箱雑記ブログ

色々まとめています

神保町花月「THE MOMO-TARO」

初日、行ってきました。
初日なのでネタバレはなしで、多くは語りません。語りませんが、どうしても言いたい。これは見に行くべきです。
出演者にお気に入りの芸人さんがいるなら、何はなくとも足を運んでも損はしない、と私は思います。少なくとも、犬の心とあべこうじさんのことを、いいなと一瞬でも思ったことがある人は、絶対に見に行っておいた方がいい、と思う。なぜなら、後で見に行っておけばよかったなーと後悔するかもしれないから。なんて。以下余談。



そういえば、池谷さんとあべさんがまともにお芝居をするのを見るのって、velvet under//misin以来だったのですね、どうやら。押見さんは乙女少年団でちょっと見てましたけど。
だから私、うっかりしてたんです。あべさんと池谷さんの芝居時の凄みをどういうわけかころっと忘れてたんです。「てんごくとうちゅう」の再演を見たときに池谷さんのお芝居に感じたあの高揚感を、うっかり忘れていたものだから、つまりはある意味気を抜いていたのかもしれません。そんな私の目の前で、あの芝居ですから・・・そりゃあ、がつんとやられますってば!
あべさんの難しいキャラの演じきり方も素晴らしいのですが、池谷さんがこのお芝居で見せる、華というか覇気というか、凄みというか、とにかく衝撃でした。かっこいいんだけど、そういう問題じゃない、みたいな。ネタバレしないで語るのは難しいので自粛。
押見さんも池谷さんも、普段見るのとはまた全然違ったキャラを演じていて、素晴らしい。どのキャラも抜群に魅力的で、見ていてずっと胸が揺さぶられてました。フォービーズからの役者さんお二人もさすがでした。
チーモンチョーチュウも、菊地さんはともかく白井さんのあの感じってどういう風に使われるのかな、と思ってたのですが、思いのほか二人とも二人にしかできないいい味を出してて、とても良かった!マーさんは、小者っぽいキャラクターをいやらしくなく演じていて、さすがとしか。
私多分この芝居、結構見に行くと思います。実際チケット増やしてきたし・・・。


リピーター確保策なのかどうなのか、開演前に若手出演者達が舞台で前説しながらトレーディングカードを振舞ってました。びっくり。ちゃんと全キャラ揃ってるようなカードでした。キラカードも入ってるらしい。凝ってるなあ。
今から、次に行く日が楽しみで楽しみでしょうがないです。出来ることなら明日にでもまた足を運びたいくらい!