箱雑記ブログ

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9期漫才

久々な気がする9期漫才でした。少し遅めの時間なのが本当にありがたいです。そういえば前回行ってないのは何でだっけ、と思ったんですけど、手帳見てみたらケチャップナイトと被ってたんですね。どちらも9期のイベントで、どちらもきっと楽しいだろうと思うのに、被らせるのやめてーと思ったのを思い出しました。どうしたってどちらかしか行けないなんて残念すぎます。以下なるべくネタバレに気をつけて感想。


※以下は正式タイトルではなくネタ概要を勝手に書き出したもの
囲碁将棋:おふくろ
ゆったり感:面白い話
ハリセンボン:冠番組を持ちたい
しずる:おばあちゃん
ライス:彼女が出来た
ジューシーズしゃべくり漫才
天狗:犬の連れている女の人をナンパ
オオカミ少年:美輪さんになりたい
エリートヤンキー:海賊映画
えんにち:ファーストフード

エリートヤンキーは最近すごく好調だという印象なのですが、この日も本当に乗りに乗ってて面白かったなあ!橘さんが力技でお客さんをぐいっと引っ張るツッコミをするのって、場合によっては良し悪しなのかもと思うのですが、この日は西島さんのボケとのバランスがすごく良くて、見てて無心で笑える感じですごく楽しかったです。制限時間がないライブというのもあったのか、伸び伸びやってるなーという印象。途中で橘さんに無茶振りをする西島さんもいたりして(笑)楽しそうだなーと思って見てました。あと、西島さんがねこちゃんを呼ぶ様のギャップが楽しかったりもする(笑)


囲碁将棋が好きだと言っていてもそれほど回数は見られていない私も、おふくろのネタは結構見てるんですけど、本当に面白いというか、よく出来たネタだなあとしみじみ思いました。構造そのものはそんなに複雑じゃないと思うんですが、ボケとして出てくるワードの予想の裏切り方が気持ちいいんです。基本的に文田さんの言葉選びが好きなのかなーと思います。「(父親を)パパって呼ぶ人戦後の日本には結構いるよ」なんてニュアンスがたまらないのです。あと個人的にこのネタのハイライトは「全国大会」(笑)やっぱり好きだなーと再認識。


ゆったり感のネタは漫才大作戦でも見たネタですが、このネタすごく好きだなあ。なんとなく複雑な構造だなーと思うのですが気のせいか、あるいは私の頭の回転が遅いのか。面白い話、というキーワードが最初に出てくる時点でハードルが上がるというか、ネタが途中で行き詰りそうな予感がするのに、それを逆に利用してぽんと飛び越えていくのが爽快だな、と初見のとき思ったのですが、この日も同じく。


ハリセンボンはさすがの貫禄。漫才を見てると、すごくバランスのいいコンビなんだなあと感激します。お互いが、どっちの味も絶対に殺さないんですよね。それが凄い。それぞれの個性をばっちり発揮して、キャラも見せて、テクニカルな部分も持ってて、やっぱりすごいわーと見てて嬉しくなる感じです。


えんにちが珍しくネタ中ずっとアイパーさんがふわふわしてて、変な感じだったのも印象的(笑)望月さんが立て直そうとする様が健気だったなあ。天狗はどうしても「やっとんな」で笑ってしまう。横山さんは本当に出来る人だ。オオカミ少年はすっかり物まねメインになっててびっくりしました。


で、そんなまともな漫才をやっていた人達に挟まれて、2つ目のブロックの3組がまーやりたい放題で(笑)M-1にエントリーしてないコント師3組だったらしいのですが、自由にもほどがあると思いました。そのやりすぎな自由ぶりが面白かったんです。


しずるは以前キワモノ演芸かな?サイアク演芸かな?とにかくそれ系の最悪な(笑)ライブで見たことがある、おばあちゃんの乳が長いというテイストを漫才に押し込めてのネタ。延々乳が長い。それはもうがっつり。バカ度でいったらこの日一番ではないだろうかと思いました。本当にバカでバカでどうしようかと(笑)池田おばあちゃんがスパイラルの末すっ飛んだ瞬間に否応なしに爆笑しましたが、それをやらされた池田さんがすぐさま村上さんを蹴り上げたのを見てまた笑いました。自由すぎる。池田さんはともかく、村上さんはそれはそれは楽しそうでした。青春コントのイメージがどうとか、どの口が言うかと(笑)考えてみればコントの人達ですから、役に入らない顔で楽しそうなのって見ることはあまりないんですよね。新鮮。


ライスは非常にちゃんとしたコントを。センターマイクはありましたが、上質の作りこまれたコントでした。9期漫才だというのに。*1すごく面白かったです。がっちりと起承転結があって、展開でわくわくさせてくれて、オチだけがただただ下手な漫才のオチみたいになっているという(笑)そういうところだけ微妙なのがいかにもライスらしいなあというのは私の思い込みでしょうか。言葉と状況のすれ違いって、ライスは得意だなあと改めて思いました。その上で転結の展開が非常に馬鹿馬鹿しくてたまらない。関町さんはなぜ恐怖で恐慌をきたしているお芝居があんなに上手なんでしょう。似合いすぎるというのもあるのか(笑)


ジューシーズはこの日一番お客さんを盛り上げていたように感じました。しゃべくり漫才をやろう、という大胆な前フリをお茶目なほど簡単に裏切っていく様が楽しいなあ。展開そのものはそんなに複雑じゃなくて、むしろ易しいくらいなんですけど、ボケお二人の力技と、児玉さんの狂乱ぶりが面白さに輪をかけてくるなあと。児玉さんが熱くなりすぎて口から大粒の何かが飛び出すハプニングなんかもあって、色々と大変なことになってました。終わったあと全員息が荒かった(笑)


以下、MC等で思い出せることだけ。


・オープニングMCジューシーズ。カンペもないライブタイトルそのままのライブですよ、と。
・いつもわちゃわちゃしてしまうけど、松橋「僕らも上手いことまとめますんで」と(笑)
・9期生の内輪というかわちゃわちゃのあのノリは、若手担当の社員さんから目をつけられているらしい。社員さん曰く、「9期生のあのノリはない!」「特に関町!」とのこと(笑)
・出演者全員を呼び込む際、満面の笑みでもって軽い足取りで出てくる「特に」の関町さんに笑う。
・村上さんと近藤さんがカップル状態で登場。なぜかはやし立てる一同(笑)
近藤さんの「私、長谷川京子は結婚いたしました」発言に、村上さんが「長谷川京子結婚したの?」と今更の反応、そして長谷川京子が好きだったと悔しがる文田さん。
・オープニングから9期生のノリの片鱗が見えつつあるところを、MCをやってる松橋さんがしめてくれる。
松橋「各コンビのツッコミはしっかりするように!」(笑)
・そんな矢先から、西島さんが根建さんをけしかけ、根建さんダダすべり。
・前の仕事の都合でゆったり感が遅れて登場。それまでの空気が分からず上手く立ち回れない中村さん。
西島「(中村さんに)ちょっとジャージちっちゃくない?」
・今回のネタ順は、じゃんけんで決めるという斬新なシステム。
・途中で必ずパーが勝っている!と気付いて無駄にはしゃぎ始める村上さん。
・さらにパーで勝ってはしゃぐ田所さんと浜口さん。
・そんな中、少し後ろめに控えていた箕輪さんが誰かにつつかれて、「おー、誰だ」と男前な問いかけを(笑)
・中MCライス。囲碁将棋、ゆったり感、ハリセンボンがトーク
・根建さんは人の名前をアレンジして呼ぶ癖があるらしい。どうやってその呼び方が決まるのか?と問われる。
根建「いやもう、インスピ・・・なんていうの?それ」
インスピまで出ててレーションが出ない根建さんに一同騒然(笑)
・近藤さんの名前をアレンジすることになった際、「特徴ありまくり」を「特徴あるみまくり」と噛む根建さん。そのまま「お前は近藤アルミだ」と強引に決定(笑)
・ランニングの上にジャケットを着るスタイルの中村さんが他のみんなから集中砲火を受ける。
中村「福田さんとかこうやってるじゃん!安達さんとか!」
文田「そもそもその路線じゃないだろ」
安達さん福田さん、そして中村さんで「東京しゅっとした3」だと訳の分からないことを言い出す中村さんに笑う。
・文田さんのTシャツも大概やばい、という話に。文田さんのこの日のTシャツはだいぶエロスな女性のプリントのもの。
文田「違う、これはめざましテレビでラッキーアイテムが金髪のプッシーキャットって言ってたから!」
あの瞬間にこの言い訳が出てくる文田さんがすごい(笑)
・MCをしていた田所さんに関しては、文田「仁は絶対あずき色を入れてくるよね」とのこと。
・この日江崎さんがはいていたパンツは中村さんがあげたもので、中村さんがオープニングで着ていたちっちゃいジャージは実は江崎さんがあげたもの、らしい(笑)
・箕輪さんのファッションに注目する一同。着ていたチェックの長シャツについて。
江崎「毛玉だらけじゃん」
箕輪「これは、私の責任」
潔い(笑)
・中MCエリートヤンキー。しずる、ライス、ジューシーズトーク
・しずるが二人して髪を短く切りすぎたとダメ出しをする西島さん。
・橘さんが村上さんに、唐突に「お前は目がキラキラしてるな!」(笑)
トーク中、突然ガムテープを持って伸ばし始める池田さんにざわつく一同。
池田「あ、コントやろうと思って」
意味不明。
M-1にエントリーしていない3組の漫才に対して、西島さんが「楽しそうにしてて逆に羨ましい」と漏らす。
・とんでもないタイミングでくしゃみをかます池田さん。
橘さんにおかしいぞ!と言われる。「ガムテープからだよ!」(笑)
・ガムテープの真相は、池田さんが独断で、ネタでやりすぎたジューシーズに罰ゲームとしてガムテープでスネ毛をはがすとかをやろうとしたからだそう。
でも村上さんが調子よくぽんぽん喋り始めたので諦めた、とのこと。
池田「村ちゃん話し始めると長いし」
村上「(池田さんの頭を叩く)」
そりゃそうなります。
・エンディングMCハリセンボン。時間が押しているので軽く4組に話をきいて、そのままエンディングへ。
・西島さんが、このブロックについて「しずるライスジューシーズに比べてぎゅっとしまった感じでしたね」と。
でも近藤さんは、「なんかおじさんばっかりって感じ」。女子の意見は厳しい(笑)
M-1の話。
箕輪「みなさん1回戦はもう終わったんですか」
それぞれがはーいと返事をする中、えんにちは「俺ら2回戦からなんで」と笑顔(笑)
西島「MCは決勝行ってるけど」
望月「・・・ほんとだ!」
アイパー「何でこんなとこ出てんだよ!」(笑)
・全員集合。
望月さん、コント師3組を捕まえて「漫才ライブであんなネタやらないで!」(笑)
と言いつつも、ライスのネタで大笑いしていたという望月さんは、ライスのファンだそう。なんだか微笑ましいなあ。
・ライスとジューシーズから大事な告知が。
田所「ライス、かたつむり、ジューシーズが、ついに・・・」
村上「吉本やめる!?」
西島「マセキ行けマセキ!」
言いたい放題の同期の皆さん(笑)実際はツアーがあるとのことです。それを聞いて、望月さんが「5万払ってもいきたい!」と大はしゃぎするも、田所さんに「5万払ってもつれていかない」とはじかれる(笑)
田所さんが、「多分人気のツアーだから、すぐ売り切れちゃうと思うので、頑張って買ってください」と言って、全員に「下手くそか」と言われる(告知が。笑)
関町さんは「手売りをします」と言い出して、ひとり3万弱を負担するのか!と恐怖に震える一同(笑)


以上です。やっぱり9期漫才は面白いなあ。9期のノリって駄目な人は駄目だと思うのですが、*2楽しい人にはたまらないのではないかと(笑)同期ってやっぱり気兼ねのない存在なのだなあと思って見てて楽しいし興味深いのです。次回はまだ未定のようですが、漫才に限らず、9期のイベントをまたちょくちょくやってほしいです。その時はケチャップナイトとは被らせないでください(笑)

*1:というかこのブロックは3組ともコントまみれでした。

*2:こっそり「未来の2期」と呼んでいる我々。