箱雑記ブログ

色々まとめています

ロックロックこんにちは!in仙台一日目。

行ってきました。念願の、本当に念願の、ロックロック参戦でございます。
仙台はいつも平日開催だから、なかなか足を運べずにいたのですが、今回はスガシカオの名前を見つけて、せっかくだからと強行参戦(笑)
本当は二日目も行きたかったけど、諸事情により我慢となりました。

音速ラインperidotsスガシカオbonobosスピッツ、の順。
とにかく、とにかく、とにかく全部良かったです。文字通り全部!
こんなに良いのばっかりでいいのか!ってくらい良かったです。

スピッツスガシカオ以外は初めての皆さんでしたが、ことごとく自分のストライクゾーンに入ってきて、びっくりするやら嬉しいやら。
bonobosの陽気で楽しくてお客さんをのせまくりのサウンドは隅々まで楽しいし、peridotsはボーカルが素晴らしかった。最初のピアノのみのバラードで完全に心を掴まれてしまって、あんまり凄い声だったので曲知らないのとか全然関係なくて、ひたすらボーカルの声を脳でおっかけていたらあっという間でした。
音速ラインは、peridotsともども身近な友人がすごく好きで、話だけは聞いていたのですがちゃんと聴くのは初めてでした。聴く曲聴く曲が全部ツボで、なんだこのメロディラインは!と、一緒に見ていた友人と大騒ぎ。
絶妙の泣きメロなんですよ。いちいちハマってくるので大変だった。声もまた優しくて、声フェチの友達が好きになるのが分かった気がした(笑)改めてCDを入手しようと思ったものです。

スガシカオは去年の年始めのツアー以来。
一人でアコギ一本という弾き語りスタイルが新鮮で。
頭から『夜空ノムコウ』なんてどメジャーな曲でこっちの心を掴んで、9月に出るアルバムの曲や、最近の新曲(なのかな?)もやりつつ、『19才』や『アシンメトリー』もやりつつ。『アシンメトリー』が相当かっこよくて大興奮。シカオちゃんのテンポ速い曲で唸るように歌う声とか好きなんです。
で、最後にスピッツとのハチクロつながり、という前置きで、アルバム『Clover』から『黄金の月』を。
私、これを生で聴くことが生スガシカオの念願の一つだったので、その場で友人と狂喜しました。聴けるかなー聴けたらいいなーと思っていたから、本当に聴けて感無量!すでにこの時点で「仙台来てよかった!」とか言ってました私(笑)
スガシカオは最近のアルバムも好きなんですけど、どれかひとつ選べと言われたら、迷わず『Clover』を選びます。私にしては珍しく、リアルタイムで1stアルバムを聴いていたアーティストなのですが、その中でも『前人未到のハイジャンプ』と『黄金の月』は特に別格で大好きな曲でして。やっと念願のひとつが叶いましたよ・・・。
次は是非『AFFAIR』を生で聴きたい。今度のツアー行けるといいんだけどなあ。

トリにスピッツ。1年ぶりでしたが、もう、今年の彼らの夏フェスセットリストはとんでもないです。個人的にハズレなしで前奏聴くたびに叫んだり喚いたり飛び上がったりで、本当に大変だった!
そもそも2曲目で『8823』てあたりから、これはまずいなあと思ってたんですよ。そしたら案の定。
スピッツは夏フェスだと必ず1曲カバー曲を入れてくるんですが、今年はななんと宇多田ヒカルの『Automatic』ときました。今年のROCK IN JAPANフェスには間に合わなかった、とマサムネくんが言ってまして、ということはここが初お披露目だったのかな。
もうね、ひっくり返りましたよ。バンドサウンドの『Automatic』で、かなり渋くてかっこいい仕上がりでそれだけでも痺れるのに、その上であのマサムネ声であの歌詞を歌われては・・・!
基本的にあの人が女性ボーカル曲をカバーすると、総じてエロくなりますね(笑)もうドキドキしっぱなし。
その後で、じゃあ次はスピッツのラブソングを、と言って歌われたのが『恋のうた』だったときの衝撃をどうやって伝えればいいのか!
大好きなのです。いや、スピッツの曲は文字通り全部大好きなんですけれど、この歌には格別の思いがありまして。
隼のツアーだったかな、渋公でライブを見たときに、確か9.11のテロの直後だったんですよ。そのとき、アンコールでマサムネくんが、「色んなことがあるけれど、またみんな生きてここで会おう」と言って、その後で『恋のうた』と『ヒバリのこころ』を歌ったことがあるんです。
そのMCと曲とで号泣して以来、私にとっては特別な曲のひとつなのですが、まさかこんなところで『恋のうた』が聴けると思わず、不意打ちのあまり再び号泣。本当に、なんてセットリストだ。
その後に続く『みそか』も、最近のスピッツの曲の中でも相当に好きな曲だったりして、しかもこれは去年のツアーで私が聴くことができなかった曲なので、イントロ聴いた瞬間に狂喜乱舞。本当に好きなので嬉しかったー。
『メモリーズ・カスタム』があって、『俺のすべて』があって。もう完全に頭の中うわーとなってそれだけでも涙出るほどの気分だったのに、アンコールまであるなんて思わなくて大喜び。最後は『けもの道』。
最高でした。何もかも(笑)

もう、ワンマンライブではない舞台で、こんなにも気持ちがもっていかれることになるなんて思わなかった。
改めて惚れ直す、という言い方すらもどかしいくらい、本当に良かったのです。本当に!
特に、私の気のせいかどうかは分かりませんが、マサムネくんの声が絶好調に思えました。ハイトーンの美しいこと美しいこと。『みそか』のサビとか『俺のすべて』のサビとか、もういちいち胸が震えました。もう大変。大変でした。途中から、頭の中の全部のネジがすこーんとはずれっぱなし(笑)
やっぱり私にとって唯一無二のバンドです。分かっていたけど、改めて思い知らされた気分。

来年は、2日間とも参加決定です。ええもう、決定です(笑)
2日目の様子をいろいろ探したところ、インディゴ地平線をやっただの、民夫くん+PUFFYと「ガッツだぜ!」やっただの、とんでもない内容ばっかり聞こえてくるのでどうしてくれようかと。
あと、MCでマサムネくんが、「音速ラインからハイトーンのボーカルばかりで、自分にとってはこれぞフェスって感じ」というようなことを言っていたのも、なんだからしいなあ、とかね。
とにかく、仙台まで足を運んだ甲斐がありまくりのライブだったのでした。大満足!

帰りは新幹線をキャンセルし、急遽夜行バスで帰宅しました(笑)