箱雑記ブログ

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ノンスモーキン単独ライブ「ナイロビの夜明け」

ノンスモーキンの単独に行くのは初めてでした。前回の単独がとっても評判良くて、次にやるならぜひ行きたい、とうずうずしてました。行けてよかったー面白かったです。以下感想。


■じゃんけん王子
[VTR]オープニングVTR
■時代劇
[VTR]中尾に痛いと言わせろ/中尾に危ないと言わせろ/中尾にいなりを食わせろ
■闇の職安
■選手村の恋
■緊急清掃24時
[VTR]サブリミナル効果
■保育士
■待合室
■ゲーム
[VTR]タウリン10000mの男
■誕生日会
■じゃんけん大王

ネタの順番とVTRネタについては、抜けがあるかもしれません。
全体を通して、緊張と緩和の、緩和しすぎることに力入れまくり、という印象のネタの数々(笑)あの脱力な感じがとても楽しくて、終始和やかに楽しんでしまいました。
怖いと見せかけて優しかったり、シビアと見せかけて馬鹿馬鹿しかったり、パターンはわりと見やすいんですけれど、予想していてもどうしても笑ってしまう。たまにその予想も覆されるのでもっと笑ってしまいます。緊張と緩和の細かい落差が何度も襲ってくるのが癖になりそうでした。ノンスモーキン面白いなあ。罪が無くて面白い。


とにかく私は「緊急清掃24時」が好きで好きでたまりませんでした。もう、なんてバカなんだろう!(笑)二人が徹底して真剣に清掃に関するあれこれを見せてくれるのですが、なんたって相手が便器だの詰まっただのう○こだの、脱力どころの話でなはないです(笑)詳しく書きたいけどもったいないので、ぜひライブなどで見ていただきたい。
「闇の職安」も大好きでした。山荘に迷い込むコントと同じテイストなんですが、これも本当に、すかされるって分かっているのに面白い。で、たまにすかされなかったりするのがさらに楽しくて、気持ちよく振り回されました。
あと、私前にも書いた気がしますが、菊池さんが舞台上を走る様が面白いんです。ものすごく姿勢がよくて、ものすごくストライドが広くて、走り方が妙に礼儀正しい感じ(笑)跳ねるように走り回るのが可笑しくて、それだけで楽しくて楽しくてしょうがなかったです。「闇の職安」でも走ってたけれど、別のネタでも走ってて、面白いよーとずっと笑ってました。
誕生日会のネタも大好きです。ネタそのものも好きなんですが、菊池さん演じる少年の貧しさがどんどんクローズアップされて、そのたびに同じ少年であるはずの中尾さんが涙をこらえ切れないという(笑)そういう風に思い切り逆側に振り切っておいて、最後に揺り返しがあるのも好き。しかも桁外れの揺り返し(笑)
「待合室」は、病院の呼び出しアナウンスだけで最後まで引っ張るという凄まじさ。これもシンプルなのに面白くて大好きでした。中尾さんがどんどん常軌を逸していく様が見ごたえありすぎて笑ってしまった(笑)


何と言ってもこのライブのクライマックスは、じゃんけん大王によるじゃんけんの公式ルール12分フルバージョンの熱演です。もう他じゃなかなか見られない(というか時間的に出来ない)んだろうな、と思うと惜しくてたまりません。それくらい、12分の公式ルールは面白すぎました。展開多すぎる(笑)2番があったり、台詞があったり、世界じゃんけん協会の歴史が語られたり、ちょっとナイスなJポップになったり、アンコールがあったりする。面白かったなあ。これぞ単独ライブの醍醐味。


エンドトークでは、そんな12分の公式ルールを作るのが大変だった、という話。お笑いのネタというより、ほとんど作詞の作業になってしまってしんどかった、と(笑)ネタそのものについても、普段ほとんど汗をかかない菊池さんが汗をかいているということで、いかに大変な時間だったかが分かるということのようです。
ノンスモーキンの単独ライブは、必ず何かが降るのが確定だそうで、「今日は雪が降った!」と(笑)雨男どころではないのですね。どちらが持っている性質なのか(笑)


そんなところです。本当に楽しい時間でした。