箱雑記ブログ

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すぐインディアンになる癖がある

第3回東京03単独『祝!!』行ってまいりました。
土曜の昼と、日曜の千秋楽。2公演も行くことにしちゃったよーと見る前は思ってたんですが、いざ見てみれば、もう1回くらい見たかったと思ってしまう(笑)

いやあ、素晴らしかったですよ!最高です。大笑いしっぱなし。飯塚さん叩きすぎ(笑)
以下、勝手につけたタイトルとともにどんなコントがあったか振り返る。

 1.「本当は?」
 オープニング
 2.デジタルビデオカメラ
 3.探偵
 4.ブリッジ(2のコントとリンク)
 5.ファミレス
 6.ラーメン屋
 7.ブリッジ(東京03がスイッチをオフにした瞬間)
 8.呪い
 9.ブリッジ(なりきりAボーイ
 10.「知らないことって結構あるもんだよ」
 エンディング
 11.お見舞い

こうやって書き出して初めて分かったけど、コント8本もあったんだ!すごい。
8本のコントをあのテンションでやりきるって・・・!(笑)
しかも8本全て面白かったです。本当に、どれか一番を選べと言われたら本気で迷う。完成度の高さが半端じゃないです。
2回見に行ったけど、出来にほとんど波はなく。いや、強いて言うならラーメン屋のコントで飯塚さんに叩かれ過ぎた角田さんが、ありえない噛みっぷりを披露して全員爆笑がしばらく収まらないという事態が発生したりはしましたが(笑)
飯塚さんが膝をついて笑い転げてたのが・・・(笑)あのコントで笑わない豊本さんですら半笑いだったからよっぽどです。あの状況を落ち着けて最後までやりとおすあたりも、お話を作り上げるスキル(演技とか切り替えとか)の高さを感じるなあ。

今回とにかく飯塚さんの叩きぶり蹴りぶりがすさまじくて(笑)土曜公演を見た時点で友人と「もし角田さんのご両親が見に来てたら訴えられるんじゃないか」と話していたのですが、千秋楽のエンドトークで角田さん自身も「俺訴えたら勝てるんじゃないかと思った」と言っていたので笑ってしまった(笑)
同じくエンドトークで、飯塚さんの手が叩きすぎて腫れているという話をしていたのに度肝を抜かれました。そ、そこまで・・・。

アルファルファから東京03になってから、やはり大ボケが角田さんで小ボケが豊本さん、という印象をずっと持っていたのですが、今回の単独は、なにより豊本さんの凄みを見ることができて嬉しかったです。
キャラも豊富で隙がない。アドリブでの返しはいつ見ても見事というほかないなあ。パシリキャラのときの、「今日はマニュアルでしたー」「またのおこしを」あたりは台本にないのが不思議なくらい(笑)瞬発力がすごい。いやこれは東京03全員に言えることだと思うんですが。
何より最後のネタは、ダンスそのものは決して上手くないのに、回転したり飛び跳ねたりする大技をよろけたりせずに決めてるあたりが豊本さんらしいというか(笑)

当然、角田さんは相変わらず大袈裟な演技に見事な細かいリアクションに(これも03全員に言えることだけど)存在感が素晴らしいし、飯塚さんに至っては、今回はツッコミだけじゃなくてわりと好き放題やってて、それがまた楽しい。そして叩きすぎの蹴りすぎ(笑)決して暴力的ではないとは言い切れないはずなのですが(笑)全部笑いに繋がるっていうのは、飯塚マジックだろうか。
飯塚さんのビンタで、土曜は豊本さんのメガネが2回飛んでました(笑)あまりに美しい放物線を描いて飛んだので、何かコツがあるのだろうかと本気で考えた(笑)

そんなわけで、大満足の単独ライブでした。
東京03、全国ツアーとかやったらいいのになあ。
ここのネタって、変な癖とかなくて(強いていえば叫びすぎってところか。笑)設定もシンプルで分かりやすいし、気取ったひねりもないし、分かりやすいけど意外性も損なわない、本当にただただひたすらに笑えるだけっていう見事なコントなので、見る人を選ばないと思うんですよ。この人たちの単独を関東だけのお楽しみにするのは惜しすぎる。
ネタの性質上、短い時間でのネタは彼らの真価じゃないんですよね。テレビサイズじゃない、じっくりした前振りがあってこその展開が面白いんだから。
ぜひとも機会があれば、東京以外の場所で単独を。ぜひとも!

千秋楽にはリーダーこと渡辺氏のお姿が。
わざわざリーダーがあんな小さな劇場にやってくるという時点で、どんだけ面白いライブだったのかがお分かりいただけるかと。