箱雑記ブログ

色々まとめています

一夜限りのユニットコント

再び休日に出勤。
どうなることかと思っていたら、予定よりも少し早めに作業が一段落したので、ルミネに行くことができました。
「一夜限りのユニットコント」。前回どこぞで行われていたらしいユニットコントの話を聞いて、非常に面白そうだったのでこれは行くべきか、と確保しておいたチケットが無駄にならなくてよかった。

ところでNEXT GENERATIONなる枠が、いつの間にかルミネには出来ていたらしい(笑)今回出演の芸人さんは、一応その枠の中に入っている模様。
Tシャツまで売ってましたよ、NEXT GENERATION Tシャツ。そこまでちゃんとした枠だったのか?知らなかったよ(笑)
しかし本当に、私がそれなりに把握できてる東京NECはかろうじて5期までだなあ・・・と改めて実感しました。今回、コンビ名しか知らなくて誰が誰やら、という若い子が多くて頭がわちゃくちゃになりました。

ライブはというと、くじで決めたユニットでコントを行うというもの。
何しろくじ引きなので、ユニットも出たとこ勝負、故に多少の偏りもやむをえないわけですが、ちょっとコントの良し悪し(というと変な言い方ですが)の差が目立ってしまったなあ、というのが感想。お客というのはわがままなもので、好みのコントであれば延々見ていたいし、そうでもないコントを長々と見るのは苦痛だったりするんですよね。

個人的に大好きだったのが、ピース/平成ノブシコブシ/チーモンチョーチュウ/ミルククラウン/LLRのチームの2本目のコント。
意味不明の競技の決勝戦を意味不明なルールで意味不明に戦う意味不明な選手を意味不明に実況解説をする、という非常に頭のおかしいコントだったのですが、あのひたすらに不条理な空間がたまらなかったです。設定としてはそれほど珍しくないと思うんですが、解説(LLRの子かな?)が言う技の名前があまりにもわけが分からないのと、審判である又吉さんの子鬼みたいな動きと雰囲気と、変な選手の中で誰よりも頭のおかしい動きを延々していた吉村さんの絶大な存在感あたり、ひっくるめて特に楽しかった!
あのコントはいったい誰のプロデュースだろう・・・吉村さんぽいと思ったんだけどなあ(笑)考えそうなんだよなあ(笑)
あれだけの集団において、吉村さんの立ち位置の確かさと存在感はすごいなー。強い強い。正直釘付けでした。限りなく動の吉村さんと、どこまでも静の又吉さんを擁してるという時点ですでに面白い、ここのチーム(笑)

もうひとつ大笑いしたのが、バッドボーイズ/POISON GIRL BAND/コンマニセンチ/ゆったり感/ハリセンボンのチームの2本目。
「全力家族」というタイトルのとおり、家族に扮した10人(Tシャツに「父」「母」「子供」「ペット」等張り紙をつけただけ)が、全員で、もう一度言います、全員で、コンマニ竹永さんと同じテンションで騒ぎ倒して暴れ倒しすだけのコントなんですが(笑)
竹永さんの持ちギャグ(ギャグなのか?)の、椅子に座ってずっこけるあれを、10人全員がいっせいにやるんですよ。もう一度言います、全員です(笑)もはや絶景です(笑)
しかもポイズンだの、ハリセンボン箕輪さんだの、キャラにまったくない人たちが凄まじいテンションを維持したまま、数分間ひたすら舞台を駆けずり回る様は、もう本当に嵐のようで。
意味とか展開とかその類のものが一切存在しない数分間、笑い転げてました。前日に同じ場所でポイズンの単独があって、あのネタの数々を見ていたギャップもあって、あまりにも真逆のジャンルだったので爽快でした。いやあ、竹永さんて偉大だわ・・・(笑)

一番最初のコントで、単独があったために一度も打ち合わせに参加できなかったPOISON GIRL BANDにドッキリをしかけてました。
なぜわざわざ一番リアクションが見えにくそうな人たちをドッキリに・・・と思ったのですが(笑)なるほどそういう事情で。
ネタ中にバッドボーイズ佐田さんが本気で切れてしまってスタッフも止めに来てさあ大変、みたいなドッキリだったのですが、騒然となる中でも飄々とボケ倒す吉田さん、ちょっと呆然としながらうろうろしたり隠れたりする阿部さん、てことで、結構個性見えましたね(笑)

こういう機会なかなか楽しいので、一夜限りと言わず、またぜひユニットコントやってほしい。
今度はぜひポイズンのプロデュースコントも見てみたいな。