箱雑記ブログ

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漫才ライブ「4分×2本」関東合同

合同ライブ、行ってきました。もうだいぶ日が経ってしまってうろ覚えなので、さくっと。


カリカ/パンクブーブー/ポテト少年団/ザ・パンチ/POISON GIRL BAND/セブンbyセブン/エリートヤンキー
コア/エレファントジョン/U字工事
MC:山本吉貴


[1]
U字工事:そば打ち体験
セブンbyセブン:面倒くさい
POISON GIRL BAND:自転車
ポテト少年団:思いやり
エレファントジョン:捨て犬を飼いたい
コア:ダサい
ザ・パンチ:シャーペンの芯
カリカ:彼女とデート
パンクブーブー高校野球の監督
チーモンチョーチュウ:生命の進化
エリートヤンキー:看病
[2]
U字工事:警察24時
セブンbyセブン:映画を撮りたい
POISON GIRL BAND:マラソン
ポテト少年団:夜道の一人歩き
エレファントジョン:中学のときの同級生の女の子と偶然再会
コア:プロ野球vs工場
ザ・パンチ:水着やろう
カリカ:元気とモテる
パンクブーブー:公正した青年と先生
チーモンチョーチュウ:三文字ゲーム・自殺を止める編
エリートヤンキー:遠足

これだけの10組が一同に会すのは壮観だなあ、というのが単純な感想。合同発表会ということで、古いネタに再会する機会が多くてちょっと嬉しい。あとは初参戦のポテト少年団が普通に嬉しい。


とにもかくにも、ポイズンの「腿二部作」(by吉田さん。尾道三部作に対抗して)は破壊力抜群で、最高でした。どっちもすごく久々に見たネタでしたが、不意をつかれたのも手伝ってたまらないたまらない。特に2本目は、本当にたまりません。絶対に笑えない人も多々いるんだろうと分かってるんですけど、可笑しくて可笑しくてしょうがなかった。あの会話のまったく進まないっぷりが凄い。「人体泥棒だよ」とかもう意味が分からない(笑)2本とも同じタイプのネタで、遅々として話が進まない牛歩漫才ぶり。ただ進まないだけなら退屈なだけなのですが、当たり前過ぎることを、まるで世紀の発明のように厳かに告げる阿部さんがずるい。掘り下げ方が尋常じゃないからまた可笑しい。吉田さんの「腿の責任は取る人なんだよ」みたいな相槌もすごく斜めからのアプローチで楽しい。


逆に誰が見ても気持ちよく笑って楽しめるのがポテト少年団の漫才で、初参戦故にネタの制限がなかったことも良かったのかもしれませんが、しかし本当にすっきり笑えちゃう。内輪ネタっぽい点もあるし、徹底的にベタなのも確かだけれど、そこに内藤さんの素っ頓狂なボケがとんとん入ってきたりすると、また趣が違うんだなあ、と思う(笑)


好きだったのが、ザ・パンチの2本目。「水着をやるべき」というアプローチでもう、これは絶対面白いじゃないか、と確信できるくらい、パンチパーマとグラビア水着の相性はよろしくないと思われます(笑)前代未聞のコラボを想像させられました。面白いなあ。
あとコアの2本目も大笑いでした。パートのおばさんのトレーディングカード(笑)展開的には普通なのに、工場側の主張がやたらと隙が無くて可笑しいのがいい。
チーモンの3文字ゲームは、後半の展開、いつも違う形になるのに、どのバージョンもちゃんと面白いのがいいなあ。3文字ゲーム見るだけでちょっとお得な気分になります。普通に日本語の単語でやり取りされたのが不意に肝のところで「フライ!」とかになる意外性がたまらない。というかそもそも白井さんのあの声で「フライ!」と叫ばれたらそれだけでずるいという気がしないでもない(笑)
カリカといえば、「バブル帰ってこない!」なんて台詞が成り立つのは本当にサラリーマンのなせる業としか(笑)懐かしいネタが見られました。好きだなあ、ああいうの。


合同だったので、まさか2本見られるとは思ってなかったのですが、つめこんでつめこんで2本やってました。オープニングが大省略されてたので、ライブそのものがぐっとシンプルになってましたが。そりゃ山本さんも段取りだけやってたら「今度は普通の日に呼んで」って言うかも(笑)
そういえば、コアがここでも「クソライブ」と言い放ったときに、一部お客さんがわきまして、それは恐らくBのお客さんだと思うのですが、あのお約束な感じがよりにもよって事務所混合のBでやりとりされてるというのは、Aしか見てないお客さんがいたとしたら結構びっくりしたり・・・しないかな(笑)