳永英明⇒家族編⇒ママチャリ剣道編⇒林さん独演会編〜成人式編⇒そのままエンディング
という、こうしてただ並べただけではやっぱり何が何だか分からない流れ(笑)

今のご時勢、伏線の張られたコントは数あれど、その場しのぎだと思っていた台詞やどう考えても伏線などになりようがないキーワードがすべて伏線になっていく、つまりはことごとく頭のおかしい(褒めてます)事象の数々が伏線として実現していく様は、大変に異様ですが面白い。
「巨大な折り紙で鶴を折ればバイアグラよりも強力な薬を黒ずくめのエージェントが持ってくる」なんて発想が、あの家城さんの頭の中には生まれるらしいです。信じられない、どうかしてる(笑)
漫才の中のフレーズがその後のコントの伏線になり、そのコントでの別のフレーズがさらにその後のコントで伏線だと分かる、というような流れで、もちろんひとつひとつの場面がそれぞれ独特の空気を持っていて笑ってしまったり。

カリカ以外のメンバーは全員それぞれ持ち味を出しつつバランスよく活躍していて、アンケートに「本日のMVPは?」というような項目があったのですが、いい意味で選べませんでした。
あの中で唯一と言っていいほどまともに見える松田さんの使いどころは多かったし、かと思えば一心不乱に巨大折り紙を折ってたりする。あのギャップすごいなあ。
吉田さんは謎のキャラが構築されてて笑った(笑)中盤にあったソロダンスタイムは、ポイズンをよく見ている人間ですらびっくりするようなノリだったので、そうじゃない人は度肝を抜かれたかもしれない。
田島さんは小学生の女の子ひーちゃんがすごくよかった(笑)ちゃんと普通にキュートだったのでびっくりした。
玉城さんは要所要所で味ある役で存在感があったし、若月の徹さんも、ちゃんと見たことはなかったけれど想像どおりちゃんとできる人だった。
ナベさんはね、もうね、さすがでしたから色々と(笑)
永井さんは、私最近なんか好きなんです・・・。紅の夜に。エージェントがあれほど様になるとは。

林さんの真骨頂は演説の長ゼリフですか。ああやって見てると本当にコンペで最終プレゼン中のサラリーマンもといメシュリーマンにしか見えません(さしずめ営業担当か)
その状態で「僕はラルクアンシエルです」とか言うんだから困る(笑)
家城さんは、林さんに比べると落ち着いたポジションにいた気がします。松田さんとのママチャリ剣道実況解説はお見事でしたが。
・・・そういえばママチャリ剣道って発想もすごかったなあ(笑)(去年5月のユニットコントでの

全体的に、笑い袋や砂かけばばあで見るようなカリカのテイストというよりは、ワイ!ワイ!ワイ!最終回の2本目のネタとか、「先生!」のネタのような、あっちのカリカのテイストだったと思います。「先生!」のあのネタでカリカは見なきゃ駄目だーととどめをさされた私みたいな者には、かなり楽しい2時間でした。
3月には第二段が決まっているそうです。これは行くの決定だよね・・・と一緒に見た友人とライブ後に言い合ったのでした。
カリカ以外のメンバーは固定ではないそうなので、次はまた一部入れ替えがあるものと見てそれも楽しみにしたいです。次こそは吉村さん!(笑)