箱雑記ブログ

色々まとめています

おい、お前

バナナマン単独ライブ『Good Hi』に行ってまいりました。

私以前、一昨年かな、初めて見たバナナマン単独ライブをその年のベストライブに上げてまして。
私の中のバナナマンを100%良い意味で覆す見事なライブで、すごいよバナナマン本当にすごい、といたく感動したものです。
で、今年の単独が、個人的には一昨年に匹敵するくらい、本当に良かった!素晴らしかったのです。
個人的に文句なしです。大絶賛してしまいます(笑)
これが、東京3daysのみで地方公演なしだと思うと、悔しくてならないほど。

長いコントをじっくりと6本くらい?
多分それが余計に私の好みに合っていたのだと思います。基本的にお話が好きなので、ストーリーがついたコントに弱い。
ちょっとほろりとさせてくれつつ、切ない気分にさせてくれつつ、最後には絶対に笑わせてくれる、それが贅沢。お話がコントとして収束していく、その贅沢さといったら!
一番最初のコントでまず設定の絶妙さにやられ、次のコントでキャラのおばかさん加減の絶妙さが痒いところに手が届く勢いで大好きだと思いました。
私は先輩と後輩のコントが大好きで・・・。ああいう内容のコントに弱いというのもあるのですが、その上で、なぜわざわざああいう無駄に素敵なキャラ付けを先輩にしたんだろう!と(笑)通り一遍のキャラ付けで終わってないから、その分やたらと奥行きのあるコントに仕上がってました。素敵。オチも大好き。大笑いです。
赤えんぴつは相変わらず淀んだ空気とキャラの純粋さがどうにももどかしくて素敵だし、本気で歌ってることがきっちり笑えて、しかも良い歌で感動してしまいそうにもなる(笑)
最後のコントも、話の展開は読めても、収束の仕方がちゃんと意外性を伴って、もちろん可笑しい。
ううん、だらだら書いておいてなんですが、こんな風に言葉で言い尽くすのが惜しいくらい、いいコントばかりでした本当に。

コントの中に寓意があからさまに見えてしまうと一気に冷めてしまう私は、ちらりと垣間見えるような気がする寓意すらも最終的に笑いに変えてしまうような、そのくせ見終わった後に何かがぽつんと見ていたこちら側に残ってる、そんなコントが大好物です。
そういうコントがじっくりたくさん見れて、もう大満足だったのでした。
バナナマンて本当に素敵なコント師だ。

まあ、バナナマンが素敵なコント師だということは、その前に見た『Qさま!!』の解散ドッキリを見ればそれだけでも分かってしまうことなのですが(笑)
それ以上に、やっぱり真骨頂はコントにあるなあ。Qさまでの素敵な二人だからこそ、素敵なコントを素敵に作って素敵に演じて見せてくれるんだなあ、と。
そんな素敵づくめのバナナマンでした(笑)

なんとかして、地方公演が実現しないものだろうか・・・。
夏でなくてもいいから!なんてこっちは簡単に言ってしまうけれど、それはそれできっとバナナマン側の負担は相当なものなんだろうなあ。難しいなあ。
色々考えてしまいます。DVDも大事だけれど、生で感じられるものはやっぱりDVDの比ではないから。

ライブ後、ロビーでアンケートを書いていたところ、なかつさんにばったり。
久々のこの感じ!(笑)本当に、よくライブ会場でお会いできちゃう方です。嬉しかったなあ。またゆっくりお話したいところです。