あんたズボンは巾着じゃないのよ
POISON GIRL BANDトークライブ『万博』に行ってまいりました。2ヶ月ぶり。
相変わらず盛況です。立ち見がたくさん。
2ヶ月ぶりだからか、前に見た9月の公演よりもずっとまったり度が低くなってたような印象でしたが、最初をご覧になっていない方に言わせると「あれで？」ということのようです。・・・無意識にハードルが低くなってるなあ、私（笑）
とにかく今回は、目で見て楽しむトークライブでした。何しろ最初にネタをやるということで（これは嬉しい。トークとネタが両方見られるって素晴らしい。）二人が出てきたとき、吉田さんの真紅のカーディガンにお客さんのざわめきと笑い声がやみませんでしたから。
吉田さんも自分で「おじいちゃんみたいになった」と言ってましたが、私はゴルフにでも行きそうだと思いました。要するにそういう感じ（笑）
片や真っ赤なカーディガン、片や無地白Tシャツ・・・なんだろうこのコンビ。
吉田さんのこの日の服装に関して、赤カーディガン以外にも阿部さんによる間違い探しが行われたりしてまして、謎の伸縮するコーデュロイのパンツといい、ある意味ミラクルだったかもしれない、吉田さんの服装（笑）
それを指摘するのは無地Tシャツ＋ジーパンの阿部さんなんですから。変な空間（笑）
吉田さんのお姉様はファッションにうるさい方だそうで、パンツを履いてベルトを締めたときにウエストに皺がよるのを良しとしないのだそうです。そんなお姉様のお言葉「パンツは巾着じゃないのよ」は万博史上に残る金言だと思われます（笑）
チャレンジコーナー的なものもありまして、洗面器の水に顔をつけて何分息を止められるか、という記録に挑戦してまして、阿部さんがすごかった。さすが元水泳部。
だから次に挑戦した吉田さんが不甲斐ない結果だったことに、「なんだよおまえー」と声を張り上げる阿部さんでしたよ（笑）
それから、煙草を吸わない二人がダンディに煙草を吸うことに挑戦したり。25、6歳の男子が煙草を吸ってはげほげほと激しくむせている図は、かなり可笑しいし、心底微笑ましい（笑）私は煙草が好きではないので、コンビで吸わない芸人さんて新鮮だし相当好感ですよ。
後半に、先月の宿題だったという、お互いの服を3000円以内で買ってくる、という企画の発表。
阿部さんが選んだ吉田ファッション⇒全身白あるいは極限まで色落ちした服。色のほとんど残っていないリーバイス（本当にリーバイスだったかどうかは不明）に白のシャツ白のジャケット、白のニットの帽子。
吉田さんが選んだ阿部ファッション⇒カラシ色の長Tシャツ（ここまではいいらしい）、ヒョウ柄のステテコパンツ、パステルカラーのチェックのマフラー、真っ赤な点ガロンハット、茶＆黄土色の細いボーダーのレッグウォーマーを伸ばしに伸ばして腹巻として使用。
なんていうかもう、完全に脈絡がない。
いやー、おかしな絵でした（笑）
しかしそれでも阿部さんはお客さんから「可愛いー」と言われる。さすがは何でも着こなすオシャレの殿堂（ハチクロのなんとかさんを思い出すなあ）
ヒョウ柄と腹巻はいただけないけど、赤いテンガロン＋パステルチェックのマフラーはなんとなくイケテるように見えるところが阿部ちゃんの凄みだね！
逆に吉田さんは、「絶対にナイフを隠し持っていそう」「このまま渋谷の街に出て行ったら絶対暴れる」という、一言で言うと危ない人ファッション。吉田さん本人が「結構キチ○イキャラだからはまり役かもしれないけど」と言うくらいには、いい感じに怖い人に仕上がってしまっています。
阿部さんも変なことになってるけど、吉田さんに言わせると、阿部さんはテレビに出られるけど、吉田さんはテレビに出られない人になっている、らしい（笑）
ううん、いくら口で言っても伝わらないなあ。無理もないですけど（笑）
最後に、吉田さんが出てきてXの「紅」を熱唱。というか絶唱。
吉田さんの高い声がさらにハイトーンになってひっくりかえってすごいことに。キャラにまったくない歌詞とテンションも相まって、場内爆笑の渦でした。
「帰ってください！」と歌の途中で言われたけれど、あんな面白いものをほったらかしにして帰れるわけがない（笑）
そんなこんなで、楽しいトークライブでした。いい感じでまったりしつつ、ときどき大笑いしつつ。
来月は、吉田さんはクリスマスプレゼントを探してくるそうです。
阿部さんは「ミッキーと写真撮ってくる」とのこと。
「ミッキーだけだからね、ロークかカーチスか分からないですけど」とも言ってましたので、俄然楽しみです（笑）
来月の万博に行かれる予定の方は、映画『ブラザーフット』を見ていくと、吉田さんのひとりトークがより楽しめるかもしれません。
見てないなあ、ブラザーフットは。後で『非買よしもと』と一緒にレンタルしてこようかな。
来月もまた楽しみです。
