箱雑記ブログ

色々まとめています

ますおかな奴らで107

行ってきました、ますおかライブ。
直前まで仕事でトラブル発生してしまい、まったく終わらなくて本気で諦めかけてましたが、なんとかたどり着きまして、無事に頭から見ることが出来ました。

ますおかと、Over Driveと、オジンオズボーン
それぞれ最初にネタがあり、その後コント(というかなんというか。笑)が1本と、授業を模した各コンビの得意分野のコーナーが続くというライブ構成。

ますおかの漫才はやっぱり何かが違うと思うわけです。
何が違うんだろうなあと考えましたが、余裕があるというか、懐が深いというか。
安心して見ていられる以上に何か、ネタのタイプや笑いの種類を全てコントロールしようとしているという印象。
もちろんそんなことが本当に出来るわけがないと思うのですが、この人たちはああいう笑いも出来るけど今はこういう笑いを作っている、と思わされるような・・・やっぱり余裕なのかなあ。余裕こいて漫才してるとかでなく、それが安心して笑える、という感じで。ううん、難しいなあこの感じ。
この日の漫才も、前半は時事ネタを駆使したますおかスタンダードな漫才で、後半は岡田さんオンステージ(笑)途中絶対にDVDに収録できないような毒というより暴露も交えたりして(苦笑)何しろふり幅が広い!
OverDriveの漫才のネタもなんだか懐かしいネタで楽しかったし(しかしあんなにCUBEのファミレスネタと被る点があるとは・・・ボケのタイプが似てたのかな)、オジオズは相変わらず元気ですっきり。

真ん中のコントは、漫才での逆襲と言わんばかりの、岡田さんの増田さんいじりが炸裂していて、非常に新鮮でした。されるがままの増田さん(笑)あれやれこれやれと指示しながら本当に心から楽しそうな岡田さん(笑)
それにしても、岡田さんは台詞を噛んだり言えなかったりが多々あるんですが、そのミスをミスのまま強引にネタの流れに入れ込んでしまう見事な開き直り技術に爆笑でした。すごいわ、やっぱり岡田さんてタダモノじゃない。
ウサギ耳をつけさせられベビーパウダーをたたかれまくった増田さんが、なつかしの「蒼いうさぎ」の曲を歌わされるというオチ(笑)バックには同じくうさぎ姿の緒方さんと高松さんがサビの部分を手話するというおまけつき。
30をとっくに超えた本格漫才師がなんちゅーコントやってるんですか!(笑)

ここまででも十分面白かったのに、実は一番笑えたのはこの先の個々の企画だったという。
それぞれの得意分野を他のメンバーに講義するという企画でした。
 ・増田授業:ポエム
 ・OverDrive授業:お芝居
 ・オジンオズボーン授業:ゆずのライブ
 ・岡田授業:大喜利
岡田さんの・・・とくいぶんや・・・?(笑)

どれもこれもかなり面白かったのですが、一番好きだったのはお芝居の授業でした。
石野さんが作った脚本と配役が絶妙でしたし、4人それぞれの大根ぶりにも個性が溢れてて、誰のどの演技を見ても笑えてしまうという素晴らしさ(笑)その上演技指導する石野さんのツッコミや指摘も的確でお見事でした。
妙にくさくなってしまう高松くん、何を言っても小学生みたいな篠宮くん、どうにもわざとらしい岡田さん、どこまでも演技が古い増田さん。いちいち楽しかったなあ。
オジオズというか高松くんの得意分野であるゆず『夏色』のライブでの動きと掛け声の授業は、実際にライブに行ってる人間でも大いに楽しめてしまいました(笑)
ゆずとお友達でライブにも足を運んだことのある増田さんがちょっとこなれた感じなのも面白く。
あのオリジナルの振りは、本当に大勢でやってたら相当楽しいと思うんですがね!松竹芸人と行くゆずライブツアー、出来ることなら実現してほしい(笑)

もうちょっとゆったりした気持ちで見るつもりだったのですが、思いのほか笑いっぱなしになってしまい、ライブ後友人と腹筋が痛いと言い合う始末でした。本当に面白かった。笑いっぱなしでした。
石野さんがツボにきます。いちいち楽しい。
そしてますだおかだのライブにおける気持ちの高さをひしひしと感じられて、これまた嬉しく思ったのでした。